【多摩平団地】
1958年(昭和33年)に竣工した。住棟配置の設計は津端修一で、津端は「明るく開放的で緑にあふれた団地」というテーマにそってこの団地を設計した。そのため、団地内にはもともとあった植生がそのまま残されたり、木が多く植えられたりしたため、豊富な緑があった。また、自然環境を反映し募集当時のパンフレットには「富士の見えるニュータウン・40万坪の緑の街」と記されていた。
当団地にはティルトアップ工法(プレキャストコンクリートパネルを組み立てる工法)によって造られた、初めてのテラスハウスがあった。1997年(平成9年)より、住棟の老朽化を理由として建て替えが行われ、現在は「多摩平の森」へと全面的に建て替えられている。
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