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【令和元年第4回厚沢部町議会定例会】2019.12.11~2019.12.12
2019.12.11 (水)議会定例会1日目
(記録者:藤岡俊吾)
日程
一般質問
【質問者数2人・質問件数 3件】
1.山崎孝議員 一般質問
【答弁を求める者 町長】
2.山田克哉議員 一般質問
【答弁を求める者 町長】
以下、録音データから書き起こし記録
(記録者:藤岡俊吾)
2019.12.12 (木)議会定例会2日目
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日程第18 議案第13号
質疑なし
討論なし
原案どおり可決原案通り可決
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日程第19 議案第14号 町有地の処分について
税務財政課長 (説明省略)
議長 説明が終わりましたので質疑にはいります。
佐々木 この案件については補正予算歳入の方で採択されてございますけど、昨日の質疑の中でどうしても工事着手になったことは一般的に、私の常識が違っているのかもしれませんけど、売買契約成立ののちに建物着手するのが道理でないかなと思う次第であります。
そう言った中で昨日、町有財産については行政財産と普通財産があると勉強させていただきました。本当にお礼申し上げるところでございます。それでですね、今回は二つについて。一つは議会の議決という用件がございます。金額についてはいくらから議決が必要なのか。それと面積についても要件があると思います。その金額と面積の要件をお願いします。
それと今回政策的判断で公告なく随意契約で無償貸与というようなことで契約した中で、なんと言いますか事業がすでに着手になっている状況であります。8月1日の第3回議員協議会で議員の過半がいいよということで貸し付けでなく売買で進める、と、正式な公文書でないんですけど議事があります。その中で町長は無償ではないということで進めると言ったにもかかわらず、8月26日付で土地無償貸与契約というのを締結してございます。
それ一つとってみても無償でないから物事進めるよと言っておきながら無償貸与契約はいかがなものかと。昨日も申し上げたが、9月12日の第4回議員協議会の時点でそういうようなことで契約を結んだとの説明もございませんでした。昨日色々と条例云々ということで勉強不足で教えていただいたところでございますが、公有財産の中に行政財産と普通財産があると。普通財産の無償貸与については第4条(無償貸与または減額貸付)という条項がございます。そこには町長特任(?)という特任事項(特例規定?)はございません。そう言った中でどうして突然土地無償貸与というようなことができるのか。その辺についてよろしく説明の程をよろしくお願いします。
副町長 1点目、多分お分かりになって聞いているのかなと思いますが。予定価格700万円以上のもの、ただし土地につきましては700万を超えていても5,000平米以上のものに限るといううこと、つまり5反以上が該当します。
2点目、無償貸与の方ですが、8月の議員協議会のときには計画自体には反対をしないという判断、ただし建物を建てるんであれば貸すよりも売買すべきじゃないかという議論でした。計画そのものには反対でない。貸すか売買か、貸すなら有償でと。今回は売買なのでその間無償で貸与することにしたと9月の議員協議会で話せばよかった。その一点について詳しくは説明しなかった。売る時の単価、測量経費の負担をどうするのかに話がいった。貸付については詳しく話をしていない。そこは反省するところです。今後は丁寧な説明をすると言うことでご理解いただきたい。
佐々木 無償貸与契約書には貸付要件
5,530平米と
しかもこういった重大事項を、9月12日になんら報告もなくして無償貸与。条例からすれば、企業育成もあるから今回は無償で貸与したい、という取り進めがあってしかるべき。以前もこう言った契約書があったんですか。条例からすると成り立たないと思うがいかがなもんでしょうか。
最初の説明では無償では貸付しないよと町長も発言してるんですよ、公文書でないけど。産業振興の観点から貸付ということにはならない、あくまでも売買といった形で進めるということで承認してございます。ところが12月には無償貸与結んだよ、工事進んでるよと。今の副長長の答弁だけでは町民に自信持って説明できません。
議長 関連質問は後ほど。
町長 町有地の処分につきましては、貸付という町民からの希望を受けまして貸付する中で、議員協議会の中でお諮りして、その時に物をすぐ建てたいという申請者の方からの意向を汲んで貸し付けしますよと。協議会の中で売買すべしとなり、貸付と売却にかかる期間というのは本来なら即勧められるべきだった。たまたま明確な測量が公有地を売る際には必要という事で、測量に1〜2ヶ月の若干の時間がかかったと。本来なら即売買だったんです。それが面積が明確になるまでできないために貸付期間が生まれたと、そういうことでございます。
たまたま測量期間が若干時間がかかった、その期間買って欲しいという風に説明をしながら最終的には全部買うと了解を得たところでございますから。最初の貸付が売ると変わった時点で貸付期間はうまれてこないはずだった。即売却するとの判断の元で進んだ。そもそも申し込みあった車庫を建てたいと、急ぎますと。グランドの半分を貸し付けしますと協議した経緯。草刈りは貸す代わりに全部やってもらうそういった話し。向こうが管理するのは当然。何にも不思議な話は一つもありません。たまたま事務が遅れただけ。売る以上は明確な面積、段差があるところまで分割して売り渡す。単なる所有権移すだけの話ですから。無償というのは当然と思っております。
佐々木 議長、二番目の答弁漏れがまだあります。
議長 はい。
佐々木 土地無償貸与計画が前にもそう言った例があるのかどうかの答弁まだありません。
税務財政課長 過去において無償貸与があるかとのご質問ですが9件ほどあります。
議長 個人の名前は伏せてお願いします。
税務財政課長 物件の名前でいいですか。字名でもよろしいですか。土地と建物とあるのですが。
字鶉837番地、5431平米
字鶉836番地、567.6平米
富里、24.1平米
相生、72.0平米
鶉町、68.25平米
鶉町、548.77平米
新町、24平米
字鶉、330平米
城丘、168.55平米
となっております。
山崎 実は私は町長副町長が協議会でいろんな議論されたことをここで判断が下されたと町長がもうされたが、私は協議会は決定機関でないというふうに考えております。あくまでも情報交換の場所であって決定はあくまでもこの議会を経て決定されるんだと思っております。
今日議会の議決を求めますと言って今日議案として出ました。今日を経て初めて契約がなされると思うんですよ。あくまで協議会は情報交換の場。いままで協議会でどれだけ議論されようとあくまでもただ情報交換だと思っております。それが町長は決定されたというのであれば議員として大変心外であります。そしてね、少なくとも急ぐんであれば今日結論出るんですけど、もう建物が建ってるんですよ。私も館の懇談会で聞いて現地に行って来ました。立派な車庫が立ってます。大変残念に思ってます。議会をどういうふうに考えてるんですかね。
わたしは議会というのは地方行政に対して最終の決定機関であると自負してますけど、それを経ないでどういう行政財産であろうと普通財産であろうと町の財産を処分するのに、少なくとも透明性を持ったそういうものを担保にしないと我々は町民に説明できませんよ。そういう考え方持ってます。いまお話しした質問に対してどういう考えお持ちでしょうか。わたしは議員協議会は決定機関でないと思ってます。どういう議論されようとそこで決まれば決定だと町長思っているかもしれませんけどそれは違いますよ。ここではじめてこの会議で議論して採決して決められたことが最終決定と思ってるんですが、その上であれば理解できますが、いまのこの売却については事前に動いているということで大変心外であります。
町長 わたしが協議会で決定したから決定事項であるとは毛頭考えておりません。もちろん議決して決定というのは当たり前の話です。協議会というのは議決する以前に内容を細々と説明する場だとそういうふうに考えております。説明して理解していただいてはじめて今回このように提案する訳です。この提案が不合理、道理にかなわないということであれば、いままでの経緯と相談しながら、貸付を売るところまで移送させる協議だったわけですから、議決されてはじめて決定は当たり前の話。だから今言われるように、当初は貸し付けして欲しい、車庫を建てたい、急ぎます、と言うことで貸し付け契約。
こういう中での事務の進め。議会を無視して契約したものでもなくて。協議会で決定しただろうという指摘に対しては毛頭そういうふうに考えておりません。
山崎 色々協議会の場でもありがたいと話しました。ただここまで至るプロセスが違うなと。町有財産の売却をするということは、多くの町民に公募をして入札をして透明性を担保した中で。随意契約ですからほとんどそういう声ありませんでした。その辺どういう風に理解したらいいですか。
副町長 建物についてはその通りですが大面積未利用地に要望ある利活用計画を政策的に判断してまいりました。一番近いところでは美和牧場で太陽光発電をやりたい、あれも公募でない。あとはちょっと暮らし住宅の本町の山の上とか上里、それと焼酎工場。いずれも公募してやっている訳はありません
山崎 太陽光それから焼酎工場会社、それあくまでも会社だけど、今回は〇〇さん個人でしょ。いろんな話がわたしに元に聞こえていますよ。今回の相手方どうこう。個人でなんだから透明性をという考え
町長 議案にもあります通り、個人とではありません。〇〇林業、町内の企業として大いに支援していきたい企業、名前があるのは社長の名前だけの話、法人であります。
議長 札幌酒精・太陽光の時と違うという件への見解を
町長 太陽光などと違う考え方、どのように違うのか理解に苦しむ。町内の町有地の遊休財産の利用については厳しくしてきた。町としてはもちろん持つべきでない。できるだけ早く処分して
そういうときに企業拡張のなかでああいった町有グラウンドについて使いたいと町としても進めるべき。公募してどうこうという話しになるんでしょうかね。要請があったので車庫を建てる場所として協議会でわたしは大いに町民の方には使っていただきたいとそう思うところ。
佐々木 町長はきちっと三回も順序立ててやったということですが、最初の8月1日、約656坪車庫建てたい館の企業に貸したいと。昨日議事録追加文見ました。面積の測量してないという話一切出ていないただ議長がその時に貸し付けしていいよという了解は正式な場ではないけど一つの承認案件には
9月12日、概算の面積3つの区分に分けた面積と金額
最終的には確定測量しないとなので金額確定しませんと。なんでそのときに言わなかったんですか。5千平米を超えてるよと。太陽光・酒精の時はきちっと広く意見求めて進んでいるのに。企業誘致委員会など。
町長も最初は無償では貸さないよと公文書でないけれどきちっと言ってる。それがなんで無償貸与云々になるんですか。わたしは議会の調査権、事務に関する書類管理決議の執行状況について、きちっと条例に則ってやってるか検査権を求めます。併せて無償貸与9件あります。酒精と比べて5000平米超えてることと比較してキチッとやっているか監査委員に検査を求めます。きちっと調査してもらいたい。それを提案します。
副長長 一つだけ。5千平米は売買の場合。賃貸の時には関係ありません。
議長 10番佐々木議員より議長に対して議会として検査権の請求を町に求めることと、監査委員に対して監査請求権を求めることへの請求がありました。議長としてこれを議員各意に取りはかりたいと思います。
議事の途中ですが休憩とします。
〈休憩〉
【記録者注:この部分、若干の書き起こし漏れあり。(疲れが溜まっていたため。すみません)】
議長 議会として監査委員に対して監査請求権を求めることに賛成の方の起立を求めます。
起立少数
否決されました。他に質疑ありませんか。
質疑を終結します。
討論に入ります。
10番佐々木議員。
佐々木 今回の案件に3回の議員協議会について今日の答弁とわたしの解釈認識はかなり大きくずれております。第3回議員協議会8月1日では地元企業が666坪の車庫をに協議
休遊地の有効利用、地場企業の育成の観点では良いのではないかと。その考えの一方で事業用車庫建設のむねであり貸し付けるより議員の過半が売却で進めた方がと認識。
第4回議員協議会9月12日、企業側も買い受けしても良いとの事でグラウンドの航空写真図面により宅地・雑種地・山林の3つの分類による概算単価が示されたところであり、財政課長より土地面積が12,000平米なので議会の議決が必要になる案件であるとの報告もございました。
第5回議員協議会12月12日では、売却予定面積12,798平米と確定し金額は宅地相当分・雑種地・山林の土地面積総額と登記費用分を財産収入として1195.2万円。他に建物売却178,000円を財産収入として12月議会で説明したいとの内容でありました。しかし9月12日時点で説明で8月協議会後の8月26日付けで土地購入予定企業とのグラウンド貸し付け契約を進め、車庫建設の事業計画を許可しております。現在では一部完成。看過できない事態となってるんですよ。一回の協議のみで貸し付け随意契約を進めたことは全くの時期尚早であり、地域での公聴説明会の必要性を感じているところであります。金額もきっちり順序立てた手続きになっておらず、公平透明性あってしかるべきです。館地域においては思い出のあるグラウンド。以前からイン早急に地域にでも公聴会・説明会の必要性を
承認の場でも議決の場でもない中で事業着手となったことは茫然自失の心境です。町長のおっしゃる地元企業の育成・産業振興を図るためとしても順序立てた進め方になっておらず、公平・中立・透明性の確保には達していません。
以上のことから上程された案件には反対するところです。
議長 他に賛成討論ありませんか。高田議員
高田 佐々木議員が町長とわたしの考えは全く違うとおっしゃいましたが、わたしと佐々木議員との認識もまた違います。賃貸にするにしても建物建てるということはずっとその人に権利を与えるということ。のであれば売買の方がいいのかなという思いを持っておりました。ただ後で考えればいくらでもあることだと後で思いました。大いにそうあるべきだという考えを持っておりました。
なおかつ協議会はあくまでも決定機会ではない。理事者側としては私どもの意見を聞いて進めていくべきだ。
なおかつ今回売買必要な土地のみならず多くの土地を町民憩いの場としたいとのことで購入したいということであり、わたしはこの案件に賛成いたします。
議長 他に討論ありませんか。山崎議員
山崎 わたしは売買をすることに反対ではないがその過程が透明性が確保されてないということで賛成できません。反対いたします 館の中でも十分承知していない人いるわけですから。
公募する、どうですかという丁寧な手順を経て、場合によっては今回の企業に利用してもらうと言った手順でない。わたしは賛成することできません。
議長 他に賛成討論ありませんか。中山議員。
中山 色々賛成反対ある。最後の協議会は私は出席できなかった。うちの町の将来考えた時に館の校舎の利用グラウンドの利用については町としてはどんどん進めて有効利用していくべきだと。
過疎化・人口減少
館の地区を活性化させるという意味ではこの案件に賛成したいと思います。
議長 採決は起立によって行います。
決定は出席議員の過半数です。
原案に賛成の議員の起立を求めます。
起立多数です
よって町有地の処分について原案通り可決されました。
【記録者注:賛成5名、反対4名】
〈休憩〉
【令和元年第3回厚沢部町議会定例会】
2019.09.10 (火)議会定例会1日目
(この日の傍聴時間は16時30分〜17時、記録者:藤岡俊吾)
日程
(略)
一般質問
【質問者数 5人・質問件数 6件】
1.
佐々木弘 一般質問
1. シティプロモーション戦略の確立について
人口減少時代を生き抜く効果的な手段の一つに営業活|動を通じて選ばれる自治体を目指すことが挙げられます。厚沢部町の有する地域資源や優位性を発掘・編集するなどにより町の魅力を町内外にアピールし、人や企業に関心をもってもらうことで効果的に訴求し、ヒト・モノ・カネ・情報を呼び込み、地域経済の活性化を図る一連の活動で将来にわたって町の活力を得ることが大切と考えますが、町長の所信と厚沢部町が取り組んでいる状況について、以下細部について質問します。
① 認知度向上に向けた取り組みは
② 情報交流人口の拡大の取り組みは
③ 交流人口の増加に向けた活動は
④ 定住人口の獲得策は
⑤ 町民の愛着心形成の取り組みは
⑥ 企業誘致に向けた活動は
以上、ご答弁お願いいたします。
【答弁を求める者 町長】
2.
