出典 三好好三『中央線 街と駅の120年』P146 [Public domain], via Wikimedia Commons

【日野駅の歴史】

  • 1890年(明治23年)1月6日 - 地元有志の寄付により甲武鉄道の駅として開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。 駅北50mほどのところに用水路を跨ぐ小さな跨線橋がある。赤レンガを積んだ風情のあるものだが、これは甲武鉄道開業当時(1889年)からのもの。ここで使われているレンガは日野煉瓦(現在は廃業)製のもの。多摩川橋梁の橋脚にも同社製のレンガが用いられており、現在も上り線の立川寄りの橋脚に見ることができる。
  • 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
  • 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定により中央東線(1911年から中央本線)の所属となる。
  • 1937年(昭和12年)6月 - 複線化に伴い300mほど北、現在地に移転。 民芸調の入母屋造りの駅舎が建設されたが、これはこの地が「多摩の米蔵」と称された日野でも「八丁田圃」と呼ばれる稲作地帯だったことによる。その田園風景との調和を考えたデザインとなっているため。 また移転時にホームのみを移設したため、機回し線など旧駅の機能はそのまま残る結果となった。旧駅のあった場所には鉄道総合技術研究所日野土木実験所が立地する。
  • 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道発足。
  • 1959年(昭和34年)12月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
  • 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
  • 2010年(平成22年)1月11日 - 開業120周年記念として記念セレモニー・記念入場券発売などを実施。

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