館城で戦死した三上超順由来とされる円礫です。相撲好きの山田某という人が館城内の役所跡を通る旧道沿いでこの石を見つけ、自宅に持ち帰りました。
この石で毎日力試しをしていたところ、奥さんが病気になってしまったそうです。これは館城で戦死した三上超順のたたりだろうということで、正定寺(厚沢部町館町)の境内に永らく安置されていました。昭和 43 ( 1968 )年、開道百年館城百年の記念として正定寺境内から館城内へ移設されました。
(2016.2.14 石井淳平 文化遺産を活かした「素敵な過疎のまちづくり」推進協議会,2015『厚沢部町文化遺産マップ』より))