香川直樹 一般質問
1. 小学校再編について
前回、6月定例議会の中で、小学校の再編や統合に関 しての一般質問をさせていただきました。そのご回答の中で、保護者に向けてのアンケートを配布して集約するとありました。また、各地区で小学校の再編に係る懇談会を実施すると回答を頂き、実際に保護者からはアンケ ートを回収し、各地区で保護者向け、各地区に住まわれる方々に向けた懇談会も開催されております。
以上のことを踏まえ、3点について教育長の所見を伺 い致します。 ①保護者向けのアンケート調査の結果とそれに対する総合的判断について ②「小学校のあり方に関する懇談会」の結果とそれに対する総合的判断について ③アンケート調査と懇談会の結果を受けて、現時点で の小学校再編の方向性について。
【答弁を求める者 教育長】
教育長 小学校再編についてのご質問でございますが、執行方針(記録者注:厚沢部町HPへのリンク)の通りできるだけ多くの機会の提供を~~。小一プロブレム、中一ギャップ、部活動等、生活リズム生じる不登校、いじめ解消に向け、義務教育学校をその選択肢の一つに含め小中一貫教育の具体的な取り組みを進めてまいります。鶉小学校の幼児児童の保護者から小学校統合への要望書が提出されました。その後のアンケート調査を認定こども園、各小学校保護者の方を対象に実施しました。
質問の1点目。267名を対象として実施し回答率80%。意見をお聞かせくださいの設問では、統合に向けて動くべき54.9%、見送るべき27.7%、その他17.4%でした。またその他の意見の中で主なものは、保護者の意見を聞くべき、統合のメリットデメリットを考えながら判断したほうがいい、といったものでした。また鶉や館地区の声をきいて動いて欲しいという回答がありました。
2点目。7月3日~5日には各地区での保護者懇談会を、7月16日~18日には各地区での一般町民対象地域懇談会を実施しました。そこではアンケートの結果報告と、より良い教育環境とは何かについてご意見をうかがっいました。主なご意見としては、こども園で一緒に過ごした子供が小学校で離れ離れになり中学校で再度一緒になるという教育環境は望ましくない、小学校がなくなるとことでで地域衰退の心配がある、など。
3点目。この度のアンケート結果において統合を前向きに捉えているのは6割、慎重に、が3~2割程度。教育委員会としてはグループワーク等による検討会を重ね、厚沢部町の子供達にとって最も望ましい学校教育環境の整備に向けて取り組みを進めたいと思います。
香川 1点目について再度質問させていただきます。回答書にはアンケート調査の結果のみ記載されております。当然調査結果を集約し分析するという作業があってしかるべきだと思います。行政として今回の結果をどのように感じたか捉えたか教えていただければと思います。
教育長 議員の総合的判断についての再質問ですが、その点につきましては最後にまとめた形でお答えする中にあります。ご理解いただきたいと同時に、執行方針の中でできるだけ望ましい教育環境とは何かをこどもたちにあたえていくとしており、それをやはり第一義として私は考えています。そのうえで執行方針の中にはそれと共に各小学校区において厚沢部町の義務境域の未来と小学校の適正配置に関わる検討会を開催することが書いてございます。人口減少を含めそういう未来をできるだけ、~~。子供達の未来に対する我々大人の責任がある。ご理解いただきたいと思います。
香川 例えば1問目のご回答にある統合にむけて動くべきが6割と。この調査を受けてもう一歩踏み込んだあくまでも統合に関してだけを話し合う場を設けるお考えはありますでしょうか。
教育長 この点につきましてももちろんこれから回数をかさねていくと ~~。多くの町民の様々なご意見を集約するグループワーク等の検討会という形で進めていきたいと考えています。過去のわが町のの小学校再編適正配置のなかで進めてきたことを踏まえての、~~
ただこれもあくまでも町民みなさまのご意見を吸い上げながら、執行方針にある小中有一貫教育へ進めていくという私どもの考え方は一貫しておりますので、小中一貫イコール統合ということでなく、すでに厚小、厚中では英語教育のなかで乗り入れ事業が、小学生が中学校の外国語の教科担任に教えてもらうという形が進んでいます。進めていく中で並行してわが町の子供達にとってより良い未来教育環境を保証する検討会、それは進めてまいります。以上です。
香川 回答書の1枚目にもあります、鶉や館の意見を聞いて動いてほしいという意見について質問します。アンケート調査について地区別に集計していたらその結果を教えてください。
学校教育主幹 小学校につきましては対象者108名、82名から回答。統合に意見をきかせての設問では、厚沢部小学校では統合に向けて動くべき54名、65%。見送るべき14人、17%。その他14名、17%。その他には小中一貫教育を理解したうえで回答したいなどがありました。
鶉小学校では、対象者21名中18名が回答、回答率86%。回答は統合に向けて動くべき9名、50%。見送るべき2名、11%。その他7名、39%。
館小学校では、対象者31名中27名が回答、回答率87%。統合に向けて動くべき3名、11%。見送るべき21名、78%。その他3名、 %。
認定こども園では、対象者107名中86名が回答、回答率80%。統合に向けて動くべき51名、60%。見送るべき22名、26%。その他13名、 %。以上が調査結果となっております。
香川 先ほどの地区別の結果のなかでやはり館地区は全面的に反対なのかなと言った印象を受けます。そういう中で、たとえば突拍子も無い意見だと思われるかもしれませんが、統合を望むたとえば鶉地区と下地区だけが統合に向けて進んで行く可能性はあり得ますでしょうか。
教育長 いまあの議員のご質問の中で物理的にそういう可能性は決してないわけではないと思います。ですが先般先程来回答申し上げておりますけど、教育執行方針のわが町全ての子供達にこれからある意味大仰ではなく日本の未来を背負うであろう幼児児童たちを一様に等しくより良い教育環境にという風にわたくしどもは考えておりますので、決していま、じつは香川義委員も説明会にはご参加いただいてこれらのアンケートも全てご覧に、また多くの議員の皆様にもご参加いただいているところですから、その上でのことということでいま私もお話し申し上げておりますが、館地区の皆さん全員が反対とは私は捉えておりません。
つまりご参加いただいた数が非常に一般の方は少なかった。保護者も非常にその、はっきりとした反対だと言われた方は実は私はあの参加の中ではそれほど、ほとんどいなかったと自分は記録または理解をしております。つまり町の中の多くの保護者や町民の皆様にとって小学校がもちろん核ではあると。しかしながら私どものアンケートの趣旨にありました子供達にとってもっとも良い教育環境はなにかということに関しての問いの意味を、たぶん間違いなく保護者や町民の方々は理解してくれているだろう、ですからその上ではっきりとして反対ということではなく子供達にとってより良い意見、で、その中でもありましたけど子供達の意見は聞かないのかということのもあって多分もしかしたらそのことを議員もその場にいらっしゃったのでお控えなのかと思ったのですけど、これについては私ははっきりその場ではお答えしませんでしたが、それは目の前に保護者がおりますので。
私はいわゆる様々なそう言った、教育のあり方やものすごく大きな未来を決める判断の起点や元を子供に求めるのは如何なものか、大人の責任、大人の子供達に提供する責任というものをしっかり私は果たすべきであろうと。その上での子供達に道を見せる、その義務が我々にはあるだろうと。
それはまあこの教育の現場のみならず様々、昨今虐待の問題など様々ございますけれどもいわゆる大人としてそれは親としてもそう、地域としてもそうであるように、学校教育・社会教育もふくめてそれらの責任はそこに集約されるのかなと考えておりますので、それは子供達の意見をどうしますかという意見の聞き方をするつもりはありません。以上よろしいでしょうか。
香川 えー2点目の質問に対してお伺いいたします。私も一般町民の方対象の地域懇談会のほうに参加させていただきました。あくまでもオブザーバーという立場で参加させていただきました。まず印象としては先ほど教育長が言われた通り、鶉地区は15名の方が参加されておりましたが館地区・下地区に至っては数名の方のみの参加となっております。感じた印象としましては思っているほど統合に関して関心がないのかなという部分も感じました。また地域の方々が小学校の統合に関して教育委員会側に説明を求めた時、終始今回の懇談会はあくまでも統合の話し合いではなく小学校の再編を話しあう場であると話し合っておられました。おそらく私の予想ではまだ統合ということを前面に出して話し合うには時期尚早であると判断しその回答にいうたったのかなと思います。けれど今回懇談会に参加された地域の方々は一様にですね、統合を話し合う場だと思ってきたと口々に行っております。前段の質問とかぶる質問ではありますが、もう一歩踏み込んだ、小学校の統合だけを話し合う場を検討されているかお聞かせください。
教育長 えー議員のいまご質問のまずは私どもといたしましては鶉地区の幼児児童の保護者からの統合促進に関する要望を受けて出来るだけ迅速に当該幼児児童の保護者の皆様からアンケートをいただき、それについて3地区に渡って説明会ではなくあくまでもご意見をうかがう会ということでそれは考えて進めていました。で保護者の皆さんからアンケートについてのご意見をいただく会ということで進めているんですが、当然教育委員会としてのの考え方が提示されるものと思っていましたという方ももちろんいらっしゃいました。その都度いま申し上げたような回答をしたところです。その理由というのはもしその場でこちら側で、こういう予定です、というときは多くの町民の皆様の ~~ を汲み取ったのか、コンセンサスは得られたのか、そしてどこまできちんと地図を描いてビジョンをもってやっているのか。その準備をこちら側が当然した上でですよね。最も重要なのは町民の皆様、当該幼児児童を抱える保護者の皆様のコンセンサス、理解。その流れをこれからもグループワーク検討会の中で私は作って行きたいと考えております。ですから今年度中に再編について適正配置についてということはまた別途ですけど人口減に伴った子供の現象にともなってのそれはもう進めなければ ~~ それは焦ることなく、しかし緩むことなく最大限にできることをやっていく。
ですから議員ご指摘の中での説明会でないのか、~~ してほしいとそれも非常に落ちついいた中で要望を言われた方もいらっしゃいました。また中では多数、地域の核としての小学校がなくなることに抵抗があるという方がいたときに、いややはり子供のことを考えたときには速やかにこれは進めるべきと、凛として言われた方もいらっしゃいました。つまりは私ども行政の中では町民の皆様の声をしっかりと受け止めて、あくまでも子供にとってより良い未来を保証するのが務めであると、その意味であるとご理解いただければと思います。以上です。
香川 1問目の質問の回答その他と回答された中で統合のメリット・デメリットを聞いてから考えたいといういう意見があったと回答書にあります。また私も参加させていただいた地域の方向けの懇談会の中でも、中の一人がやはりメリット・デメリットをはっきりさせて統合を検討してほしいという意見もありました。私なりのこの統合のメリット・デメリットを考えますと、メリットとしては回答書にもありますこども園で一緒に過ごした子供達が小学校で離れ離れになり中学校で再度一緒になるような現在の厚沢部町の特殊な教育環境が変わるということ。しいては(~~)集約されるということ、これが最終的には教育執行方針でも謳っております義務教育学校をも視野にいれた小中一貫教育につながっていくのかなと思っております。
また前回の定例議会の中で山崎議員もおっしゃっておられました、複式学級の解消であります。私自身複式学級というものを経験したこともないし、また自分の娘たちも厚小・厚中ときたものですから複式学級を経験させたことはありません。ただし伝え聞くところでは、やはり実質的に教員に習う時間が半分になってしまう、それによって複式学級ではない子との学力に差がつくのではないか、その点を5月17日の要望書を提出された鶉小の保護者の皆様も懸念されてるのでないかと思います。
またデメリットとしては地域のコミュニティが崩壊する、ま各学校独自の学校文化も崩壊するということが挙げられると思います。これ以外に教育長が考える統合のメリット・デメリットがありましたら教えてください。
教育長 いま議員ご指摘のメリット・デメリットはその通りかと思います。ただ私の中では統合による小中一貫教育におけるメリットということをプライオリティとしては第一義に考えております。その上で執行方針を書いてございます。そして、前後するようですが子供達にとってのより良い教育環境、ですから前回も答弁の中で申し上げましたけど複式学級も当然より良き教育のあり方を模索して教育の担い手である教員や様々なあり方を研究している方がいる訳ですけど、しかしながら(~~)的に明らかにその差は生じうるわけです。その中でより良い環境といったときのメリットは当然小中一貫教育で行われるであろう学力(~~)そして小学校への教科担任の乗り入れですね、そしてこれは義務教育学校のみならず認められているところでありますけれど。あとはご存知の通り中1ギャップ、段差の中で生じるであろう様々な心の変化現実の変化に追いついていけない心の問題、いじめ、不登校、そして学力の遅れ等々、デメリットであったものが非常に解消されたという事例が多くございます。その意味ではメリットは多数多々ございます。ただデメリットというのは小中一貫、統合も同様ですが(~~)生じるであろう、それをデメリットというんであればどこの学校でも生じるものであります。
ただご心配してご指摘されるような、ずーっと人間関係が変わらないというご指摘もございますけど、小中一貫教育の中で統合した暁にはそれは生じるであろうと。ただそれは子供が減少していく様々な町村の中では現実に起こりうるものととらえております。それはですからそれを踏まえた上で、子供達が顔をあげて自然の中での体験などから多くのものを取り入れる教育(~~)上はどういうものが望ましいのか、子供達は結果的に自分の足で立って自分で成長していくんです。そのときにじゃあ子供が自ら魅力を感じ刺激を受け、そして自分の道を見つけていく教育環境はどういったものが望ましいのか。そう考えたときのメリット・デメリットについて捉え方によって変わってくると考えております。ただ今のところのデメリットはいま言ったような人間関係の固定化以外にはあまり多くは考えておりません。当然いろんなことあります教育環境の中で物理的に通う時間、スクールバスの時間ですとか。いま申し上げるつもりはございません。いま行ったような純粋に子供達の教育環境変わった上でのこと、その生じるであろう心の問題はそれはありうるかもしれないと考えております。
で、いま頂いたご質問の関係でいわゆる厚沢部町の先般、町全体ですけど学力調査の結果が出て参りました。小学校の算数の図形に関した問題のみ全国平均を下回りましたけど、それ以外はすべて全国平均を大きく上回っております。それは3校全ての平均の中でのことです。つまりはそれはそれぞれどういう環境が違ったなかでそれぞれの学校の数値は公表しないことは前に述べたのでご想像いただければと思います。中学校はどうか。小学校をはるかに超えた段階で全ての(~~)以下、全て全国平均を大きく上回っております。それは今回の一つの大きな証の一つであろうかと考えております。先程来保護者の理解を得ながら、しかしながら子供にとって一番良い道を大人が示すと言ったところにつながっていくと考えております。以上です。
香川 最後の質問になりますが3点目。先程から何度か申し上げておりますがグループワーク等による検討会をを重ねていくと。もう少しそのグループワークがどういうメンバーで内容としてどういう内容であるかもう少し具体的に教えていただけたらと思います。
教育長 グループワークのやり方には様々な方式がございます。それは議員も様々な研修会でご経験のことと思いながらもお話ししますけど、これはあくまで少人数でいろんな。大人数の中でたとえば声の大きい方とかまたは知り合いとかの中ではなかなか言いづらいというのはどんな人間関係にも集団にも生じることだろうと思います。それをランダムにこちらが指定した人数の中でたとえば2~3人、3~4人の中で一定の議題に関して意見を交わし合う。それはその都度その会ごとに人のグループは変わっていく。その中で今申し上げた前回はこう結果が出ましたけれど今回はどういうといった様なやりかたはどうかと。
少なくとも様々なブレインストーミングと言われるものであったりKJ法と言われるものであったり様々なやり方があるんです。組織としては町全体の利益を考えると3~4人の中で自由に意見を述べ合うという機会を設けたい。その中から物理的に可能であればわたしも、教育委員会の職員も面談できる最大限(~~)。
香川 基本は基点になるのは保護者だけの少数でのグループワーク。その他に地区の方を交えた格好でもやるという事ですか。
教育長 えー…非常にいまあの…。決して迷っている訳ではなくって。保護者の方も地域の方なのでつまりはそこに様々な方を入れて。グループワークと申し上げましたが基本は幼児児童の保護者の皆様と。その上で次のステップとして一般の町民にも参加してという(~~)。よろしいでしょうか。
香川 今後さきほどおっしゃられたようにスピーディにそしてやっぱりどこかでは慎重に進めていって下さい。本日はありがとうございました
(拍手あり)
3.
上戸昌行 一般質問
1.「ちょっと暮らし体験住宅」について
ちょっと暮らし体験住宅を設置して相当の年数が経過するも、移住実績がゼロという状況が続いています。
このまま、同じことを続けても移住者が現れない可能性が強いと感じられるので、今後の取り進め方針等の考え方を伺います。
ア. ちょっと暮らし体験住宅を設置してから何年経過して、平成29年度、平成30年度の利用者数は何組・何名でしょうか。
イ. 毎年の利用者に対して、どのような対応をしていますか。
ウ. 完全移住した人がいない状況ですが、何が原因(何が問題)であるか等、町ではどのように考えていますか。
エ. 定住促進のために、今後の取り進め方法で何か良い考えがありますか。
【答弁を求める者 町長】
町長 ちょっと暮らし体験住宅についての議員から質問であります。ア、設置してから何年で利用者数は何名かにつきましては建設協会が設置した4棟の住宅を平成22年度から29年度まで借用。平成28年度からは上里地区の個人所有向け住宅を追加して5棟で。平成30年度からは建設協会住宅の代わりに地方創生交付金を活用した上里地区の移住体験住宅3棟4戸と旧上里コミュニティセンター1棟を追加してこれらを利用しております。利用者数は平成29年度17組63名、平成30年度19組66名の利用者があったところであります。
イ、毎年の利用者に対してどのような対応をについて。厚沢部に来る方々は暑さをしのぎ静かに過ごしたいという方が多いのですが、希望に寄りましてはそば打ちや陶芸などの町の文化体験農業収穫体験。町内会・サロンへの参加などメニューを用意して町民との交流を進めているところであります
それからウ、の完全移住した人がいないが何か問題あるかについて。確かにちょっと暮らし体験からの移住者はいませんけれど、関東関西中京方面からの利用者で年代は60ー70代がほとんどでありアクティブシニアの受け入れのためにサ高住建設の遅れもありますけれど受け入れ環境整備をすすめたい、この様に考えております。なおちょっと暮らし体験住宅とは別になりますけど現役世代の移住につきましては、地域おこし協力隊制度や地方創生事業の活用を測りながら町の基幹産業である農業の担い手や公営塾スタッフの確保など6戸個11人が移住定住者の実績となっております。
エ、定住促進進め方良い考えがについて。子育て世代への支援策や高齢者サークルなどに合せて現役世代の住環境整備や就労の確保 制度が必要。地方創生第2次戦略でも議論されるところと考えておりますのこれらについて(~~)
上戸 平成30年度、19組66名と。リピーター率はどれくらいでしょうか。利用したくても満杯で断るる方もいるかと思うがそういう例があるか。陶芸町民との交流大事と思いますが町ではどの部署が担当しているか。議員で道内視察したところ(記録者注:新ひだか町とのこと)で移住コンシェルジュという専門家を設置して促進をしていると。わが町でもこの様なことをやってみれば良いと思うが
総務政策課長 利用者のリピーターですけど、今コンシェルジュについては素敵な過疎に委托しております。総務政策課長 利用者のリピーターですけど、今コンシェルジュについては素敵な過疎に委托しております。やはり夏場7~9月に固まって、調整していただいたりお断りさせていただいたりということがあります。
上戸 多分毎年来られてる方もおられると思います。こういうことはないと思いますけど、避暑地がわりにされているということも()。出来れば新しい方に利用して頂くように()。それとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の建設の遅れもあるかと思いますが話ではなかなか進まないのかなと。他の自治体の取り組みをインターネットでみたところ20年間住めば住宅を無償譲渡とか様々な取り組みを移住者の関心を呼び起こすということで様々なされていると思うのですが厚沢部町ではこの様な手を使っても移住者を呼び込むと言う気はあるのかについて教えてください。
副町長 スタートした時には田舎に移住をと進めてもなかなか来れるものではない、すこし長いお試し期間でと確かにそうゆう所はあったのですが、先ほどおっしゃったこともなきにしもあらずと思います。どちらかと言うと移住よりも移住交流の方が主眼にした方が良いのかなと。長期的にはヨーロッパのような
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2.有害鳥獣対策について
町長の「町政執行方針」中の農業振興の項目に、鳥獣被害対策について、『鳥獣被害防止のため「電気牧柵の利用促進」「鳥獣被害対策実施隊の充実」』等々が記載されております。
近年、有害鳥獣であるクマ・シカ等の頭数増加による農業被害の拡大が続き、農業経営に大きな影響を及ぼすことも懸念されることから、これらの被害防止対策について、改めて町の考えを伺います。
ア. 平成29年度、30年度の農業被害額はどの程度ですか。
イ. 鳥獣被害対策実施隊の充実とは、具体的にどのようなことを考えておりますか。
ウ. 有害鳥獣の駆除を町内の鳥獣被害対策実施隊に依頼していますが、平成30年度の駆除実績はどのようになっていますか。また、鳥獣被害対策実施隊員が有害鳥獣駆除のため見回った際に支出する報奨金はどのようになっていますか。
エ. クマとシカの捕獲に対する報奨金を支出していますが、近年は小動物(タヌキ、キツネ等)の被害も大きいので、これの捕獲報奨金を設定する考えはないでしょうか。
オ. 農業被害防止に、電気牧柵が有効で、町も補助金を支出していますが、2haの面積に設置するのに20万円かかるとしたら、今まで概ねどれくらいの面積をカバーできる事業の累積になっていますか。
【答弁を求める者 町長】
4.
松村松雄 一般質問
1. 認定こども園の運営について
3保育所を統合した認定こども園(はぜる)がスタートして5ヶ月が経過しましたが、入園乳幼児の安全確保は最も重要な課題であると認識しているところであります。
つきましては次の4点につき質問いたします。
1. 道路の危険箇所の改善について
認定こども園のオープンに伴い送迎用や職員の通勤車両が大幅に増加し、さらに、子どもたちの通学路でもあり、事故発生の可能性が高まっている状況にあります。町内会では文書による啓発を行っていますが、抜本的に道路の改修が必要と理解しています。
赤沼橋付近の外2か所や、道道と赤沼滝野線の交差点等危険箇所の改修についてお聞かせ願います。
2. 歩道の環境改善について
園児たちがプールや体育館に向かうため、利用する機会の多い赤沼地区の歩道が雑草に覆われ、町内会からの要望等により除草作業が行われたこともあり、また、地域住民が雑草を見かねて3日ほどかけて除草したという話を聞いております。園児が草かぶれや毛虫による被害があり得ると思います。歩道の万全な管理を今後どのように考えているかお聞かせ願います。
3. 新設防犯灯周囲の雑木撤去について
赤沼滝野線から認定こども園まで暗く危険なため町内会で防犯灯2基を新設しましたが、法面に雑木が生い茂り、十分な効果が発揮できない状況にあり早急に伐採が必要だと思います。法面の整備についてお伺いします。
4. 交通安全対策について
認定こども園がスタートし、交通事故もなく5ヶ月が経過しましたが、今後秋から冬にかけての事故防止対策についてどのように考えているかお聞かせ願います。
【答弁を求める者 町長】
5.
