- 有田市宮崎町矢櫃地区にあります。
- 矢櫃浦は17世紀初頭までは人家のない荒磯だったといわれてます。初代紀州藩主徳川頼宣が古座町から2組の夫婦を呼び寄せ、海老船、鮑船を3艘ずつ与え、諸益を免除して保護したのが始まり。
- 住民たちはその恩を忘れぬため、1672年に南龍神社を建立。毎年陰暦の正月9日・10日の2日間執り行われる祭りを「お日待ち」と呼んでいます。
- 現在は新暦1月の第2土日に行われています。
- 一日目に夜明けとともに若者たちが海中で身を清め、御幣を恵比寿神社に、榊を南龍神社に納め、僧侶による供養を行う。
- 二日目に菩提寺の長保寺にお参りするのがならわし。
- 1980年代までは若者が海中に入っていましたが、若年層の減少により海中で身を清めることは途絶えていました。
- 平成29年1月に30数年ぶりに復活しています。