議会傍聴記(過去ログ)平成30年分 について知っていることをぜひ教えてください

 

平成30年第4回議会定例会

2018.12.11 (火)

(一般質問)


中山議員

1.国道227号線の改良工事と管理運営について
2.総合給食センターの運営について
 

山崎議員

1.渋田町政4期目における姿勢と体制について
2.国営相和地区農地開発事業にかかる受益者負担金における現況と滞納残額の納付計画他について
 

佐々木議員

1.TPP発効への対策について
2.元気な地域づくりの推進について

以上、質問者数 3人・質問件数6件。厚沢部町議会HPより


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記録者:藤岡俊吾

議事日程

(議案第1号 平成30年度厚沢部町一般会計補正予算)の途中から

中山議員
小学校屋根の補修費について

教育委員会事務局長
年度見込み不足したため、1900万円くらいを補正予算とした。

中山議員
鶉小校舎の雨漏り補修は終わった?

教育委員会事務局長
業者が調査原因不明。別の業者に頼んで再検討中

中山議員
雪溶け時期に大きな雨漏り水漏れがあると聞いている

教育委員会事務局長
6年前に足場を組んで修繕したが未だに原因が不明。上からでなく山瀬の風の時に漏ると聞いている

只野議員
橋梁長寿命化減額の理由は

建設水道課長
国から補助金の60%しか降りなかった。来年に持ち越しにした工事もある

<原案通り可決>


(議案2〜8号)

<質疑なし原案通り可決>
 

(議案第9号 厚沢部町認定こども園条例の制定について)

参考:厚沢部町認定こども園条例  (例規集データベースより)

只野議員
保育所条例廃止とあるが館・鶉の保育所は?

保健福祉課長
町内保育所の廃止ということ

只野議員
わかりました

浜塚議員
保育料の額。他市町村の保育料は押さえてあるのか

保健福祉課長
各市町村の定められた額を負担していただく。厚沢部から江差の幼稚園に通っている人にも厚沢部町で定めた額の負担をしてもらっている。国で定めた基準もある

浜塚議員
他町の額は分かっていますか

保健福祉課長
お知らせが来ます

下川部議員
他町から厚沢部の認定こども園への入園者は想定していますか

保健福祉課長
あり得るということで想定しています

下川部議員
例えば上ノ国町の保育料は無料。上ノ国か来年に厚沢部の認定こども園に通った場合は無料になるのか

保健福祉課長
その方の保育料は無料。その代わりに上ノ国町から厚沢部町に払われる

下川部議員
同じこども園に保育料を払う人と無料の人がいる。無料なら上ノ国町に引っ越すわという人が出てきませんか

副町長
他町に通わせるというのは今もできます。町と町で協定を結んでいる。居住地と勤務地の場所が違うという場合もあるので。その場合町と町の協定の中で町から負担してもらう形をとっている

山崎議員
認定こども園のイメージがつかめない。幼保一体型とのことだが0歳児場合バスに乗せるのかどうなのか。せたなの認定こども園に視察に行ったが、あそこの場合は土台に幼稚園があってそれが認定こども園になった。園長はよそから連れて来るのか。0歳児は何人いて親が車で連れて来るのかバスなのか。イメージが掴めない。その辺りはきちんとできているんですか

保健福祉課長
都度保護者には説明してきた。幼保一体型は同じ部屋で同じ活動をします。ただし幼稚園は利用時間が短くなる。保育所利用は2種類。園によってどういう活動をするかはそれぞれの取組みがある。ほとんど固まっている。バスは3歳児以上。これは危険性の面から。園長は保育士として5年以上経験のある方を想定している。学校教育者でなければという訳ではない

山崎議員
職員の研修は修了していますか。せたな町に夏に行った時にはまだと言っていたが

保健福祉課長
ほとんど終わっている。昨年今年と研修に行かせている。現時点で1名だけが幼稚園資格を持っていない

保健福祉課長補佐
12月18日までの入園児募集中。昨日から3保育所に入園に向けた説明会を実施している。イメージできるよう写真を見せて。川で遊んだり山を駆け回る写真など。3月にもう一度具体的な説明会を予定している。職員体制に努めている。採用も出すなど組み立てている