浜塚久好 一般質問
1. 空き家対策について
6月に一般質問いたしました「空き家対策」について再度質問させていただきます。次の5点について町長の所見を伺います。
① 空家特措法では、「空き家等」と「特定空き家等」とでは、施策を異にしています。この2区分について当町には何戸ありますか。
② 前回の空き家等調査では住宅の調査をしましたが、建築物である納屋、倉庫等も調査をする必要があると思いますが。
③ 利活用を希望される場合は、北海道空き家情報バンクへの情報提供や、一般社団法人移住・住みかえ機構への登録を促す体制としております、との答弁ですが、実際に情報提供及び登録を促した結果についてお知らせください。また、その結果についてはどのような感想を持っていますか。
④ 6月の町長の答弁で、横浜へ引っ越しをして空き家の住人であった者に対し、何回も担当者が催告、危険な住宅だから壊してください、と言っても応じてくれない。その後にこのように答弁しております。補助金あげるから壊してください、と言ってもなかなか自主的な動きにならない。このようなことが実態だと思います。それでは、今後このような所有者等に対してどのような行政指導をするのかお知らせください。
⑤ 空き家等の所有者等の第1次的責任は、民法では、建物等の土地の工作物の占有者または、所有者が当該建物等の設置または保存の瑕疵による損害賠償責任を負う旨の規定をしています。それでは、空き家特措法は、地域住民と最も密接な関係を有する市町村の責務もあるとおもいますが、どのようなことが考えられますか。
【答弁を求める者 町長】
以下、傍聴時の速記記録
(この日の傍聴時間は16時30分〜17時、記録者:藤岡俊吾)
議案第6号 原案通り可決
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議案第7号 原案通り可決
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議案第8号 原案通り可決
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意見書案第1号
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報告第3号 各常任委員会所管事務調査の報告について
7月11日の一日間。1.公営塾の運営について。2.給食センターの運営について。3.レクの森の管理状況について。4.ハチャムの森の運営状況について。
1.公営塾の運営について。
都市部と同等の教育をとの理念で昨年より開始。高校生3名と中学生1〜3年生、計49名。中3は27名中21名と77%。ニーズが高い。月額3,000~5,000円と民間の塾に比べても格安。今後も学校との連携、生徒保護者とも。講師は適切に確保すべき。
2.給食センターの運営について。
昨年の異物混入あったが今年は問題なし。野菜等の生産履歴、衛生管理、安心安全を。経費上昇を想定して近隣町の状況も確認し財源確保を。
3.レクの森の管理状況について。
遊歩道やバンガローの管理状況は良好。遊歩道の草刈りを昨年までの2回から3回に増やしたためより入林しやすくなった。ヒグマ出没の際は速やかに情報提供を。立ち枯れの処理。企画運営、管理を徹底して入林者を増やすことができるように。
4.ハチャムの森の運営状況について
ハチャムの森の手入れは行き届いており良好。ただし赤字の増加は課題。道の駅駐車場が無料で利用できることもありオートキャンプ場のニーズが低下している。昨年度535組2,237人が利用。前年度比8組257人の減。リピーターは相当いるが新規利用者が見込めないといけない。道の駅の拡張工事も進むことから雑誌へのPRが起爆剤となっていけるようPRを継続。経費増大する中で赤字解消に向けて。
7月5日 一日間 4名で行った。1.認知症対策現地調査。2.町単独事業。3.認定こども園
1.認知症対策現地調査。
南檜山SOSネットワーク、早期発見対策、集中支援チームなどの活動がある。赤沼ふれあいセンターのように人と話しあえる場所を少しでも。
2.町単独事業。
農業振興士(?)について。これまで7つの町単独事業。関係機関と連携、土作り。平成30年度は不作。共済が農家経営に寄与。
3.認定こども園。
問題なく運営されている。発達支援センター、現行の職員体制で対応できているが、場合によっては職員がつきっきりとなるため、職員体制の整備が必要。
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【令和元年第2回厚沢部町議会定例会】
2019.06.18 (火)議会定例会1日目
(この日の傍聴時間は15時15分〜17時、記録者:藤岡俊吾)
日程
令和元年6月18日午前10時00分開議
日程 件名
第1 会議録署名議員の指名について
第2 諸般の報告について
第3 一般行政報告について
第4 会期の決定について
第5 一般質問の通告許可について
第6 議案第1号 令和元年度厚沢部町一般会計補正予算
第7 議案第2号 令和元年度厚沢部町介護保険事業特別会計補正予算
第8 競条男3号 令和元年度厚沢部町国民健康保険病院事業特別会計補正予算
第9 議案第4号 厚沢部町森林環境譲与税基金条例の制定について
第10 議案第5号 厚沢部町半島振興地域企業立地促進のための固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について
第11 議案第6号 厚沢部町乳幼児及び児童生徒医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第12 議案第7号 厚沢部町重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費助成に関する条例 の一部を改正する条例の制定について
第13 議案第8号 厚沢部町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
第14 議案第9号 生活改善センター等の設定及び管理に関する条例の一部を改正する条例 の制定について
第15 議案第10号 厚沢部町特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について
第16 議案第11号 厚沢部町国民健康保険病院の使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
第17 議案第12号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について
第18 議案第13号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について
第19 議案第14号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について
第20 議案第15号 財産の取得について
第21 報告第1号 厚沢部町一般会計繰越明許費の繰越について
第22 意見書案第1号 「子どもの貧困」解消など教育予算確保・拡充と就学保障、義務教育費国庫負担金制度堅持・負担率1/2への復元、教職員の超勤・多忙化解消・「30人以下学級」の実現に向けた意見書
第23 意見書案第2号 2020年度地方財政の充実・強化を求める意見書
第24 閉会中の継続調査の申し出について
第25 議員の派遣について
一般質問
【質問者数 5人・質問件数 8件】
中山俊勝
1.企業誘致について
人口減少対策と町発展を考える時、欠く事の出来ない施策と考えますが、町長は何か良い企業誘致を考えていますか。
【答弁を求める者 町長】
2.鶉ダムの管理運営と活用について
鶉ダムの管理運営と活用について、お聞きしたいと思います。①危機管理体制はどのようになっていますか。②満水時の大雨対応・対策はどのようになっていますか。③漏水はどの程度あるのか想定していますか。④非常時の住民周知体制をどのように考えていますか。⑤訓練等を考えていますか。⑥ダムの利用が進展していませんが、現況の考えをお聞きしたいと思います。
【答弁を求める者 町長】
佐々木宏
1.地方創生の取組みについて
町政を担い4期目に突入された渋田町長は、「住みよい、活力ある、元気で輝く厚沢部町」の実現を目指し、将来に希望の持てるまちづくりのため、全力で取り組んできました。
今後も国が進めている「人口減少克服、地方創生」という大きな政策、第2期総合戦略へとステップアップが始まることから、強い意識を持って取り組むことを考えていると、町政執行方針でも述べています。
現在の取組みに加えて、新たに追加、挑戦し、持続的で発展性のある地域づくりをどのように進めるのか、町長の所信について、以下、各分野について質問します。
①安定した雇用と産業を創出するまちづくりの方策は
②厚沢部町への新しい人の流れをつくる、選ばれるまちづくり実現に向けた施策は
③充実した子育て環境の支援策は
④時代に合った新たな町、厚沢部の形成と推進の手法は
以上、ご答弁をお願い致します。
【答弁を求める者 町長】
香川直樹
1.3小学校の統合、小中一貫教育について
先月、5月17日に鶏小学校の保護者達が、3小学校の統合を求める要望書と署名を鈴木教育長に提出した旨の記事が北海道新聞に掲載されました。また、その記事には「統合の問題を先送りにしないで私達の世代で解決し、幼児期から義務教育終了まで一貫した教育環境の確立を要望する」と書かれておりました。私も成人していない子を持つ親として、まず一番優先すべきは学校に通う子ども達の将来にプラスとなる教育環境を確立することが大事だと思います。その記事の末尾に、鈴木教育長が「義務教育学校を視野に入れた小中一貫教育を検討したい」と掲載されておりました。
3小学校の統合、そして、小中一貫教育の検討について、教育長の所見をお伺い致します。また、今後、保護者や地域の方々に対して意見を求める場の是非についてもお考えをお聞かせください。
【答弁を求める者 教育長】
山崎孝
1.渋田町政4期目の戦略について
継続は力なりと申します。令和元年、新しい時代に入りました。4月の統一地方選挙においては、本町では町長、議員共に無投票当選になりました。町民の評価は色々ありますが、今後の活動に関わるものと考えています。
渋田町長には大きな指導力を期待しています。執行方針では「住みよい、活力のある、元気で輝く厚沢部」を実現するとあります。また、町長を先頭に職員一丸となって全身全霊で町づくりにまい進するとも示しています。本町は人口減少に歯止めがかかりません。人口減少対策は最大の行政課題であると位置づけています。
渋田町長の選挙公約、4期目に向けた行政戦略について所見を伺います。
【答弁を求める者 町長】
2.小学校の再編成について
3月定例議会においても質問しましたが、時間が充分でなく、充分な討論ができなかったことを反省しています。子ども達の才能・能力を育て、開花させる、そのチャンス・タイミングは義務教育の期間であると考えています。9年間の義務教育をどのような教育環境で体験させるかは子どもの成長に大事であると考えています。その機会を提供することが行政の責任であるとも考えています。
町内3小学校統合を求める要望書を鶉小学校の保護者が提出したとありますが、その行動をどのように評価し、認識していますか。町長は幼児から中学生までの一貫した教育体制を構築したいとあります。教育長の小学校再編についての今後の行程、所見を伺います。
【答弁を求める者 教育長】
浜塚久好
1.遊休農地の利活用について
遊休農地は今後も少子高齢化による耕作放棄地が増えて、遊休農地化の進行が懸念される状況にあります。町としてはこのことについて、どのように対応をしたのか、そして今後はどのような対策を考えているのか、次の5点について町長の所見を伺います。
①現在、遊休農地はどれくらいの面積となっていますか、その確認は何年何月になされましたか。
②遊休農地とみなされた土地について、今までどのような対策をとったのか、そして、その遊休農地が現状のままで耕作可能な面積はどれくらいありますか。
③もし対策をとらなかったとしたら、どのような理由ですか。
④今後も遊休農地(耕作放棄地)が増える心配があると思いますが、具体的な対策は考えていますか。
⑤遊休農地に換金作物の栽培を奨励することは有効ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
【答弁を求める者 町長】
2.空き家対策について
空き家が長年放置されることで景観の悪化、不法投棄や放火などの犯罪誘発、災害時の倒壊被害を生むことが心配されます。次の6点について、町長の所見を伺います。
①町内の空き家の件数は、その調査はどのような方々で調査しましたか。(住宅以外の建物も対象としましたか。)
②倒壊などの恐れのある「特定空き家(建物)」はありましたか。
③空き家の管理で重要なのは持ち主を特定することが大切ですが、持ち主不明の建物はありましたか。
④空き家の利活用が大切かと思いますが、何か具体的な対策はしましたか。
⑤他の自治体では、解体等に補助金を出している自治体もありますが、町としてはどう考えますか。
⑥今後も空き家の増加が見込まれますが、総合的な対策が必要と思われます。町として現在とれる対策はいつご頃までに(ママ)実施するのか具体的にお知らせください。
【答弁を求める者 町長】
一般質問
(以下、録音書きとり部分)
中山議員一般質問
中山
企業誘致について良い方法を考えておりますか。
町長
かつて高度経済成長時代には主として工場が地方に参った。グローバル化の進展、産業構造の変化、バブルの崩壊、企業が国内から海外に軸足を伸ばした。地方の税制で優遇されていたものも相次いで減少。過疎化と若者の流出に一層拍車がかかったといわれています。企業誘致は地域経済への即効力あると認識、これまで様々な企業との情報交換・意見交換。企業からの情報は重要なものだと考えている。安定した所得向上のための各施策、産業創出するという基本目標を持っております。農林業はもとより仕事の創出や所得向上のための各施策を掲げております。
人口減少の克服と経済の好循環の実現を目指して本町の気候風土や保存する資源など地域特性を最大限に活用するとともに、財源整備手法等を整理しながら検討しながら今後ともこの企業誘致に結びつくための策を講じていきたい、このように考えているところでございます。
中山
この答弁書を見て大変がっかりしたんですけども、何かしら町長は先ほどの行政執行方針また選挙公約の中では、この企業の誘致ということを掲げております。そういう中で何が出てくるのかなという風に思ってたんですけども、今のこの答弁では努力するということだけで大変残念に思う。4期目ということで過去にいろいろな企業誘致を心がけてきたところでありますけども、例えば今この後に質問しますけども鶉ダムを利用した水力発電、これもどうなったのかなという風に思ってますので、それについても今日は傍聴人もたくさん来てますので説明しいていただきたいなと思います。
また天然ガスの活用というようなことも町長は公約した訳じゃないけれどもこれは大きな仕事になるねということ、それとまた農産物の規格外の活用。過去におでん用の大根を供給してたんですけども、折り合いがつかず途中で頓挫した結果に。規格外を利用した中で何かやりたいなということを話しておりますけども、このことについても今後どう考えるのかまずこのについて説明していただきたい。
町長
企業からはたくさん相談を受けております。ただそれだけではなくて必ず後ろには条件が付いてきます。どんなの企業が来ても後ろにはいくらの土地を用意してくれ、いくらのお金をと、必ずそういう地域の支援を求めてくる。
こういうことをやりたいので何ヘクタールの土地を用意してください、お金はいくらくらい用意してくださいと、こういうのが企業の本質でありますから我々はそれが将来の厚沢部町に効果が発揮できるものであれば、これは色々考えてその中での交渉。今こういう話があるとは決まって初めてここにはこういう企業が来るんです、ここではこういうのが入ってくるというふうに言えるわけですから。いろんな企業と話を今はしてますけど全く企業の匂いも香りもないって言うのではなくてどんどんどんどん入ってきてます。けどこちらの条件に合うもの我々はこういうことである。
中山
館中は昨年度ある程度ちょっと利用したというのがあるんですが、鶉中については何もないということで空き家になってる状況下。将来どう考えてるのかお聞きしたい。
町長
学校廃校舎の活用について。鶉中学校のグランドを使って発電の会社から話があった。使おうと思えばただ太陽光パネルだけおけば済む非常に利便性があるグラウンドですから。だがそれに伴って校舎は何に使うかということになると会社の方もやっぱり黙ってしまう。事務所にできるわけでもない。そういう風なそのセットでものを考えるということにこれからも校舎グラウンドこういう風な中での分離した昨日の配置を考えていないというふうに思っております
館中では農産省のかぼちゃの長期保存の研究で既に使われており、これからもぜひ使っていただきたいと思ってます。
中山
早いうちに活用を考えてほしいなと思っています。鶉町も館町も大変寂しい感じを受けておりますので、そういう手の中では地域を考えた時にはやっぱり早めに考えるべきじゃないかなという風に思いますで。
上里の移住体験住宅については私の認識では住宅が増えた中であそこを活性化させるということで取り組んできただ訳ですけども、その後この件ってどうなっているのか説明していただきたい。現在にいたってもその後ちょっと暮らしに利用されてるということでありますが、それについて説明していただきたいと。
町長
廃校利用については木間内、美和、清和、清水で使われている。 上里は老人向けの施設ということで付随する東京の会社のサ高住(サポート付き高齢者住宅)については1~2年待ってくれと。福祉の重点施設になるよう、民間の企業が来られたらフル回転です。
中山
上里については期待してるんですけど見通しが立っていないというお話。移住体験住宅も、来る人がびっくりするような住宅ならマスコミも取り上げるんですが。温泉付きの体験住宅、隣に上里住宅あるので成り立たないけど、老人には面白いんじゃないかなと。そういう風なこと変わった取り組みをマスコミ巻き込めるアイデアはどうですか。
町長
計画段階ではせっかく温泉のそばなのだから、温泉あげたいきもちはあったが活用の段階ではじゃまになることも。隣が民間の温泉。民間の営業に差し支えることはしない。ちょっと暮らし住宅とかねて活用して使っていきたいなと考えている。CCRC構想のおおきな拠点になりますから。
中山
ある方とサツマイモの栽培試験の話、四国の会社で鹿児島に加工場がある。厚沢部町は北海道の中でも先進地、町で会社を立ち上げなさいと。紅はるかは有望な品種。今年は天気よすぎて思うように活着してませんけど。企業に来てもらう難しいのかな町でできないのかなと。
町長
北海道で唯一多品種サツマイモの栽培。紅あずま・紅はるかの加工をしている四国のシブヤ産業。けんぴのイモが入らなくなっていると会社の役員大勢で視察に。本州九州にうりこんで加工は向こうでやるという取り組み。たくさん作ってドンドン通年して販売できる。紅はるか増える要素はある。加工の受け入れ先がどのくらいの量が必要かそれによって農家が生産を考える。原料を町が作る稼働する従業員作る考えは持ってます。第三作物として有望視。いかに多く作らせて所得を得るかと考える。
中山
紅はるかはうずら温泉社長が干しイモにして販売している。キュアリング施設がネック。なんとか町として考えていただければ。○○さんの横にキュアリング施設をと思ったがうまくいかなかった。ぜひ誘致できるように。鹿児島は原料が不足している。うまくやれば厚沢部にきてもらえるんでは。
町長
大前提としてキュアリング施設がないと保存がきかない。施設を持っている北海道でないと大きな量確保できない。黄金千貫はキュアリング必要ないが干しイモあんこへの加工にはキュアリングが必要。もっと量が増えて生産しようというときにはキュアリング施設が必要。当面は新潟や本州みたいなでかいものはいらない。小さいもので間に合う。生産量は推移を見ながらキュアリング施設が必要な農家数件の共同体で持たせる可能性。もう少し待ちたい。
中山
良い情報を得ました。続いて.鶉ダムの管理運営と活用についてお聞きしたいと思います。
①危機管理体制はどのようになっていますか。②満水時の大雨対応・対策はどのようになっていますか。③漏水はどの程度あるのか想定していますか。④非常時の住民周知体制をどのように考えていますか。⑤訓練等を考えていますか。⑥ダムの利用が進展していませんが、現況の考えをお聞きしたいと思います。鶉ダムの水力発電をぜひとも進めていただきたい
(記録者注:この後の町長の答弁と中山議員の再質問、録音書きとりの時間切れのため記録できず)
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佐々木議員一般質問(途中から)
佐々木
田子町との共同アンテナショップ、KPIの達成状況は。
副町長
売り上げより開設したかということでKPIは1ということ100%。経済効果なりがどうあったのかですが、経済効果があったというのは難しいのかなと。函館市のアンテナショップであっても過去最高で1200万円の売り上げ。厚沢部と田子でその約半分というのは頑張ったほうなのかなと。汐留という特殊な場所もどうだったのかなという反省点ある。その中で売り上げは函館市と比べてもそれなりのもの。
ただ日テレが入っていたことで鉄腕ダッシュに30分の特集が組まれた(記録者注:2017年11月5日 放送内容出張DASH村 ~北海道 メークイン~)。これはアンテナショップに買い物来た関係者から番組に結びついている。そういう効果があった。ただ継続するには財源的に厳しいということで撤退した。
佐々木
やっぱり想定持ってなかったということですね。一年目全額補助金でしたがその後は町財源からの助成。
アンテナショップ運営で加工品販売の実績は。商業取引に結びつかなかったのか。
総務政策課長
昨年度、青森県田子町とコロッケの共同コンテストを。食材マッチング。コロッケンコンテスト実施など。
副町長
コロッケはアンテナショップでも販売。干しイモ作るときの技術的支援や製造支援。黒豆甘納豆にも技術的PRと支援。地方創生なければこれらはすすまなかったのかなと。
佐々木
私なりの総括しますとアンテナショップについては借り上げ料が年間3000万円、4300万前後を町が半分助成。うっすらとした明かりが見えてきたのかなという評価でございます。地域内エネルギーはどういうものを。
副町長
ダム、温泉、熱、色々な企業とお話あるが、結局は電気にしてどっかに持っていくと。エネルギー保存量はあるが送電線ありきの電力以外のやり取りが旨く行かない。ただ補助金出せば来る企業は補助金がなくなればすぐにいなくなってしまいます。何かしら地域資源とマッチしないといけない。札幌酒精がきたのは北海道で初めての乙類焼酎つくりたいという希望と、材料を町が安定的に供給するという条件がマッチした結果です。
町長
エネルギーどう使うか。農家の若い連中がグリーンアスパラ作りたいと。ハウスを作ることはできるがエネルギーが必要。特に冬の熱源。農家の若い人は待っている。地域内エネルギーは大事な時期。冬場農家は寝て暮らす。農家収入どれだけ大事かと思っている一か所できるとほかの集落の中でも若い人は動くだろうと思うので冬場の農業を動かしたい。
佐々木
冬場の所得確保を。
新しい人の流れについて。移住体験住宅は民間との連携事業CCRCとの構想だったが、昨年8月1日臨時議会終了後の議員協議会で、会社の役員体制が変わったと説明受けた。その後来町してサ高住の取進めるとのことだったがその後の内容の情報がない。どういう風になっているのか。
町長
CN(記録者注:株式会社コミュニティネット)では去年取締役員総入れ替えになり、以前の社長は今の会社の一線から退いた。新しい社長はサ高住建設はもうしばらく後ろに回してほしいと言う話。有楽町から新宿に会社の場所も移した。当面手をかけるとはならないのでと。
もしやらないならそれなりの責任を取ってもらいますとあちらには伝えてある。やらないとなれば別の会社をひっぱりこむ考えです。
そういった要請受けたということをお知らせします。
佐々木
CCRC構想は飛んでいってしまったと理解してよろしいでしょうか。
東京の移住促進センターについては、その後体験者含めどういう取り組みをしたのでしょうか。
(記録者注:参考 厚沢部町は生涯活躍のまち移住促進センターへ参加していた)
総務政策課長
素敵な過疎会社ではリピータ含め毎年募集している。借入者募集や地域おこし協力隊についてもインターネットでの募集に努めている。
佐々木
素敵な過疎づくり会社でとのこと、コンシェルジュ配置でどう取り進めているのか。
副町長
まずは都市近郊での道や国でやってる移住イベントでPRしたり、ちょっと暮らしのお世話をしたりといった業務。
佐々木
一千万以上、H30年度でいえば1600万円。ほとんど人件費で消えてしまっているんでは。
KPIの数値は、第1期の創生事業では何人が来てどうこうという指標があったが、今は指標が示されておりません。疑問符がつきます。
(記録者注:参考 官邸HPより 素敵な過疎のまちづくりによる生涯活躍のまちに関する地域再生計画 ―厚沢部町― 、厚沢部町HPより 厚沢部町総合戦略の位置づけ )
町長
素敵な過疎づくり会社については委託料を町で。補助金含めて。移住交流を進めている。交流はいいが移住するとなると就職の場がなければならない。そういうことが伴えば移住につながる。交流はできている。ちょっと暮らし、学校交流など。
地方創生の中で金額で換算とはならないが、全道全国のなかで厚沢部のアンテナショップは全国で最初の町村としてのアンテナショップ。少なくともここにあるここで販売されている物で町を売り込み十分それなりの効果があったと。もっと人通りの多い所があるのかなという反省はあるが
主に交流主流、さまざまな関西から視察誘致しながら何とかてほしいと目玉にして取り組んでいる
金額でなく町を売り込む事業、移住交流事業は素敵な過疎会社できて以来の取り組み。地方創生事業の前から。すくなくとも役場の中でドンドン表に出れる机はない。積極的なPRの原動力として会社を作って何をやったかはPR事業売り込み事業と十分理解していただきたい。
佐々木
創生事業1期目は全国的に売り込むと理解してくれと言うことでああそうかと理解する町民もいましたが、議会報告会でも多額を突っ込んで何やってるんだという声もあります。
次の質問に移ります。子育て支援について
(記録者注:この後の佐々木議員の質問、録音書きとりの時間切れのため記録できず)
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香川議員の一般質問
香川
3小学校の統合、小中一貫教育について一般質問させていただきます。。
先月、5月17日に鶉小学校の保護者達が、3小学校の統合を求める要望書と署名を鈴木教育長に提出した旨の記事が北海道新聞に掲載されました。また、その記事には「統合の問題を先送りにしないで私達の世代で解決し、幼児期から義務教育終了まで一貫した教育環境の確立を要望する」と書かれておりました。私も成人していない子を持つ親として、まず一番優先すべきは学校に通う子ども達の将来にプラスとなる教育環境を確立することが大事だと思います。その記事の末尾に、鈴木教育長が「義務教育学校を視野に入れた小中一貫教育を検討したい」と掲載されておりました。
3小学校の統合、そして、小中一貫教育の検討について、教育長の所見をお伺い致します。また、今後、保護者や地域の方々に対して意見を求める場の是非についてもお考えをお聞かせください。
教育長
平成30年度に鶉・館・厚沢部が統合して新生・厚沢部中学校がスタート。今年年度は認定こども園が開園。12-15歳の生徒80名がともに未学び切磋琢磨し、0-6歳の幼児107人も元気に学び遊び日々成長しております。しかしながら同一の教育環境で成長してきたこどもたちが小学校就学時には館・鶉・下地区の各小学校に分散し、6年間の初等教育を終えたのち中学校に進学し、前期中等教育3年間を送ることになります。
そのため香川議員ご指摘のとおり、鶉小を中心とした幼児児童を抱える大勢の方から義務教育の終了するまでの間、一貫した教育環境の確立をもとめる要望書が教育委員会に提出され受理したところであります。
小学校就学時の課題と展望については6月9月議会でも申し上げておりますが、子供たちの成長に不可欠なできるだけ多くのより良い機会をつくります。小1プロブレム・中1ギャップ対策、いじめの根絶や不登校対策も含め、義務教育学校を選択肢の一つとした小中一貫教育の教育環境の整備充実に向けた具体的な取り組みを進めていく所存です。
厚沢部小が築42年、鶉小が築34年、館小が築35年、厚沢部中が築40年と校舎の経年劣化が著しく望ましい教育環境とは言えない現状を踏まえ、各小学校区において厚沢部町の義務教育の未来と小学校の適正配置にかかわる検討会を開催し、厚沢部町の小学校適正配置基本計画の策定に向けて、教育委員会はもとよ総合教育会議において町長との意思疎通を進めながら子どもたちの望ましい教育環境の整備に向けた具体的取り組みを進める予定です。以上です。
香川
先ほどの回答の中で各小学校区の中で適正配置んかかわる検討会とのことですが、メンバーの選定に関してはどのようにお考えでしょうか。私の考えでは地元の地域の方はもとより、今回5月17日に要望書を提出されたような現在小学校の子どもがいる保護者の皆さん、また今後小学校に上がる子供がいる保護者の皆さんにも検討会に参加していただきたいと思います。
小学校の配置計画の見直しにつきまして一番の当事者は、やはり小学生の子供たちだと思います。その次に小学校の子供たちの未来を案ずる保護者の移行や考えも聞いて小学校の配置計画を進めていただきたいと思います。以上を踏まえ、検討会のメンバーの選考に関し展望をお聞きしたいと思います。
教育長
まず前後しますが検討会については議員ご指摘の通り、各校区での広く呼びかけた形での検討会また説明会のような形も含めて行いたいと考えています。そこに至るまでの前段として、要望を受けたことを踏まえて、実はすでに幼児児童を抱える皆様に今広くアンケートを配布して回収する動きを取っております。それを確認した上であらためてまたアプローチの仕方は多少変化するとはいえ、鶉・館の幼児児童を抱える保護者の皆さんの気持ちを受けたうえで、さらには同様の気持ちを抱えておられる保護者の皆さん大勢いらっしゃるだろうとの気持ちを踏まえてのアンケート、その結果を受けての検討会ということで考えております。
なお実は各地域のPTA会長、中学校のPTA会長もふくめて既に「厚沢部町の義務教育の未来を検討する会」というのを仮ですが銘打ちまして、すでにちょうど北海道新聞に記事の出た5月22日でしょうか。その日の夜に集まっていただいて、皆様の意見をいただいて、すでに鶉地区の5月17日ですかいただいた日から2週間以上3週間くらいたっていたのですが(記録者注:今回のアンケート実施までという意味か)、館・下地区の保護者の動きもどのように出るか待ちながらの期間でした。
最後に全く議員と同感でして、やはり教育を受ける当事者そして伸び行く当事者は当然、幼児児童生徒のこどもたちでございます。そのためのより良い教育環境をどのように整えで行くかについてはその一点に集約した検討会でありたいと考えています。
香川
さきほどアンケートを配布していると申されました。アンケートの配布の範囲としてはあくまでの各小学校の保護者のみでしょうか。
教育長
申し遅れました。幼児児童と申し上げましたが、認定こども園の保護者にもお願いしてございます。以上です。
香川
冒頭で申しました検討会、もし開催するとしましたら時期はいつを想定していますか。私としては今回の鶉小の保護者たちが提出しました要望書を踏まえて早期に検討会を実施していただきたいと思いますがお考えのほどをお聞かせください。
教育長
お気持ちはご意見まで含めてのよく分かります。おっしゃる通りできるだけ迅速にと思います。ただ慎重に進めていきたいという気持ちもがございます。当事者である児童たちその保護者たちだと思っておりますので(記録者注:一部書きとれず)
考えながらまたアンケートの結果も受けながらできるだけ速やかに進めていきたいと思っておりますが、いまいついつ行うということの確定した時期のお答えは今物理的に無理ですのでそこはご了解いただきたいと思います。以上です。
香川
再度お伺いいたします。まだ検討会の内容がじっくり決まってないと思うんですけど、教育長のお考えとしてまず各地域、下地区なら下地区、館なら館地区、鶉なら鶉地区と地区ごとに行い、さらに全体含めて検討会の開催もお考えでしょうか。
教育長
まず各地区でやります。全大会というのはその後に行われる全大会というよりも、皆さんのご意見やお考えの方向性、いわゆるどれくらいのパーセンテージといいますか、どれくらいの皆さんが同じ同一の意向であると受け取られた段階では、次はまさに先ほど言われたようにまずはメンバーを広く説明したとしても今度は具体的な基本計画、小学校の配置計画・基本計画に入っていってもいいのではないかと考えております。
ただ配置のこともありますが小学校を一つに統合という要望でありますが方向によってはそういうこともあり得るだろうと申し上げましたけど、いろんないわゆる前回の要望書をいただいた段階でも申し上げましたけど、要望の中では幼児教育から中学校段階までの義務教育段階も含めた一貫した教育という要望でございました。
それもありまして以前から申し上げておりますが義務教育学校も含めた、含めたというのは義務教育学校というわけではなく、これが一番新しい義務教育の形態ですね一つの学校の中に校長が一人でいわゆる9年間を通したカリキュラムを行うというもの。ところがそれ以外には設置者が同一の場合は併設型の小中一貫学校であるとか、それは両方小学校も校長がいて中学校も校長がいてと。いろんな形態がございます。
ですから一概にいっぺんにすぐ統合統合そのまますぐということにはならないということですので、すぐ結果ありきの運営はできないということでそれば慎重にというさまざまな異論・考えも持っている保護者町民の意見を受けながら、そしてより良い方向性はこちらで提案提示していくと。そしてそのうえでのある程度のイメージと具体図が出来上がったうえでの配置計画であったりさらに実施計画であったりをという風に考えております。
ですからいつまでに何をどのようにというのはこれからだとtご理解いただけたらと思います。
香川
教育長も申される通り鶉地区の保護者は統合を望んでも、また地域によってもいろんな考えの方がおられると思います。この問題非常に難しい問題だと自分もとらえております。
趣旨を変えて、回答書にもあります厚沢部小学校築42年、鶉小学校築34年、館小学校築35年、厚沢部中築40年と校舎の経年劣化がいちぢるしく望ましい教育環境とは言えない現状であるとご説明を受けました。このことに関して従来通りの営繕で小学校なり中学校を維持していくのか、それとも新設の施設一体型の併設校を建てるお考え等ございましたあくまでも展望だと思いますがお聞きいたしたいと思います。
教育長
議員のご質問は皆さんお聞きになりたいところだと思いますけれで、ただこれに関してはあくまでもいわゆる教育委員会としては様々なお願いをしていくことになるかと思いますけれども、町の財政の中でさまざまな優先順位がある中でいろいろな事業が進められております。そしてまた今こうした学校といい、国の方針が50~60年の間で新築改築というところが動いてきてそこで60年を超えないとそこで新たな学校ということにはならないと。補助の返還等を含んでくるということもございます。(記録者注:参考 学校施設の現状について - 文部科学省)
ですからさまざまなそういった町のお金、いわゆる町民の税金をいかに有効にまたはいかにパフォーマンスを、教育のパフォーマンス自体もそれほど変わることなく運用していけるかということも考えながらやっていかねばならないですから一概に新設校を立てますとか言うことは今お答えできません。またもっと言うと今のままの学校の維持をしていってこうしますということも、現状お答えできないんです。
ただ、ただですね。一点先ほどのお話の起点に戻りますけれど、子どもたちにとってもっとも今この町として与えてあげられる良い教育環境に行きつくための検討会を今後やっていくということですのですから施設の(記録者注:書きとれず)。いろんな2020年にはさまざまな教科、外国語でありますとかプログラミング教育でありますとかさまざまな新学習指導要領の中で進んでいきます。これらすべて小学生にとってはとても大事な学びになっていくと思いますが、そういったことの裏付けをしていく教育環境いわゆるICTの教育環境でありますとか、さまざまなもの。それはどういう環境で提供していくのが一番望ましいのか、それは有り余るだけのお金があるのであれば何階建てでも小学校は建てたいところです。ところがそうはいかないというところを戻って考えていただければご理解いただけると考えます。以上でございます。
香川
この統合ないし小中一貫教育に関しましてなるべくスピーディーに、そして私の意見としては子どもたち、そして保護者たちが望む方向性で進んでいただきたいと思います。一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
(拍手あり)
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山崎議員の一般質問
山崎
5月から令和新時代の始まりです。私たちは昭和平成の時代を体験してまいりました。昭和戦争を体験し苦しい厳しい時代であったととらえております。また平成は厳しい自然災害に遭遇しましたこの迎えた令和は平和で安心安全な時代であってほしいと祈願しております。さてこの4月に統一地方選挙がありました。無投票のまま当選された方、また中には立候補が定数に満たない自治体も見られたとのことであります。正直議会に対する見方、評価の住民の変化の表れでしょうか。自治体の方針施策を最終的に決定する場がこの議会であります。住民が議会に対する関心・評価が下がることは私は大きな問題であると思っております。人口減少のこれも影響の一つであると思いますが、議会の劣化、地方経済の停滞、地方の疲弊、等々を指摘する識者もおられます。人口減少の進行する中で、行政の議会の改革はスピード感を持って断行しなければならないと思っているところであります。
私は毎回一般質問の本題に入る前にこの様なオフレコみうたいなことを申し上げましたけど私の本心はこれが一般質問なんですよ。そして私はおまけに今回こういったものも皆さんに差し上げました。色々私が質問する内容、前段さすが議員、中山議員・香川議員が触れられましたんで私の質問する内容がほとんど町長答弁されてしまったのですが、その中でちょっとだけ皆さんにこれから勉強したいと思っているのは健康寿命ということなんです。後ほどこれに触れますのでよろしくお願いしますと思って、たまたま私の息子が函館市のことを書いた記事がありましたので参考にしていただきたいと思い皆さんにお配りしました。それでは質問にはいります。渋田町政4期目の戦略について。継続は力なりと申します。令和元年、新しい時代に入りました。4月の統一地方選挙においては、本町では町長、議員共に無投票当選になりました。町民の評価は色々ありますが、今後の活動に関わるものと考えています。渋田町長には大きな指導力を期待しています。執行方針では「住みよい、活力のある、元気で輝く厚沢部」を実現するとあります。また、町長を先頭に職員一丸となって全身全霊で町づくりにまい進するとも示しています。本町は人口減少に歯止めがかかりません。人口減少対策は最大の行政課題であると位置づけています。渋田町長の選挙公約、4期目に向けた行政戦略について所見を伺います。
町長
わたくしの4期目の戦略についての質問です。行政戦略はどうかとこういうご質問だと思います。さる4月21日執行された選挙におきまして皆様のご支援により当選栄誉に浴しましたことはまことに身に余る光栄であります。改めて責任の重大さを痛感しているものであります。また大先輩でありますトウザキ村長に並ぶ4期目の町政を担うこととなりまして、これでこれまで築き上げてきた先人方に恥ずかしくないようにと決意をあらたにしているところであります。
これまで財政対策を重点に財政対策をすすめ、起債残高と基金残高の逆転を図りながら国や道の支援を活用しながら各種施策を積極的に展開してまいりました。特に基幹産業である農林業の基盤整備・子育て支援・教育環境の整備・都市住民との交流などにいち早く取り組んで参りました。しかし全国的な少子高齢化で人口減少が社会問題となっておりまして、本町の人口減少にも歯止めがかからない現状であります。そのため人口減少の克服と地域創生を目指しまして、まちひとしごと創生事業戦略を策定し4つの基本目標ををあげスピード感をもって取り組んでおります。
元気で輝くまちづくりと安定した行政運営を展開しながら長い間の懸案事項をすべて解決しようという強い思いがあります。公平で公正な行政運営をぶれずに取り組み、活力あるまちへと誘導することが町長としての責務であると認識しております。長年の行政マンとして築いてきた知識経験人脈を活用しながら、気力体力を充実させて良好で新たな成長を先導していく所存でございますので、これまで以上のご理解ご協力をお願い申し上げるものであります。
山崎
前段、中山・佐々木・香川議員の答弁を聞きましたので、今までこれまで何回も繰り返してきたことの繰り返しとしか感じることができませんでした。町長の執行方針についてはいままでと同じようなことですよ。中身は。わたしは町長は今の答弁の中にありましたように我々の大先輩でありましたトウザキ村長とおなじくらいの長い経験を持った町長がなる。対外的には厚沢部の渋田町長はものすごい影響力持った指導力のある町長だと私は思っているんです。ですから4期目に対して新たな期待を聞きたいと思っています。