高田議員
バスに乗れないとなると3歳未満の館・鶉地区の子供が入園しないなど数が減るということはないか

保健福祉課長
館・鶉の保育所が閉園。預けなければという方は3歳未満でも預けることになるかと

副町長
保育所の場合預けなければならないから預けている訳だから預けると思う。幼稚園は今は町内にないが、江差幼稚園に通っている場合あゆみまでは連れてきたている訳だから、あゆみまでとこども園までに距離の違いはほとんどないかと

中山議員
高田議員の心配はよく分かる。文化祭が一箇所での開催となったように一極集中それで良いのかと。だんだんそうなって来る。そういうことを想定しているのか。離れたところに住む親にとっては負担が大きい

副町長
確かに距離は遠い。ただ全てを送迎は無理ですという前提で話を進めてきた。館であれば館から厚沢部までの距離はふえるのでその分は苦労をかける。しかしさかのぼってそれじゃ町内3箇所の保育所を維持とはできなかった。愛する我が子のために頑張ってくれればと思う

中山議員
町の姿勢は分かるが、小さな子供を持つ親としては厚沢部(下地区)に移住しなければという人も出て来るのでは。特に冬場を考えれば。

<原案通り可決>


(議案第9号 厚沢部町子ども発達支援センター条例の制定について)

参考:厚沢部町子ども発達支援センター条例 (例規集データベースより)


中山議員
発達支援センターが子供案の中に置かれて、その対象者が18歳未満、必要と認める場合には18歳を超えてもという事だが、こども園の中はどういう状況になるのか。

保健福祉課長
心身に障害のある子供とその家族にも支援を行う。18歳を超えてもまだ社会に出るのが不安という場合も利用できる。ほとんどがこども園から小学校に入るか入らないかの子供がメインになるのではないかと思っている

中山議員
こども園内での住み分けはどのようにするのか。かたや小学生未満、片や18歳を過ぎてもいるかもしれない。小学校に上がる時点の子どもが対象かと思っていたが条例を見るとそうなっていない

保健福祉課長
こども園の一部に発達支援室が設けられる。入り口も外から入る玄関自体も別なのでそこは配慮されている

保健福祉課長補佐
補足させていただきます。発達支援センターは今現在就学前の子どもとその家族の利用が中心になると考えている。今厚沢部町から上ノ国町にある発達支援センターに通っていている就学前の子どもに関しても小学校入学後は相談を受けませんよではなく利用できますということ

中山議員
相談に来る親や子どもが常駐でなくときどき利用に来ると。職員体制はどのようになるのか

保健福祉課長補佐
子どもたちによって週に何回であったり、一日中というより1日の中で2〜3時間といった利用になると思う。職員体制については、神経も使うことから経験を積んだ保健師保育士があたることにして主任クラスを想定している。その他外部の専門支援員、例えば函館方面から言葉の遅れに関しての専門支援員に来てもらうことも考えている

浜塚議員
発達支援センターの利用料については条例の中で書かれていないがどうなるのか

保健福祉課長
発達支援センターについては近隣町の八雲町・知内町が無料としていることから厚沢部町においても同じく無料としたいと考えている

山崎議員
小学校との関わりはどうなっている。入学前の取組みから小学校入学後のつなぎは。教育委員会も関係して来ると思うが

保健福祉課長補佐
非常におっしゃる通りで、そこの連携はとても大事に考えて今も密にしている。町の保健師と関係者は引き続きこども園が始まってからもしっかり連携していきます

教育委員長
幼保一体型から小中高と一貫したあり方を重要視している。連携というか接続。医療との連絡もある。教育保育の接続が必要。教育委員会と保健福祉課で今後詰めていかなければならない。3保育所の保育士たちの研鑽姿勢が一生懸命。加えてこれからの学校のあり方新たなあり方についても近く後日改めて説明する機会を頂ければと思う。

<原案通り可決>

議事の途中ですが散会