それで町長はいろんな公約の公の場所で人口減少の特効薬としましてはやっぱり企業誘致があるとおっしゃっていると思いますが、ところが佐々木議員とのやり取りでは消極的な発言のように感じたのですがどうですか。私は企業を引っ張ってくるような財源・資源というのが ないんじゃないかと思っているのですが、どうやって引っ張ってくるんですか。それは将来期待を持ちながら進めるのも大事だと思うのですがその辺の意気込みをお願いします。
町長
いたってそういう環境状況にはあるんです。厚沢部にもたくさんありますよ。
(録音書きとり部分終わり)
(以下、傍聴時の速記記録)
(記録は山崎議員の一般質問に対する町長答弁の途中から)
町長
企業誘致は環境状況が大事。企業誘致の話はいっぱいある。
根付くかどうかを見極めなければならない。大事な事は協議の中で漏れることは御法度ということ。調印まで表に出ないことが極意。漏れることは具の骨頂であります。
今までの協議の中には根本的なものもある。最終的にオーケーになるかは根本まで調べてから。民間企業から希望がないというのではなく実はたくさんある。来週にも某企業との協議がもたれる。早いうちに良い企業を引っ張り込みたい。
引っ張ってきて従業員がいるのか、水が電気が土地があるのか、最大限合う企業を引っ張ってきたい。
いささかも消極的な考えはありません。
山崎
期待しています。対抗策は10年後では間に合わない。
健康寿命の延伸について。高齢者率は今後もっと高くなる。健康な高齢者にがんばってもらわねばならなくなる。
私の体験ですが鶉町内会で高齢のおばあちゃんが言っていたが、家で笑ったことがない、人が集まるところに来ると笑うと。
高齢者が大いに笑って健康でとなるように行政指導を。
町長
健康寿命と言う言葉は敬老会でもよく話します。東大の教授の言葉。少なくとも言葉の中には充実した生活という考え方があると。
やはり求めるものは健康寿命。町単独のサービス事業3項目に始まり近隣町からも聞きます(記録者注:よく聞き取れず)。これからも大いに増やしていく。
4年後につながりを持たせた進めをしていく。北海道で最初のモデル事業も入ってくる。動いていると思っている。
山崎
先ほど言ったようにみんなで集まって楽しく笑えるのが大切。高齢者の集まれるサロンを作って場所を確保してほしい。閉園になった鶉保健所を利用させてほしい。自ら集まってという仕掛けができるよう。サークル活動が健康寿命の延伸寿命の延伸につながるだろうと。パークゴルフもプレイして歩いてということで健康健康寿命の延伸に大きく貢献していると思う。新しいのを買って(記録者注:おそらく3月議会でも話に出た芝刈り機のことだと思われる)立派なコースを作っていただきたい。
激しく悩んでいるのは人口減少問題。社人研(記録者注:国立社会保障・人口問題研究所のことだろうと思われる)の推計では厚沢部町の人口は2030年に2800人近くまで減少すると。人口2500人なら2500人を想定していく必要がある。新聞に載っていた渋田町長4期目の抱負、産業活性化と教育へのビジョンをきかせてほしい。
町長
産業活性化と教育については4年間で大きく前進させなければならない。わが町では農林業が主要。例えば5年先10年先はどのように若い農家がどのような経営をしていくか、農家も行政も農協も3者が一体となって同じ方向に向かねばならない。
5年間の農家所得は伸びている。冬の農作業も別の生産活動も必要。若手を援助していく。
教育については教育長から香川議員に詳細を答弁した。小中一貫教育は近隣町が変わってからでなく率先してやらねばならない。
山崎
産業活性化対策には人材の確保。担い手がいないとどうにもならない。私どもの地域でもパートさんに来てくれる人がいなくなる。農協に共選施設あってもパートナーいないと(?よく聞き取れず。不正確かも)
笑い話に厚沢部町で今一番高いトラクターはいくらかと聞くと3000万円だと。儲かってるのか、趣味なのか、厚沢部町の狭い農地ではUターンもできない。頭だけ十勝になったってだめだと。昔は27馬力のトラクターが一番大きかった。3000万のトラクターは260馬力だと。これからのイメージ、電波を受けて自動で動くとか (記録者注:発言の意図良く理解できなかったため不正確かも)。
人材の確保については外国人労働者でも結構なのですがその辺はどうでしょうか。
町長
山崎議員は深刻な考え方のようですが、こんなに変わっているよと言うことを。
税金の所得申告を見ると1億超えている農家は11名。1番大きいのは1億7400万、続いて1億5000万もおります。そういう農家ももう出てきている。
人材と言う話ですが収穫期には大学生が32名きました。今年は総勢53名が厚沢部で農業をしたいと町内の農家に張り付く。後継者不足だとか出面不足に対しての取り組みを進めていく。
頭隠す場所(記録者注:宿泊する場所の意味か)の確保として、合宿所として使えるように館保健所の改修もすすめる。
他にカンボジア人やベトナム人も入っている。町内の農家は2、3名確保している。貴重な作業人材。
大学生も増えている。今こそ確立した経営をしていくことが大事。人材の確保にはどれだけの人が必要か、かなりの人数の宿舎の確保をしなければならない。
山崎
規模が大きくなっても農家全体の売り上げは減っているんです。平成5年で50億あったが今32、3億でしょう。全体の底力が落ちている。人がいればチャレンジできる。そういった指導をお願いしたい。
教育体制について。幼児から小中までの一貫体制の構築をすると言うことでいいんですね、町長。それでいいんですね。ぜひお願いしたい。
町長
私は教育の一貫体制というのは初めから言っています。ただ問題は一方的考えではいけなくて統合すると言う事は行政からは言わない。地元から機運があって地元の大人たちにも理解してもらえる。きちっと根元の方の理解を。
なるべく早くとは思っているが、つきまとうのは金と場所の問題。専門的なものをよく検討する。そういう検討は北海道でも今何カ所もやっていない
教育長は本州にも視察に行っている。金とか場所の問題もあると教育長にはそう申してある。
山崎
3月議会でも教育委員会側の意見は聞きました。時間ですからこんど町長室に聞きに行きます。
2問目に入ります。3月議会での質問した小学校再編成について。
3月定例議会においても質問しましたが、時間が充分でなく、充分な討論ができなかったことを反省しています。子ども達の才能・能力を育て、開花させる、そのチャンス・タイミングは義務教育の期間であると考えています。9年間の義務教育をどのような教育環境で体験させるかは子どもの成長に大事であると考えています。その機会を提供することが行政の責任であるとも考えています。
町内3小学校統合を求める要望書を鶉小学校の保護者が提出したとありますが、その行動をどのように評価し、認識していますか。町長は幼児から中学生までの一貫した教育体制を構築したいとあります。教育長の小学校再編についての今後の行程、所見を伺います。
教育長
子供たちの才能・能力を開花させより良い環境を整備するのが行政の役目。大人の都合を待ってはくれない。鶉小学校の保護者からの要望書は、現状を良い環境とは捉えておらずより良い環境と仕組みを、という要望ととらえている。
小1プロブレム、中1ギャップなど幼少からのスムーズな接続、体系的教育環境の再編については各小学校で検討会
子育て世代の意見をに十分にふまえつつ、子どもたちに自ら成長してほしいと考えている。
山崎
鶉のPTA保護者たちから要望書、アンケートまで添えて提出した。昨日保護者に人と会って話したが、10年もかけてほしくないと。鶉小は複式、先生に見てもらう時間も半分。そういう環境でついていけるのかどうか心配だと。
鶉町内会では29年度の町政要望事項で十分意思は示されている。やっぱり義務教育での小学校は大事。
平成36年間まで生徒数の推計を見せてもらった。鶉小の平成31年度入学者は1人。生徒数は平成32年度24人、平成33年度に28人、34年度23人、35年度21人、36年度17人。20人そこそこなんです。
そういう環境、同級生が2人とかですからやっぱり統合が必要だと思います。
教育長
山崎議員最後のご発言で私が言うことはなくなったかなと。
ほとんどの人が理解していることだとと思います。様々な考えや立場が、地域、集団である。議員が示してくれたように鶉小の推移。今年度新入生歓迎会一人、次年度が3名と。他行でも平均して3名程度。一クラス単式。
子どもたちにとってより良い環境とするために小中一貫の取り組みを、
小中の格差、小学校では担任が全教科をみるが中学校では教科ごと。部活動もある。さまざまな様式文化がちがう。
小1プロブレム、中一ギャップ、なぜギャップというかというと段差だから。急な変化についていけず、勉強についていけない、いじめもこの時期数倍になる。
2016年改正された法律(記録者注:参考 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1360758.htm)の義務教育学校の制度にもとづき、(記録者注:聞き取れなかった部分あり。一部不正確かも)
設置者が同じ場合は併設、設置者が違う場合は連携をして9年間可能な限りそのギャップを埋められるように。
子どもたちがのびやかに成長することが一番。複式単式については3月議会でも質問受けたが、複式には複式の良さはあるが、教員から受けるベクトルは半分になる。
そこをいかにどう埋めるか、なんとか解消したいという考え方。この町としてより良い方向に行くためには1足す1は2ではいけないと思う。
一番いいところに子供たちを運んでいかねば。そういうふうに考えている。
山崎
小中学校の適正配置に関する基本計画があると聞いたがどういうものか紹介していただきたい。
(記録者注:参考https://www.town.assabu.lg.jp/modules/lifeinfo/content0056.html)
教育長
例の美和小学校の厚沢部小学校への統合にあたって定めたもの、どうあることが適正な配置であるかという、文字の通りのものであります。
9月に道が発表する(記録者注:?よく聞き取れず。不正確かも)。町の財政的に何かがよりベストに近いベターであるかと考えるもの。
山崎
私は子供たちの未来は町の未来だと思っている。10年たっても25名(記録者注:?よく聞き取れず。不正確かも)。これが町の未来と考えている。
勉強して人間が成長するには周りの人数が必要。鶉小は1人の入学生。運動会に行きましたけど
3月議会では良い答弁をしてくれた。来春統合しましょう。私はそれを望みます。もし父兄からアンケートとっておいてまた時間かけるようなら、保護者は残念な気持ちになりますよ。
中学校の統合を心配したがうまくやっている。こども園も一つになった。通園のバス、かわいいですね。
町長、教育長に切にお願いします。
保健福祉課長補佐、わが町の健康寿命は何歳ですか調べたのありますか。
議長
山崎議員、その質問は通告していないですから。
副町長
少し古いデータですが、全国的には女性の方が6~7歳平均寿命が長いく、健康寿命も女性のほうが長い。
厚沢部町の場合は男性が全道でもトップクラス。それに比べて女性は全道平均よりも少し低い。
山崎
厚沢部町は長寿の町と聞きました。ところがみんな施設に入ってしまっている。大きな課題。以上正式な通告しなかったのでおまけの質問は終わります。
議長
正式な回答は。
保健福祉課長補佐
手元に資料がないので後ほどお示しします。
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浜塚議員の一般質問
議長
一般質問を続行します。浜塚議員。
浜塚
遊休農地の利活用について。
遊休農地は今後も少子高齢化による耕作放棄地が増えて、遊休農地化の進行が懸念される状況にあります。町としてはこのことについて、どのように対応をしたのか、そして今後はどのような対策を考えているのか、次の5点について町長の所見を伺います。
①現在、遊休農地はどれくらいの面積となっていますか、その確認は何年何月になされましたか。
②遊休農地とみなされた土地について、今までどのような対策をとったのか、そして、その遊休農地が現状のままで耕作可能な面積はどれくらいありますか。
③もし対策をとらなかったとしたら、どのような理由ですか。
④今後も遊休農地(耕作放棄地)が増える心配があると思いますが、具体的な対策は考えていますか。
⑤遊休農地に換金作物の栽培を奨励することは有効ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
町長
①質問の通り今後のさらなる個数減少にともなう放棄地への対応が必要。現在の面積は荒廃農地22,952平米。10月26日の国からの通知に基づき町と農協が共同で調査。
②③④の質問は一括回答とします。
両面での対策。担い手の農地集約、中間管理機構への貸し付け促進、関連の農地整備事業、基盤整備事業。
GPSガイダンス導入など大規模営農可能になる。国の補助事業も活用し進める。
平成29年2件、平成30年に1件。いずれも作付されている。担い手の大規模化にも限界あるが最終のもろもろのことを勘案。
⑤換金作物が何を指しているのか分かりませんが、
浜塚
1点目面積間違ってるんじゃないかと思って聞かせていただきました。22,952平米という事は2町2反と言うことで合っているのか。
農林商工課主幹
ただいま言われた通りです。
浜塚
もっともっとあるんじゃないかと思ったので質問しました。水田・畑それぞれで遊休農地は何%くらいなのですか。
(全体?地目別?の声あり)
議長
浜塚議員、遊休農地と荒廃農地は違うということでいいですか。
農林商工課主幹
先ほどは国の定義による荒廃農地の面積をお答えした(記録者注:参考 http://www.maff.go.jp/chushi/arable/attach/pdf/index-2.pdf)。一時的に休んでいる農地についてはデータはございません。以上です。
浜塚
放棄地ということで2町2反。他の機関とも協力した中で把握するのか。どうでしょう。
農林商工課主幹
平成37年度まで継続して調査しないといけない(記録者注:参考https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/281114/shiryou1_2.pdf)
町と農協、他の機関からの情報を受けると言う形で連携はあるかと思います。以上です。
浜塚
5年前との差は。
農林商工課主幹
5年前のデータが手元にないため即答はできない。平成28年と比較すると少し減っています。以上です。
浜塚
荒廃農地の予定作付、平成29年に2件、平成30年に1件とのことだが面積は。
農林商工課主幹
正確なデータは手元にありませんが平成30年199アール、平成29年は2件あって1件は199アールともう1件は少し少ない面積だったと記憶しております。以上です。
浜塚
199アールと言うのはそんなもんしか解消になってないのですか。
農林商工課主幹
荒廃農地の補助
199アールが最大面積ということで、自力施工も含まれるので実際はもう少し大きいです。浜塚担い手の大規模化も限界があると思う。推移は注視。一戸で最大面積どのくらいなのか。
農林商工課主幹
その年で変わる一軒で100町超えてる農家はいらっしゃいます。以上です。
浜塚
100町と言う事は1反当り10万円だとして1億ですね。限界はどのくらいと考えているか
農林商工課主幹
上限は営農の形や機械によって変わってくるため個別に様々のため、お答えできません。以上です。
浜塚
そういう答えが返ってくると思ってました。どのくらいですか
農林商工課主幹
一軒あたりの正確な100町からどれくらいなのかはつかんでいません。以上です。
浜塚
1億7400万と言う農家を調べた方がいいと思います。②~④の質問は一括答弁だったので、⑤たら三重県の少子高齢化の町で何を作っていますかというと果樹だと。
梅、栗、柿などです。考えてみませんか。販売と言うのがネックになると思いますが。あと年数がかかりますがこれを作ることで6次化加工のほうに持っていきたいなと。その他にも換金作物をと。どうですか。
町長
換金作物とは何のことかなと思っていましたが今聞いたら柿だと。
昭和37年農業改良普及所に果樹を除去せよと指導を受けて水田を。スコープでガーンとやられたような気になった。米を専門でやるには米に害をする害虫がでると西川さんという所長の指導。
U・Sさんのリンゴの木も除去した。Sさんの梨の木も除去した。桃栗三年柿八年と言われる。それだけ無駄な時間がかかる。聞くだけにしておきます。
浜塚
そうでしたか元農協だけど勉強不足でした。米は500町くらいでしょう。場所は防除も必要だけどほったらかしておいても~(記録者注:よく理解できなかったため不正確)
分かります。自分でもやってますから。
柿八年と言われます。ところが接ぎ木なら4、5年で取れます。それぞれ考え方、土地もあるでしょうがそのような質問させてもらいました。
2件目の空き家についての質問です。
町長
①件数の調査方法について平成29年町内会に再調査のお願いして当時の5月時点で186戸外観上の判断ですが大きな修繕が必要なのは28戸、小規模修繕が83戸。状態の良い住宅が75戸。
②特定空き家が何件あるかは内部まで行っていないが、屋根の一部が老朽化するなどした空き家がが数戸。
③持ち主不明空き家は現在11個
④利活用についてはちょっと暮らし住宅に1軒、賃貸に活用されたのが1件。順次~~が5戸、~~が7戸など(記録者注:書きとれず)
北海道空き家情報ネットワークや移住・住みかえ支援機構に登録するなど。
⑤解体補助金については、所有者が自らやるのが原則。住民の税金を投入することには慎重でなければならないと考えている。
⑥総合的な対策については現在とれる対策は引き続き所有者に連絡を取って有効活用できるよう今後も行政指導を行っていく。
浜塚
総務省によると2018年10月時点で全国の空き家は846万戸、空き家率は13.6%と過去最高だと。(記録者注:参考http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_youyaku.pdf)
北海道では空き家37万7,900戸、空き家率13.4%。住宅以外の物置や倉庫の調査はしておりませんとのことでしたが、人が住まないから壊れても問題ありませんと言うわけではありませんよね。
総務政策課長
全体の個数は税務のほうで聞かないとこちらではわかりません
浜塚
住宅以外を調査から外した理由はなんですか
総務政策課長
この調査の始まりが移住定住につなげるための調査だったので、車庫や物置などは対象にしておりませんでした。
浜塚
納屋も倉庫も建物ですから所有者の責任。調査をしなかったと言う意味がちょっとわかりません。
議長
浜塚議員、質問の意味を。
総務政策課長
先ほどの利活用を図るための移住定住のための調査ですので。
浜塚
これからはどういう風にするのか。そのままにするのですか。
議長
被害を被る可能性の建物があるのか調査しないのかと
総務政策課長
利活用については町内会(記録者注:書きとれなかったため不正確)
浜塚
おなじ建物ですから調査が必要と思います。次の質問です。11戸判明した。そのときの(記録者注:書きとれなかったため不正確)
総務政策課長
まず今は利活用のための調査。75戸進めている。その中での持ち主不明が
浜塚
11戸のうちどのくらい
総務政策課長
住めそうな75戸の中での11戸が所有者不明
町長
納屋の話ですが敷地には立木もある。それをカウントして撤去するとなると財産の算定等が必要になり簡単なことではない。持ち主を探して処理するのが手っ取り早い。行政が手をかけられるのは微々たるところ。平成26年に空き家に関する法律が施行(記録者注:参考https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html)されたが、いずれにしてもあくまで最後は個人の財産ですので容易ではない。
浜塚
行政が介入する正当性しては条例の制定が大前提だが不特定多数に影響があることが条件。裏に一軒のみにしか影響が及ばないのあれば基本的に民民の問題。ですが崩落しかかっている壁が道路に面している場合などに初めて行政が介入できる。潜在的な被害者・加害者と交渉できるわけではない。どう思いますか(記録者注:よく理解できなかったため不正確かも)。
町長
当たり前の話だと思います。落とした人の責任。持ち家の対策特別措置法は昨年から新しい法律できました。マイホーム借り上げ制度や国と道、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(記録者注:参考https://www.jt-i.jp/)。所有者いなくなっても手をかけられるように変わってきている。
浜塚
補助金の話は行政指導に従って補助を。額にもよるが公共の福祉の増進に資するといえる
町長
1つの方法として所有者も管理者もいますと補助金も出せますが、所有者不明だと出せません。2割3割出すからといってもだれも手を出さない。新町の端っこの方に横浜に行ってしまった人の家がある。何回も担当者が壊してくださいと連絡しても、補助の額を上げるからと言ってもそうならない。
浜塚
総合的な対策を取らないといろんな不安、危険も生じる。家さえ立っていれば固定資産税が軽減されるというのが空き家が放置される一因。撤去の肩代わりをせざるを得ない。家賃補助も検討しては。
総合的な対策できなくても危険はないと言う歳査定ですれば固定資産税が軽減されると、今日肩代わりをさせるなど家賃補助も検討しては。
(浜塚議員の一般質問終了で本日はここまで)
2019.06.19(水) 議会定例会2日目
(以下、録音書きとり部分)
議長
昨日の山崎隆議員の一般質問の中で厚沢部町の健康寿命についての質問がありました。そのことにつきまして保健福祉課長補佐から答弁があります。
保健福祉課長補佐
厚沢部町の健康寿命です。昨年平成30年8月の国保連合会からのデータから拾っております。男性は65.6歳、順位的には道内で60位 女性が66.9道内で21位ということになっております。以上です。
日程第6 議案第1号 令和元年度厚沢部町一般会計補正予算
議長
議事に入ります。日程第6、補正予算。議案説明をもとめます
税務財政課長
(議案説明省略)
議長
質疑に入ります。歳入全般について。予算書P8-17。
高田
P8 地方贈与税のなかの森林環境譲与税。今回初めて出てきたものだと思うんですけど中身がわからないから説明を聞きたい。931万円と積算の根拠はどういった根拠で出てくるのか。(記録者注:参考 森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律案の概要 -総務省-)
副町長
これは森林環境税が導入されてこれは賦課されてないんですけど、復興税が終わって3年後だったかな、その時点で入ると。それを前倒しで贈与とするというもの。3つの要素があります。一つは私有林の人口林の面積割合が半分、人口割が30%、林業就業者の数で20%と。東京を除く全国市町村に配分されるというものでありまして3つの要素で配分されるということで計算すると931万円という数字になるということでございます。
高田
新しくなった奴ということですので今の説明通りということなんですが今後どうなるんですかH36年から 一人当たり1000円とかいうのがあったと思うんですがそこまでの間どういう風になるんでしょうか。
農林商工課主幹
さきほど副町長から答弁ありました通り骨格予算として931万円という言ことで予算計上してございます。この額につきましては推定ではありますがH33年度までは制度的に同じ額で行くものと考えられます。平成に直しますと34年度から3年間はまた割合が変わりまして試算では1400万円程度でしてまたそのあと3年ごとの区切りがありまして最終的税額がどれくらいになるかわからないんですが、最終的には年間3000万円程度が年間交付される見込みです。以上です
議長
歳入全般について質問ありませんか
山崎
P15寄付金の指定寄付100万。これは教育関連事業に関する指定寄付というのはどういうようなものを目的とするものでしょうか。過去に何回か寄付されてるようですが具体的にはどういったものに資金充当しているんでしょうか。
税務財政課長
100万円をどこに充当させるかについて。毎年寄付いただいてまして創造の翼、中学生の派遣事業に充当しているものでございます。
議長
他に全般についてありませんか。次に歳出に入ります。3つに分けます。1款から3款 P18-23、4款から7款 P24-29、8款から10款 P30-36 です。まず1款から3款 P18-23まで
中山
1点目P20。このたび子育て支援アドバイザーというのが設けられ採用されるとのことですが、どういう目的でこのアドバイザーが活躍されるのか今後も通年で採用していくのかについて説明いただきたい。
次にP22。プレミアム商品券予算載っている。今回買う方が限定されているとか帰る方が迷うじゃないかという内容。説明書ここにあるが内容を詳しく説明を。
もう一点。町の遺族会の 運営8万円の補助金が出てるが根拠を。
総務政策課長
アドバイザーの件、昨年10月から開設の公営塾と4月開園のこども園で勤務。スタッフ職員体制の強化として専門員を配置するということでございます。当面継続していこうと考えてございます。
保健福祉課長
プレミアム商品券について資料No.6に概要を載せてありますが今回は購入する方が限定されていると。まず最初令和元年の住民税非課税者ということ。もう一つの対象は3歳以上のお子さんを持っている世帯主の方が対象となります。本人たちの希望意思で決定されるんですが額については2万5千円を上限として販売額を2万円なので割引率としては20%となります。使用可能期間は10月1日から2月末までを購入できますよというものです。
難しんじゃないかということですがこういう方々にこういう事業がありますよとチラシ配布したいと思います。7月から申請上がってきたものを引換券を発送しまして、子育て世代は把握できますので審査期間を設けないで購入引換券の発送を9月ころして先ほど言いましたように10月1日からの引き換えとなります。引き換えにつきまして厚沢部商工会に委託しまして、まちなか交流センターでの配布となります。土日祝日を除いた2月中旬まで販売しております。鶉町多目的センター・館のセンターにこの月に各一回ずつ出向きます。店舗につきましては商工会で8月下旬くらいには小店名を記載したチラシを配布ということ事業を進めております。
遺族会については先ほど言いましたように忠魂碑建立が大正8年で今年でちょうど100年。戦没者に対する記念事業。遺族会のなかで慰霊祭の中でやりたいということです。8万円ははどういうものなのかですが、民謡と舞踏を行って100周年記念事業に充てたいということでございますので、民謡の方2名、三味線、尺、踊りを踊られるからそれぞれ1名、計5名に1万円ずつ謝礼されると。また忠魂碑100年迎えますというパンフレットを作ります。記念品を出られた方に差し上げたいとのことで予算8万円計上したところでございます。
中山
今回初めてのアドバイザー。前中井教育長ということで情報は伝わっていますけど。報酬の単価決めるときにどういう試算で決めたのか。その辺はどうなんですか。
プレミアム商品券、限定になった経緯を。従来のほうが住民は簡単に理解して購入できる。今回限定の経緯と従来のプレミアム商品券はやる予定あるのかについて。
遺族会8万円というのはずいぶん100周年にしては少ないなと。追分踊りについては式のなかでなく終わってからのやって下さいとのことですが、どうなのか、式の中でやらないと意味ないんじゃないか。
総務課長
アドバイザー賃金の単価、すでに退職されている方という経緯もございます。近隣町村の役場の基準道の基準等勘案して年金受給されておられますので、ある一定額超えると減額されるという事情もありますので勘案したうえでこの単価でと決めさせていただきました。
保健福祉課長
プレミアム商品券。これにつきましては従来のと違いまして10月に消費税10%に引き上げの予定で、国で低所得者と子育て世代に という話で限定的に事業として進めるということでして限定しての商品券になります。国の事業ですので国から全額おります。町単独としてはございませんということでございます。
慰霊祭と100周年事業を同じ日にやりますが慰霊祭は慰霊祭としてその終了後に100周年事業を進めると。体系的には終了後すぐに100周年事業として進めると。
議長
従来の形のプレミアム商品券進める予定は。
副町長
従来のプレミアム商品券はあくまでも商工会の意向を受けて補正対応させて実施してきたところ。消費の喚起、商工対策として町が要望を受け事業主体となって商工会に委託して実施してきたもの。商工会からの要望がなければ検討はしておりません。
中山
今の副町長の答弁は非常に簡単で明瞭。商工会がどう動くのかその辺については我々口出しできないような状態。
町長、慰霊祭の場合に神式でやってますよね。遺族会としては中でやって神様降りてきて登って行くその間でやってもらわないと今まで苦労した方々に対するなにがしか意思が伝わらないんじゃないかと思うのですが。遺族会の希望というのはなかったのか。私が範囲ではその辺がかなり不安でなんとか中でやっていただけないかなということなんですが。護国神社ではその中でやっていると。なぜ当町だけ終わってからか、中でやらせてもらえば慰霊になるんでないのと思う。
アドバイザーでもう一つ。こども園と公営塾。公営塾はサポートですから英語の方達者な方であって分かるんですが、認定こども園の方はどういうことなんですか。今の体制では芳しくないととらえていいんですか。
副町長
こども園が4月オープン。トップは園長。教育関係者であったり専門の方という考え方もありますが、うちの場合は保育士をそのまま園長として据えて4月から頑張ってもらっているところです。それに対して不足とか実力不足というわけではないのですが、あわせて発達支援のほうも受け入れを進めていく。今まで幼稚園の免許も持っているがいままでは保育士の仕事をやってきた人たちでありますから。それを教育的なサポート支援もありますし発達支援の支援もございますので、より万全を期しましてこども園にアドバイザーを設置させてもらいたいということでございます。
保健福祉課長
遺族会慰霊祭の中で100周年事業の件は宮司さんと打ち合わせまして、慰霊祭は慰霊祭として、100周年はその終了後に行っていただきたいという宮司さんの意向。考え方はいろいろですがそういう考えが強かった。慰霊祭を終了させてすぐに記念事業という形で進めさせていただきたい
町長
いま慰霊祭の件、慰霊祭の中での記念事業とのご意見、課長の申し上げた通り碑の建立記念事業ですので慰霊祭は開発センターでやりますけど終わった後で舞台を使うという流れになってるようです。会場ですぐ進めるということであれば帰る人はあまりいない。100周年記念行事については遺族会のほうに全面的に任せておりますので遺族会のほうで好きにやりなさいということで要請を受けているところです。
山田
別の件よろしいですか。P20 14番 地域活性化事業費について。旧館保育所について昨日も町長がちらっと毎年来ている学生さんの宿舎として使うと言うことを耳にしましたが学生の方々せいぜい9-10月で終わりますよね。旧館保育所の維持管理をどのようにやられているのかについておしえてください。
副町長
ご質問の通りトイレの回収については保育所の小さい子供のトイレを大人用に改造する目的。学生さんたちが30人程度60人弱さらに泊まる場所を確保してほしいという要請にもとづいて使用させるとの考え。ただ使用につきましては設備についてはトイレを改装しますけど電気代等かかる経費色々ございます。それについては使用者負担ということでやっていただくという考え方です。それが2-3か月すると空きます。空いた時の有効利用もし希望があればその時々でまあ相談していただければと思うところでございます。
山田
ちょっと町内会寄りになってしますけど町内会から要望で館の老人クラブか今回の件決まる前に使わせてほしいと相談を受けたんです。役場総務課に問い合わせたけど保留状態になってたんですよ。それで今回この様な形で学生が使うということになりましたので、今後冬期間高齢者のサロン・サークルとして冬期間利用できるように持っていけたらいいなということで町内会とも相談の上、役場にもお願いしたいとそういう感じで持っていきたいと。
できたらなかでいろんな運動器具等をそろえてやりたいんですが、町内会としてもこの維持管理の面で色々な予算ないもんですから役場と緊密に相談したいなとそういう感じです。
副町長
まあ老人クラブで借りるよりも町内会で借りる方があの老人だけじゃなくて色々な使い方ができるのかなという感じがしております。やはりそうなる経費の問題が出てくるのでお互いに詰め寄りながら妥協点を探っていきたいかなと思っております。
松村
P19 交通安全費。説明書を見ますと自転車用のヘルメット 中学生が80名宇小学生160名、全員ですか。ヘルメットは通学の時は中学生は自転車。小学生はうちに帰ってから自転車運転するでしょうからそのために提供するということですか。周知徹底はどのようにされるのか。子どもたちは被るのか、どうなんでしょうか。中学生は法律的にかぶらないとならなくなったんですが小学生はうちに帰ってからですが周知徹底は。
総務政策課長
まずお金の流れ厚沢部町交通安全推進委員会、町長が委員長ですが、そちらのほうにヘルメット購入代相当の補助金を出しまして、今考えているのはその中から各小学校中学校に児童生徒分のヘルを貸与して、学校で管理してもらおうと考えております。通学のこどもそんなにおりません。北海道の条例で自転車を運転する場合の努力義務ですがかぶってもらうと。学校通して周知してもらう予定。
松村
ヘルメットは委員会の方で選ぶんでしょうが、色々なヘルメットがありますので、ぜひ子供たちが被るようなヘルメットを提供していただきたいと思います。
総務政策課長
いまのところ色はいろいろあり、サイズは小学生用、中学生用があります。
松村
悲惨な事故がありなるべくなら徹底してもらいたいんですが学校と連絡とってやるということですか。
総務政策課長
予算計上して学校通じて学校のほうから徹底はしていただきたいんと考えています「
高田
一つはアドバイザーの件、いま認定こども園発達支援現実に対応しているお子さんはどのくらいいるのか。
プレミアム商品券、商工会に委託されるが将来的に煩雑になると思って要望をだしてなかった。要望あればと聞いたのでかえってあらためて検討します。よろしくお願いします。
保健福祉課長
利用者6名のかたが今現在利用しています。
副町長
プレミアム商品券要望検討すると言っただけですので。たしかに3割で全員が買えると。年末までであれば1-3月を町単独でということも考えられるのかなと。
山崎
P19 バスについての積算根拠は。空のバスでただ走ってる。特別交付税100%はいいけどほとんど乗ってない。どうやって積算したんですか。
それと公営塾は直営ですよね。備品購入とはなにか。どういう子どもたちが何人いて見通しはどうなっているのか。
P21 アドバイザー備品購入費 221千円。アドバイザーは何のアドバイスをするか。実際に問題が発生しているのか。問題あるからこういうことをするのか。何かしら問題あるんですか。それでアドバイザーを立てなければいけないんですか。以上3点。
総務政策課長
生活維持路線バスの積算根拠について。当該年度いくらになるかわからない。前年度の実績をもとにしている。備品購入費は公営塾用パソコン。アドバイザー用備品もパソコン。公営塾では1月までで一人抜けるが、8月からまた新たなスタッフ一時加わり一時4名体制になる。不足分のパソコンを購入する。それとアドバイザー用に1台。
塾生は3年生20名、2年生15名、1年生募集とりまとめたところ11名が通いたいと。1年生は7月から。そのほか昨年卒業した江差高校生1年生が引き続き3名通いたいと。
副町長
アドバイザーの設置について。塾に問題があって設置と言う訳ではありません。10月から新しい仕事もスタートし総務政策係のほうで対応。業務的にはオーバーワークになる。その辺を補佐する。一程度部分などアドバイザーにお願いしたいなと。新しい仕事の業務量が増えたことへの対応と考えていただきたい。
保健福祉課長補佐
4月からこども園スタートし療育部門もスタート。先ほど課長が言った6名、上ノ国との併用が2名、厚沢部町単独が4名、上ノ国だけに行っている方が2名。全部で 8名が療育に関係しています。関係するお子さんは非常に複雑な色々な悩みやいろんな状況があります。こどもそのものもそうですし家族状況ですとか。
そのときになんて言うんでしょう。一緒に考えるという教育的な視点では、そういう面では保健師1名と専任の保育士1名の2名で対応しておりますがなかなか困難事例とかは悩むことが多いんですね。そういったところで一緒に考えてもらえるというのは教育的なな視点、経験豊かなアドバイザーであれば非常にこの配置は心強いものだと思っています。
山崎
やっぱしね、人員が限られた中でいろんなところに手を伸ばして直営でやるというのは建前はいいですよ。でも副町長が言うみたいに係が負担おもくなるから無理なんですよ。ですから今後はその辺は改めた方がいいような気がします。
それとバスの関係。前年がこうだから今年も予算付けたよということなんですが、特別交付税で100%。国も無駄なことやってるなと。会計監査員何やってるんだと思いますよ。ほんとに乗ってないですよ。便数減らすとか、幸いにして町からの持ち出しないから良いものの。バスも走らない町となれば別の問題派生すると思うんだけど、なんか考えねば生活維持にバス路線とか言ってますが先の見通しどうなるんでしょうね。
町長
バスの関係。いま山崎議員言われるよう、正直言って同感であります。ただ町が金を出して運行するという考えは待っておりません。これが町費でやりなさいということであれば廃止します。オンデマンドバスでもなんでも方法はあるんですから。町の形にあった形が当然。国が100%持ってやっている運行事業ですから。
基本になっているのは幹線ですから稲見から館から来てるバスというのはほとんど乗っていない。高齢者バスを活用できるのかをいろいろ検討しながら。国にがやれというからやらざるを得ないのですがそういう考え方で国の負担が減る場合には厚沢部町は別な方法を考えていきます。
山崎
運行の方法や時間帯は行政と協議できる状況なんですか。函バスと協議できるのなら通院とか病院に通う時間とか買い物バスとかいろんなアイデア出てくるんだが柔軟性はなんでしょうか。
副町長
檜山のバス協議会というのがあります。そういう場はある。ただ何回か前も答えましたが時間帯については町でも買い物・病院・高校の通学を考えた協議会で検討した結果、今走っている時間帯がそれなりにベストに近いとなった。車で送ったり社協の福祉送迎に乗ったりとオンデマンドでやるとしても同じような時間帯になると思われます。
------------------------------------------(休憩)----------------------------------------------------------
議長
4款から7款 P24-29まで。質疑ありませんか。
上戸
P27 農業振興費 畑作構造転換 5882千円。
説明資料によると種子馬鈴薯の生産量向上と小豆の密植栽培。どっちに使っても良いというような補助事業ではないと思う。それぞれの内訳を。種子馬鈴薯は原種馬鈴薯のみ対象だと聞いたが一般の種子馬鈴薯を対象にした事業はあるか。助成方式は農薬使用回数によってとあるが実際そのような把握ができるのか。それとも面積によって把握するのか。
農林商工課主幹
畑作構造転換事業については上戸議員おっしゃる通りです。資料にある通り種子馬鈴薯の生産力向上 小豆の密植栽培で内訳は馬鈴薯1726千円。小豆4155千円となっております。交付につきまして面積当たりで単価がきまっていまして種子馬鈴薯10Rあたり8000円。小豆10Rあたり4200円。この事業につきまして馬鈴薯原種のみで採種については対象外。国の方針の中でそのように。両方の事業間でやりくりはできない。補助申請としては別で馬鈴薯は農協が事業主体、小豆は檜山南部畑作振興会が事業主体。
種子馬鈴薯李行株の抜き取り増やす。農薬散布を減らす。確認野帳農協主体。原種の検査員いる。そちらが確認。(記録者注:よく理解できず書きとり不正確)
上戸
実は内訳聞く前に種子馬鈴薯のほうが金額が多いのかなと思ったがそうでなかった。予算付けなされているんであれば、できたら分けた資料を作っていただきたい。小豆作付け時期終わったのかという時期、全体でどのくらいの面積か。助成の対象きいたが10アール当たり4200円。面積はどのくらい確定しているか。これは試験なのかノーマルでやらせる事業なのか。
農林商工課主幹
まず資料の件、やはり簡略化しすぎていて分かりにくかった。今後対応したい。小豆面積、計画段階で合計9893アールということで採択されております。密植栽培につて現在取り組んでいる農家は ございません。十勝での実績に倣って密植にしていくということ。実験ではなくあくまで作付けして収益を上げることが補助対象。
山田
P29 うずら温泉管理費。その他の財源3089千円どこからか。浄化槽改修工事費、吹き抜けダウンライトとあるが他の財源はどちらにつかうのか。
農林商工課主幹
財源議案P16の雑入 省エネ型浄化槽システム導入事業費補助金ということで歳出P29 浄化槽改修工事費に充当。浄化槽自体改装でなくCO2提言に環境性能を向上するために補助金交付。吹き抜けダウンライトについては一般財源ということになります。以上です。
香川
補足資料No3の「農に生きるパート7」について説明を。
農林商工課主幹
農業発展計画の策定について。町長執行方針にもありましたとおり今年度中に策定を予定。補正予算が議決されればさっそく今月中に第1回を開催し、12月までに完成。委員会につきましては10人としているが無報酬の方おりますので、関係機関含めて14名の委員構成で審議していきたいと考えています。
香川
農に生きるパート6まではどのような事業をやったのか。
農林商工課主幹
パート6までの内容の質問ですが、もちろんパート5までの振り帰り、そして現状と課題の分析、そしてこれからの基本方針ということでうたっております。そのなかで作物別の所得 営農累計のまとめ、土壌改良のまとめとまとめられております。
情勢も変わっている。さらに深堀して営農類型につきましては新規就農モデル作るとか、今普及しております農業者向けスマート農業の取り組みも取り込んでで作っていきたいと考えています。
副町長
農に生きるは事業をやるためのものではなくいわゆる農業の方向性や指針を定める計画でございます。パート6まで進んでくる中でパートごとの何かの事業をやったというわけではありません。
高田
今の関連でききたい。去年の決算の時に聞いたパート6が平成27年度に終わっていた。パート6まできて期間が空いて今年度パート7というのはどういうことなんですか。
農林商工課主幹
高田議員おっしゃる通りパート6は27年度まででした。27年度にパート7も予定でした。行政の事務としましては二度とこういうことないように取り組んで行きます。12月までの完成でスケジュールを組んでいます。昨年ご指摘受けていたのもその通り。すぐに動き初めまして5回会合を持っております。今後や委員会公式の場現在完成に向けて動いています。スケジュール管理の甘さがあったのではないかと考えております
中山
パート7について我々も空白期間があったのを残念に思う。果たして必要性そうゆう話し合いも受けたのか。パート1から関わってきた農家もある。どんな事目指すのか説明を。
衛生費 繰り出し金。国保病院特別会計とも関係するが説明出来たら。P25
農林商工課主幹
まず前提として役場の中での必要性の議論には町長にもワーキンググループに入ってもらい意思を統一しています。どう違うのかはパート6として安心の生産性の力強いwのk3点を
未来に向けた未経営体づくりを。
どういった農業が発展していくのか
土壌もだいじだが
スマート農業
これからの担い手労働力についてどうなっていくのか
病院事務長
医師給与等週末の外部医師の派遣の経費。交通費など減額したもの。4699千円について。血液検査する機械。日常の検査業務でメインで使う年数経過とともに経年劣化エラーの頻度が高く患者さんを待たせることもある。入浴介助ストレッチャーも故障したものだましだまし使っているので今回要望した。
中山
農に生きるパート7、主幹の説明を受けた。 実現できる内容でなければ魅力ないんじゃないか。町としてスマート農業をどう思っているのか。
内科医を一人確保するとの内容はどうなっている。
農林商工課主幹
スマート農業の方向性は平成29年度に第大前提となるRTK基地局を整備。30年度GPSガイダンスによる自動操舵。技術が日進月歩で見えない部分もある。ハウスの中での温度管理。農協がスマートアグリ推進協議会たちあげ議論。ドローン活用やマップデータの作成などこういうことをやってみたいと。はたして経営に寄与するかを見ながら支援していく必要。
病院事務長
医師の件、内科医一名確保ということで提出予算。背景ですが働き方改革の関係です。21024までに医師の時間外労働の上限の目標。確保に踏み切った背景はそちらに向けて医師の労働確保の雇用を継続のため。
中山
パート7で是非やっていただきたこと1点。農地集約をどうするのか、どう後継者に譲るのか。いい所は確保するが悪い所は動かないとこの5年間で同農地を守るか集約するか進んでないのが現状。ぜひ進めて欲しい。
主幹
確かにおっしゃる通り大事なこと。ワーキンググループの中でも話題になった。集約・大規模化が大きな論点になると考えている。具体的個別的な議論が必要なのかなと
山崎
農業発展計画パート6まで。そのほかに総合計画。その計画通りには全然行ってないなと思っている。対応どこまでとらえているか。日高の平取町ではトマトきりかえて最大の産地に。厚沢部町の場合これだという柱がない。
種芋でも産地としては
(録音書きとり記録不正確のため一部略。後ほど追記できれば追記します。)
町長
担い手問題は大きな問題。農業委員を結婚相談員にして嫁さんを探してこいと。近々でありますと今年2月に都会の女性を集めて農家の若いのと一緒にして真冬に緑町でやりました。残念ながら町会議員で来てた人は一人だけ。こういう風な中で婚活の話を議員さんからやられるとほんとに心配してるのかと思います。
専門員は奥さん方で結構、農家でもサラリーマンでも専門員に委嘱して結ばれたら報奨金をやろうとでもしなければ実効性がない。専門的な方を委嘱して町外から嫁さんをひっぱってくると。そうでもなければ実を結ばないなと。とにかく農家のせがれは集まりに出てこない。そういう対策でこっちも一生懸命開催しているのにも対象者が入ってこない不可思議な現象がある。これからも確認しながらやらないといけない。
農家の中で残っている方は高齢の青年多い。うんと若い人であれば話の仕方もあるんでしょうが農家担い手問題ではそうはいっておられないと考えますので、色々な方策しながら婚活事業を進めたいと思っています
---------------------------(昼食休憩)----------------
高田
森林環境譲与税について。譲与税で入ってきたのがそのまま基金になる条例。今までやってきた林業振興費と重なる部分ある。重なるのか全く違う内容になるのか説明を。
農林商工課主幹
森林環境譲与税はご質問の通り。歳入歳出積み立てはその通り。今後の事業どういう事業をやるのか、既存の事業に充当はできないと考えます。
高田
ということはさらに増える。それは来年から積み立てた分を取り崩してやっていくのか。
農林商工課主幹
国から必要あれば譲与税をと。歳出予算の計上は可能ですから補正予算で対応していきます。
松村
赤沼町のひまわりの丘公園の遊歩道舗装工事について。65メートルくらいの柵をやってるが、その先のゲートボール場のあたりまでなぜ柵をやらないのか。それと遊具が古い。どのように考えているか。
建設水道課長
こども園に近く子どもたちが遊ぶ部分には柵を付けたが、ゲートボール場のほうは法面がきつくないので付けていない。新しい遊具は総務政策課の新年度予算で対応する。
総務政策課長
公園内に新しい遊具2基、一つは高齢者用フィットネス用遊具ともう一つはとこども用、計2基を設置する。
松村
柵の件ゆるくて危なくないからつけないと。ただあそこにはクマが近くに出てる。畑の中に足跡もある。クマとかタヌキとか。柵をやっておけば来ないんだけどどう考える。やってもらいたいんだけどね。
建設水道課長
平らで危なくないという判断でしたけどクマとかタヌキとかということで現状確認して再度検討します。
---------------------------------------------------------------------------
議長
8款 土木費~10款 教育費まで
中山
P33 鶉小 厚沢部小 工事、大きな額9963万円、どういう工事内容か。前から雨漏りがひどいと言われていたがそれを修理するのか。どんな工事か説明を。
文化財保護費について。資料P2 館城跡の説明のところにAR・VRとある。英語使われるとピンとこない。どういうものなのか。また基本計画の修正とあるがどのような修正になるか修正内容をお知らせいただきたい。
学校教育主幹
厚沢部小については体育館から廊下塗装が剥げてきており劣化しており。屋根の改修をするもの。鶉小校舎正面の塔の雨漏が機械室まで来ている物の補修。
社会教育主幹
AR・VRを日本語にすると拡張現実・仮想現実となる。ポピュラーなのがポケモンGOのような現実の風景の一部にCG映像がはいるもの。
基本計画の修正については、27年3月その当時の基本計画にはAR・VRとなっていなかった。ご存知のようにほとんどの遺構が地下に眠っていて容易に想像するのは難しいと考えている。全体がどうなっているのか、AR・VRより分かりやすい復元が適しているのではないかと。御殿に関しては復元資料が不足しておりまして復元はしない方針。基本計画に沿ったものでなければ国費を利用した工事ができませんので、AR・VRを含めた修正を行って現地の保存整備計画を進めていきたい。
中山
鶉小学校校舎の補修工事、前からの問題。全く原因つかめないかなり危険な工事だと。完全に修理可能なのか。厚沢部小は40年と教育長から答弁あった。来た大工さんが原因わからなという。その辺についての意見を。
ARなどについて地域と懇談したのだとしたら経緯と結果は。実現するとしたらどのようなかたちになるのか。
学校教育主幹
屋根の改修大丈夫かとのこと、過去にも昨年大きな教室部分の屋根改修を行った。雨漏り確認されているが深刻なものではない。深刻になる前に事前に対策する。まずは被害確認されている部分確認して早急に改修して状況を観察する。
教育委員会主幹
昨年11月に館地域振興センターでAR・VRによる復元についての懇願会(記録者注:ご案内?聞き取れず)。20数名集まっていただいた。そういうことであれば進めてくださいということになった。
基本計画の修正、全体の中に含めている。検討委員会進める中でドル移動するのかARVRか現地で復元か、一番いい国費を使った史跡としての見せ方。ちょっとここまでやるという確定までは時間がかかるのかなと。
中山
鶉小校舎の問題はななか断定できない大きな問題と思っている。建設課長見たことありますか。きちっと確認していただきたい。
館城跡について。どういう方向に考えているのか。学芸員がこのための学芸員なのかどんな風に活動させているのか。
(以下追記中)
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(以上、録音書きとり部分)
【速記記録】
平成31年第1回議会定例会
2019.03.06 (水)
(この日の傍聴時間は15時15分〜17時、記録者:藤岡俊吾)
日程
一般質問
議案第8号 平成30年度厚沢部町一般会計補正予算
(記録は途中から。数字の単位は千円)
下川部
枝打ち事業について。予算計上したものを減額している。一次産業の町でもあるわが町で仕事が減るということ。今後こういうことがないようにしてほしい。
町長
予算は3月だが6月に出る国からの通知で枝打ち事業についての交付金が廃止になったために減額となった。
浜塚
バス運行管理費と教育林管理費のコーディネーター賃金の減額について。
教育委員会事務局長
バス運行管理費の減額は入札の結果。
教育委員会主幹
コーディネーター募集は継続しているが応募者がいない。今後教育林については民間委託も検討している。
浜塚
コーディネーター募集の賃金が安いから来ないのではないか。
教委主幹
役場臨時職員と同じ額。なかなか募集しても来ない。管理と企画含めて民間委託も今のところ考えている。
教育長
コーディネーターについては水面下でも努力を続けている。勤務形態についても工夫しながら発信している。今まで通りの取り組みも継続しながら、民間委託も含めた案を工夫をしているところ。その工夫の一環を主幹から説明した。
山崎
レクの森遊歩道等草刈委託料の減額△261 について。入林者は千人を超すと聞く。私も登ってみたが倒木で危険ある箇所もあったのでもっと管理が必要では。草刈は何回実施したか。
教委主幹
年2回実施した。
山崎
2回では不足と思う。安全に散策してもらうにはもう少し回数を増やしてきれいにしては。また総合グラウンドの草刈機が古いと聞いているが。
教委主幹
パークゴルフ場のではなく総合グラウンドのですか?年数が経っているが修繕しながら使っている。
山崎
パークゴルフ場の草刈機も古いと聞いている。
議長
答弁どうしますか。
山崎
それについては6月の議会でやります。
中山
文化祭△238 は館と鶉で不開催であったために減額となったのか。
コーディネーター募集しても来ない、1年間いないのは何が原因なのか。真剣に考えなければ。学芸員的要素で募集する事も考えるべきでは。また体育協会 △112 や、プール管理費 △879 と大きく減額の理由は。
教育委員会事務局長
中体連檜山大会への参加を前提に予算を計上したが参加なかったため、実績による減。
教委主幹
文化祭については一か所でやりましょうと文化協会で決めた。
プールについては夏に事情で17日間閉鎖した。また5月20日スタートの予定が温度が上がらず後ろにずれたため。
コーディネーターについては学芸員と言うことになるとそれなりの処遇、賃金が、となり厳しいものがあるかなと。
中山
前にいた女の子も元々地域おこし協力隊員として来てくれたが他町へ行ってしまった。厚沢部町のお嫁さんになってくれるんじゃないかと思っていたのだが。
町としては教育林だから教育委員会に任せておくのか。なんとなく宙ぶらりんに思うが。また文化祭については何回委員会をもったのか。
教委主幹
文化祭のあり方については各地区で話し合ってもらい結果を持ってきてもらった。地区によっては2-3回。1回の地区もあったかもしれない。
教育長
文化祭については各地区で話し合い合議を得た上で一箇所での開催となった。
教育林の管理は手をこまねいていた訳ではない。別のアプローチの仕方をというありがたい指摘と受け止める。遊歩道については安全管理も草刈もまとめた形でどこかへ委託というのも町の中で賃金が回る形と考えている。来年度、目に見える形での改善を進めていきたい。
中山
道の駅を改修する計画の中でレクの森エリアについても取り組むべきではないか。貴重な植物があるとかヒバの北限の大事な山なんだよというのがある。山崎議員が言うように入るのに危険な箇所があると言うのでは困る。遊歩百選に選ばれた遊歩道だが今はそれを知らない町民が多いのでは。
道の駅改修と合わせて学芸員とは言わなくても手を考えるべきでは。
教育長
今後のあり方を町の中で横断的に集めてほしいと言う意見と捉えました。安全に快適にを第一優先と考える。倒木をそのままにすることが自然などとは考えていない。安全が大切と言うのは中山議員と同じ。教育林に限らず町内全部に自然はあふれている。
只野
今月初めの回覧でコーディネーター募集のチラシあった。雇用期間が半年だったが冬期間でも仕事はあるのか。
教委主幹
希望する方がいれば面談の上進める。冬の仕事もある。
教育長
賃金についても勤務形態についても町臨時職員と同じとしているので半年間毎の期間延長となっている。
町長
コーディネーター確保では代々苦労している。いつのまにか専門職がおらず社会教育の職員が兼ねていたりしている。あそこは国有林だったのを町が買い取った山。教育林として町民に使ってもらい、バンガロー3棟も建てた。平成22年から教育委員会の管理。教育委員会では地域おこし協力隊として募集したことありますか?
あそこはいろんな経緯がある。自然保護の方々、川、鳥、草木の人など来た。大変なトラブルがあった。自然としては最高の場所と考える。きちんと考えさせる機会にする。民間委託などあり得ない。それに関しては私が教育委員会を教育します。
下川部
給食費の減額の理由は。
教委事務局長
見積もりと実績の差による減。
下川部
1月の鶉地区の議会報告会で子供が給食が足りないと毎日帰ってくると言う親御さんがいた。私も中学生の息子に聞いてみたが正直足りないと。体型の大きな子は足りないが我慢している、栄養士にもその話をしていると。もし可能なら保護者の責任でおにぎりを持たせるなどしても良いのでは、とその親御さんには言われたが改善策はあるか。
教委事務局長
PTA会長からも直接聞いていた。家庭での朝食をしっかり食べてきているのか含め調査したい。
下川部
我が家の息子は朝どんぶり1-2杯で1日4食食べる。ただカロリーを消費する時間帯はお腹が空くと。体が一番成長する年齢なのでこう言う問題が出ないよう改善していただきたい。
<討論なし。原案通り可決>
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議案第9号 ~ 議案第14号まで
<質疑、討論なし。原案通り可決>
本日ここまで。
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2019.03.07 (木)
(この日の傍聴時間は15時15分〜17時、記録者:藤岡俊吾)
議案第1号 平成31年度厚沢部町一般会計予算
予算審議特別委員会(委員長は松村議員)
〈歳入〉 の途中から
下川部
土木費道委託金が 93千円上がって2,318千円になっている。若干上がった根拠を教えてほしい。
建設水課長道
積算根拠は消費税分の上がった分が増えている。
下川部
消費税分とは?今はまだ8%ですよね。
建設水道課長
歳出の方も10月以降は消費税10%で計算しているのでそれと同じ形。
すみません。消費税分でないです。過去の実績を積算根拠にして実績に応じて多少上乗せしている。
下川部
公共工事の人件費が上がっている分上がっているのではないんですか。
建設水道課長
諸経費の分が増えた。
山崎
農林水産 道委託金 212千円。有害駆除について道の姿勢が弱い。農業にとって有害駆除は大きな課題。21万円でもありがたいがもう少し大きくしてもらえるのよう町長から道のほうに届けてもらいたい
町長
国有林と共同で色々な策をしている。町内の山に監視カメラを設置して3ヶ月に一度データを取っている。国有林と町有林でデータを共有する事で今以上に大きな成果が出ると思っております。
山崎
町有林立木売払収入 1,690千円。わが町にとって林業は大きな資産。町有林の売り渡しの計画性はどのようになっているか。
副町長
当然計画的に行なっている。毎年3~5ヘクタールを皆伐して売り払いをして植林すると言う計画でやっている。
山崎
今のサイクルで適正な管理をしていると認識して良いのか。
町長
町有林の管理計画の中にきちっとある。実はピンチの物もある。トドマツについては樹齢(寿命?)が来ているものもある。針葉樹の中のトドマツを優先して売り払い、町内植え替えをする。カラマツ、ヒバ、スギに代わっていく。
中山
町有分譲地売払収入 5,456千円 について。
税務財政課長
緑町の分譲地の残り5区画のうち1区画分が売れる見込みということで計上した。
中山
まだ5区画残っている。町が住宅を建てるなどして利用した方が良いのでは。そのまま投げておくのか。
町長
5区画も残っていると言われるが、私は5区画しか残っていないと捉えている。役場の若い人たちがいつまでも公営住宅や学校の住宅に入っている訳にいかない。あそこの分譲地に家を建てて入ってくれればと思っているが民間の宅地造成の方に流れている。
安く叩き売ろうとは考えていない。転入してきてくれるそういう方々を呼びたいなと考えている。中山議員は安くして売ればと言うような考えだが、すでに購入した人とのバランスもある。あそこは国道沿いの一流の場所ですから。
中山
あそこに建てた町営住宅は魅力的な場所ということで人気がある。安くしろとは言いませんが計画をたててPRしていくべきではないか。
町長
町営住宅は大変好評。ただ問題は残った区画はバラバラのひと区画ひと区画になっていること。できればなんらかの企業を誘致して社宅用として買ってもらうなど狙いを定めたいなと思っております。
山崎
不用品売り払い収入 1千円とは。
税務財政課長
今年度中学校2校閉校で出た備品の売り払いを行なった。来年度もそう行ったものが出て欲しいと言ってくださる方がいると思い計上した。
山崎
元の認定こども園予定地、給食センター横の土地についてどう利活用するのか。
町長
あそこの土地は町の貴重な財産であります。その考えの元造成しました。たまたまこども園は別の場所に代わったが町の中心地の非常に重要な場所。これからの利用計画を大きく考えていきたい。
佐々木
ふるさと寄附金 25,000千円。想定する業者を吟味して問題ないということで良いか。
税務財政課長
こう言うものを出したいよと言うときは札幌の業者と調整して町のホームページのふるさとチョイスに載る。業者については特に問題はない。
佐々木
やはり返礼品が魅力なのだと思う。去年のような事故のないようにしてほしい。更にどう進めるのか。
税務財政課長
たしかに業者、農家ともに取り扱いに慣れておらず返礼品に対するクレームが16件あった。
スイカについては切ろうとしたら中が水になっていたとのクレーム。札幌の業者を通して確認したところ、届いて1ヶ月ほど置いたものだったとのこと。そう言うことは想定していなかった。何日以内にと言う注意書きで対処することにした。
まいたけについては停電時には工場で菌床に影響が出たことで、いつ届くんだと言う苦情が3件あった。
とうもろこしについては6件分遅れていてどうなっているのかと。これに関しては31年度に振り替えてもらうと言うことで解決した。
トマトは4kgとのことだったが実際に届いたものを測ると4kgないと。そう言うことがあるので農家さんにはオーバー気味に入れた方が苦情は少なくなりますよと勧めている。
佐々木
クレーム対応は万全と捉えました。当地には牛肉もあります。牛肉も返礼品のメニューに加えることができると私は解釈しています返礼品に加えることができるよう調べて拡大に向けた取り組みを進めて欲しい。
税務財政課長
肉類があれば確かに魅力は増す。ただ総務省の見解では返礼品は町内で生産と加工された物となっている。牛肉に関しては函館に持って行くなど加工の主要部分が町外になるためルールから外れているのではと言う通知。調べたが函館の処理場でブロックにしているため大部分を町外で加工していることになる。それを厚沢部なんとか牛とすることは検討したが懸念もある。
佐々木
ブロックになったものを町内の肉屋さんで加工すれば町内加工ということになるのではないか。きちっと調べて取り組んでもらえればと思う。
佐々木
情報通信設備貸付収入 7,698 についての説明を。
総務課長
774件で一軒あたり月額700円をもって予算計上しています。
下川部
市町村進行宝くじ交付金 1,748千円について内容を説明してほしい。
税務財政課長
色々な計上方法があるので後ほど示したい。
下川部
新年度この交付金を使いたい団体からの要望はあるか。例えば新町本町の祭りで使いたいなど。
総務課長
2団体、防災の関係と館町町内会で祭りの関係で要望がある。
下川部
交付金は毎年ほぼ同じ額しかわが町には来ないのか。
総務課長
宝くじオータムジャンボやサマージャンボで上限や用途が定められている。
下川部
今回の宝くじ交付金は当町の元で使えるのか。
副町長
基本的に住民福祉の増進に使いなさいとなっており一般財源としている。
下川部
種子馬鈴薯選別施設利用料 13,600千円 について前年実績を教えてほしい。
農林商工課主幹
積立金 ~~ 。前年実績~~ を積み立てている。以上です。
(記録者注: 答弁書き取れず)
下川部
積み立てて次期設備更新に備えるということだと思うが、今の利用料で将来更新できるのが不安がある。
農林商工課主幹
過去4年間で~~ は下回っていない(記録者注: 答弁書き取れず) 。今年度は不作であったが、現時点では不安と感じておりません。以上です。
下川部
人口減がこの4年で約500人。若い人たちの負担にならないようにしないと大変なことになる。意見交換などしているか。
農林商工課主幹
将来的に種イモの計画量か毎年馬鈴薯の会合もあるのでまたその中で意見を交換していきたい。以上です。
山崎
種子馬鈴薯の影響力が大きい。課長は総会にも出席したので分かっていると思うが馬鈴薯生産の環境が悪い。昔ほどメリットが出ない。せっかく施設まで作っても部会、農協が弱くなって農家が生産できないとなる。利用料を1年間免除するなどの策は。
副町長
ちょっとよく理解できないのですが、本来あの施設は農家さんと農協が建てるものだった。それを過疎債が使えるよ、償還分を農家さんが払うよという事で町が建てた。あれだけの施設ですから守っていくように農家さんには頑張ってほしい。
それより心配なのはシストセンチュウ。これこそ農家と組合が力を合わせて対処してほしい。
山崎
センチュウの対処は簡単なんです。連作しなければ出ない。原因はわかっているんです。農家がイモを作る意欲がなくなるのが怖い。おっしゃる通り本来農協が建てるべき施設だった。そこを町にお願いして建ててもらった。行政に泣きついて。それなのに農協が手数料を横取りしているんではないかと。
下川部
1年間免除しても良いのではというのが山崎さんの意見だが、僕は逆に利用料をあげた方が良いのではという意見。生産者が多い今のうちに上げて、若い人の負の遺産にならないようにしてほしい。
町長
種イモの選別施設が必要という強い要望で町が設置した。将来を見越した積み立てを理解してもらって始まった。厚沢部町は馬鈴薯の町。それがなくなったら終わってしまう。
営農指導の意識がないといけない。食用イモの畑でセンチュウが出ると隣の畑で種イモの作付けができなくなる。これからも種イモを守るために食用イモ農家にもきちっとした中で営農しなければ厚沢部の農家は消えてしまう。
後継者少なくなるなか、独身男性に嫁さんをといろんな政策に取り組んでいるが、積極性がないためいい結果が出ていない。カンボジアの女性と結婚するケースがこの度初めてでた。外国人研修生が3年4年とやっているうちに勤め先で良い関係になる。これからも海外からも呼び込む。またトラクターの無人化などにも取り組んでいる。
9月10月には大学生が20何人も入ってくる。そういう中にぜひ後継者候補になるような人が出てきてほしい。大学生でも海外の娘さんでも馴染ませる努力をしてほしい。種イモの最終的な産地にしたいという思いで農家も努力を。みなさま方も農家の皆さんを励ましてほしい。
山崎
総務管理費 11,500千円の中身について。人が減っていて素敵な過疎どころか限界集落。どういう効果が出ているのか紹介してください。
総務課長
防犯街路灯電気料金助成事業費充当 1,500千円は、町内会の街路灯電気料金の70%。
素敵な過疎のまちづくり推進事業費充当 4,000千円は、素敵な過疎づくり会社へと委託充当。
PR推進事業費充当 5,000千円は、STVラジオの広告、移住推進事業費充当 1,000は、PRのための広告企画宣伝業務のそれぞれ町のPRについての充当。
どれだけの効果かは知名度の面、特産品や地域おこし協力隊を認識してもらうこと、移住定住事業ではファンづくりに寄与しているのではないかと考えている。
山崎
STVラジオの番組を聴いていてアイデアのない放送だなと思う。今金町も同じような番組をしているが町内の若者の声を流している。任せっきりでなくラジオに町長の声でも流してみるとかいうアイデアはないのか。任せていて事業推進しているのか。どういう効果が出ているかのチェックが必要だがチェックは働いていますか。
副町長
今金町の番組は聞いたことがないが、厚沢部の番組は道内各町で金を出し合ってやっている。年4回ほど厚沢部町が取り上げられることになっている。
こういう意見があったということをSTVラジオとも共有しながらやっていく。あくまでもPR。すぐに町の発展に繋がらなかったとしても長い目で見て地道に続けていくことでPR効果が出るのかなと思っています。
佐々木
ラジオ番組を何パーセント、何人が聴いているのかは分かりますか。
副町長
後で調べさせて報告させます。
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〈歳出〉
下川部
産業医月額報酬(1人) 755千円について。どういった勤務形態か。
総務課長
一昨年から北斗市の内科の先生が産業医に。第2木曜日、月一回、檜山振興局の産業医も兼ねているので振興局の後厚沢部町寄っていただいている。月額63千円の報酬。
下川部
毎月来てもらわなければならないのですか
総務課長
本庁舎や各保育所、国保病院など職場が複数あるため月一回の中で回ってもらっている。
下川部
法律の定めはどのようになっていますか。人数に対しては。
総務課長
50人以上の職場であれば必ず産業医を置くとなっている。
中山
街路灯設置はどこまで終わったか。どの程度経費削減になったか。
総務課長
街路灯整備は全町LED化が終わっている。電気料金は約6割くらい減となった。
中山
大変結構。町内各地区の施設の照明のLED化は。
総務課長
庁舎一部や新しい集会施設はLED化している。それ以外は球切れの時にLEDに交換している。体育館アリーナや図書館、学校関係もやりたいが試算して順次交換している状況。
中山
子供たちのために学校整備を考えていくべきでは。図書館が暗いのはちょっと残念だなと思う。学校と図書館についてありましたら答弁願います。
教委事務局長
学校のLED化はできればやりたいが、その前に雨漏り対策など優先すべき事もあり相談の上進めたい。
教委主幹
体育館アリーナを全面的となると数千万円かかる。図書館も確かに暗いので計画的に財源を見ながら取り組みたい。
只野
企業立地審議会委員日額報酬(10人)65千円はどのようなものか。
副町長
企業が町外から来る時に便宜を図ってあげたいということを協議して、この程度なら支援してもいいのではということを審議してもらう。
只野
10人となっているが有識者が決まっているのか。
総務課長
農業委員、土地改良区、建設協会、(記録者注: ほか書き取れず)などから一名ずつで10名としている。
先ほどのラジオリスナーのエリア人口について。北海道4万、関西中京10万、radikoで1万。計15万人くらいが聴いているだろうと見ている。また毎回ではないがクイズを出していてその募集には300人前後の応募があり年間で4,200通の応募がある。厚沢部町の認知度アップ、ちょっと暮らしや特産品のPRになっていると捉えている。
本日ここまで。
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2019.03.11 (月)
(この日の傍聴時間は10時00分〜14時50分、記録者:藤岡俊吾)
予算審議特別委員会(委員長は松村議員)
議案第1号 平成31年度厚沢部町一般会計予算
【参考】平成31年度厚沢部町各会計予算 (厚沢部町公式ホームページへのリンク)
一般会計予算(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
<歳出の途中から>
中山
学校管理費について。4年前に一般質問した小学校のトイレの洋式化はどの程度進んでいますか。
教育委員会事務局長
厚沢部小学校では和式11、洋式16。鶉小学校では和式16、洋式8。館小学校では和式17、洋式8。厚沢部中学校では和式10、洋式10。洋式便座についてはすべて暖房式になっております。
中山
檜山管内での洋式化はどれくらい進んでいるか。生活様式はほぼ洋式になっているが和式を残さなければならないと言う規約はあるのか。
教委事務局長
管内のデータはありません。和式を必ず残すと言う規約は特にないと思います。
中山
積極的に残さければいけないと言う形はない。一般質問から4年経っている。教育委員会として教育長どうですか。
教育長
洋式化の要望は理解できる。各学校には年度始めに優先順位をつけてもらっている。校舎の経年劣化なども見ながら考えていきたい。
中山
洋式化にこだわるわけではないが小さい子は和式を使ったことがないので学校では我慢するとも聞いている。現状本当に子育ての観点から気配りできているのかと思う。
教育長
おっしゃる事は理解できる。各学校の意向も踏まえながら実態や生徒数も確認して協議しながら将来的なことも含めて総合的に考えていきます。ご理解ください。
中山
学校からの要望がなければ取り組まないのか。
教育長
要望を確認しながら協議を進めた上で総合的に考えたい。
中山
4年前から動きが全くほとんどなかった。学校と教育委員会の協議もなかったと聞いているので今日質問した。子育て教育の考えについて町長にお聞きしたいと思う。
町長
学校と調整しながら計画的に進めている。水洗化するようにとの話ではそういう進め方をした。トイレは10個15個あったとすれば使いやすい方から子供たちは入る。不自由はしてないのかなと思う。和式でも水洗化にはなっている。もし子どもたちが不自由していると言うのであれば洋式に替えることは構わない。
中山
ちなみに鶉小学校で(記録者註:〇年生の?書きとれず)男子トイレでは洋式1、和式2。女子トイレで洋式1、和式5 です。数字を見れば気配りがないなと。ぜひ自ら確認の上で検討していただきたい。
佐々木
P169、通学バスの利用計画人数は。
教育委員会事務局長
厚沢部中学校で館地区から3名、鶉地区から15名。厚沢部小学校で5名、鶉小学校で5名+6名、館小学校10名。
佐々木
厚沢部中学校のスクールバスの規定はどうなっているか。
事務局長
あくまでも学校区域で決まっている。下地区であれば旧清水地区のみがバス利用の対象。
佐々木
統合中学校になっての乗車規定の見直しの検討はあったのか。
事務局長
運行計画を立ててから保護者とも連絡をとり状況見ながら判断している。
佐々木
厚沢部の中学校も1つになった。今後見直しを考えて欲しい。
教育長
要望の点は理解できる。準備委員会の中で保護者含め十分練られた上の規定。いま統合後1年を終えようとしている。あらためて要望出てくるかもしれません。検討チェック改善再度考え直すこともあるかもしれません。公正かつ公平に進めます。
佐々木
わかりました。美和地区の保護者の中にもバスに乗れないなら下地区に住まいをかえるかもと言う話もあった。結局移っていませんが若い世代が学校周辺に集中してしまう事の理由になりかねませんので。
只野
資料のP3、文化財保護事業の中のパトロールや埋蔵文化材~~(記録者註:書きとれず。資料確認もできないため)とはどのような内容か。
教委主幹
年一回の学芸員によるパトロールを行っている。また公共事業によって影響を受ける埋蔵文化財のあるなしを確認し保護するための事前協議を行うもの。
只野
パトロールはどの方が、また埋蔵文化財のあるなしの確認はどの方が行うのか。
教委主幹
パトロールは檜山管内合同で行っている。厚沢部の文化財であれば上ノ国の学芸員さんが見たりと。確認は町教育委員会や大きな案件であれば道教育委員会から現場に人が来て調査している。
只野
文化財保護委員(10人)の報酬が13万円の予算となっているがこれは学識経験者でしょうか、また年2回ほどの開催でしょうか。
教委主幹
町内の方々になっていただいています。また年2回の開催を予定しています。
只野
館城跡公園管理業務委託料について。AR・VRを使っての復元ということで凸版印刷のデモも来ていましたが、その事業はどのようなことになるのか。
教委主幹
6月の議会定例会で予算計上する予定でおります。後の世代に負担をかけることのないような全体像を考えています。
中山
6月定例会で提案したいとのことだが今ほとんど館城についての計画の説明がない。もう実施計画に入っていてもいいくらい。政策予算として骨格予算で出てきても良いのではと思うが。担当の学芸員がいなくなり、館城跡については一般の職員で対応している。現状どうなっているのかその点について。
教委事務局長
予算的には平成27年3月の館城跡保存整備基本計画で策定されているがAR・VR技術が進歩している点などを検討活用して整備計画を進めていく。
教育長
当初はAR・VRは含まれていなかったため基本計画の修正が必要になってくる。現在各方面に町の意向も説明しながらアドバイスをいただいている。基本計画修正のための原案を作っている段階。
保存整備基本計画が策定された4年前の段階のあと学芸員が組合専従者として2年間不在になった。現在は学芸員がいなくなったわけではなく元々事務吏員であって学芸員の仕事もするという採用だった。2月から新たに1名入っており問題なければ4月1日付で新たに事務吏員 兼 学芸員として採用となる予定。
館地域でも詳しく説明してすでに委員会も6月にはスタートする準備をしている。文化庁調査官の意見もいただきながら歴史ある大事な文化財をAR・VRやムービーを使ってどう伝えるのか考えていきます。
中山
分かりました。基本計画の修正を作っているとの事だが実施計画はまだできてないと捉えていいのか。
教育長
2年以上空白があって、その間の技術の進歩もあった。次世代に負担のかからないよう2年のブランクを改善の機会として、整備計画は文化事業として発信して行きたい。そこに向けて取り組んでいる。
中山
どうもVRだけ強調されすぎていて青写真が見えてこない。基本計画実施計画の中でVRをどう活用しようとしているのか。
教育長
後ほどゆっくりご説明申し上げたい。文化財保護事業として土塁、南門、武家屋敷調の建物。まずは見せると言うことかなと。実際の復元をするだけの資料はない。推定現実での復元を作る段階。そこから詰めていく。
ストーリーの中で一つの文化財の道として函館と江差の間に厚沢部がある。館城に関してはARでの復元と。最低限土塁を整備することによって補助金が受けられる。そういった作業の段階です。
中山
目標は何年後を見ているのか。いつになったら見せられるのか。
教育長
地元の館観光促進会には説明して了解をもらえているが年数を申し上げるといつ出来ると言ったじゃないかとなる。平成28年から2年の空白あった。本来ならすぐかかるべきだったが移れなかった。10月14日に文化庁の話で12月までにある程度改善をと。さらにはストレートミュージアム(記録者註:凸版印刷製のAR・VRアプリ)との関連など総合的に判断する中で、本音を言えばいつまでにと言いたくてしょうがない。もう少し時間をいただきたい。
佐々木
文化財保護費の資料P4。ホールの鹿子舞展示はどこの鹿子舞ですか。教育長覚えていますか。
教委主幹
滝野からいただいたもの。
佐々木
滝野鹿子舞保存会の協力。羽織袴は有志の方が開館当初から。以前の教育長時代にも申し上げていたが保存会の協力を得ながら刷新していく必要があるのではないか。
教育長
鹿子舞の件、衣装も日光で変色してきたと話し合っていた。200年の歴史を伝承していくことが必要。昨日美和の敬老会でも鹿子舞については話し合いました。今後のことを数年スパンで総合的に考えていきます。
佐々木
ぜひ鹿子舞保存会とも協議した中で進めていただきたいと申し添えておきます。
山崎
中学生議会の開催がありませんでした。私の今の任期の間に可能でしょうか。
教育長
何度か説明していますが、年間事業計画が走り始めた後の提案でありました。次年度に向けての中学生議会がどのような形なるかわかりませんが。
山崎
私どもは町民の要望を受けとって町長に届けている。中学校が統合したタイミングで大きなアクションをぜひ実現して欲しいなと。公営塾は総務の担当だが教育委員会としての考えを尋ねたい。
委員長(松村)
山崎委員、予算に関連した内容でお願いします。
山崎
そうゆう姿勢ですか。数字だけを話し合う場ですか。
委員長(松村)
そういう意味ではないですけれど。
教育長
公営塾については企画総務の担当。オブザーバーとして教育委員会はこうした方がいいですねと横断的に連携。中3を中心としてスムーズに行っていると認識。ただ教育委員会はあくまでも学校教育においての学力向上が本分。学校の外での学力向上についてはあくまでもオブザーバー。よろしいでしょうか。
山崎
分かりました。生涯学習アドバイザーとはどのような方か。
教委主幹
生涯学習アドバイザーは厚沢部中学校の校長を退職した方に在職いただいている。
山崎
具体的などのような指導指導をされているのか。
教委主幹
高齢者学級や生涯学習あっさぶ、文化講演会、以前であれば創造の翼などを担当している。また学校の不登校、SNSトラブル、いじめ等についても各校長教頭と相談に乗ってもらっている。
山崎
コミュニティスクールについてはどういった構想か。
教育長
すでに厚沢部小学校では実施している。学校運営協議会を置いた仕組みを言う。地域の皆さんの声を活かす。
新年度は厚沢部中学校でコミュニティスクールの取り組みを始める。これはPTAなどとは別。評議会とも別。何がいいかというと運営協議会の意見を出せる。教員配置に関しての意見も言う。反対する権利はないが基本方針での説明を受けてそれを承認する権利がある。生涯学習アドバイザーが入っていきながら決めていく。
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中山
P184。図書館・郷土資料館管理費について。どの程度年間利用者がいて今のスペースで十分なのか。
教委主幹
利用者数は2月末現在で5,370人。スペースは現状特段溢れているわけではないので充分かなと。
中山
資料の中に第二次推進計画とあるが課題は主にどのようなものととらえているか。
教委主幹
図書館をより楽しめるところにしていく、学校図書館との連携など。
中山
子供たちの利用はどうなっているか。図書の数については。
教委主幹
児童生徒の利用者数は2,795名。蔵書数は2万1千冊となっている。
中山
子供の利用者が多いことは喜ばしい。知り合いの札幌の方で本を寄付した人がいたがあまり感謝されなかったと言っていた。
教育長
まず感謝はしています。もし感謝の程度があまり伝わってないとしたら改善しなければいけない。蔵書の数は檜山でナンバーワン。1千万円かけている町はうちだけです。精査する中でやりとりがありもし心が通い合わなかったのであれば改善したい。
中山
寄付された本の良し悪しの判断は誰が。
委員長(松村)
中山議員、一般質問のような質問は控えてください。
中山
職員の姿勢が見えなかったのかなと。図書館では借りたい本がすぐに借りれるようになっているか。
教委主幹
こういう本と言われればお手伝いできる状態になっているので活用してほしい。
浜塚
資料ナンバー6。就学援助費の支給される時期を教えてください。
教委事務局長
所得が固まってからとなるので6月に支給している。
浜塚
前にも言ったが例えば入学準備金であれば4月に支給されなければ6月支給ではタイムラグがある。改善はできないか。
教委事務局長
おっしゃる事はわかります。実際前々年度の所得を元に入学前に行っている町もある。ただ支給した後に転出した場合の返還手続き等の取り扱いの問題がある。管内の状況もみて払いっぱなしや二重取りとならないようにする必要がある。
浜塚
本来であれば入学準備金は入学までにが望ましい。P194給食費。去年8月稼働した給食センターの給食費は今までとどのくらいの差があるのか。
教委事務局長
本人の負担額は二町給食センター(記録者註:江差・上ノ国)では三町センターの時と変わっておらず小学校で月3,500円、中学校で月4,200円。当町では小学校で月3,800円、中学校で月4,500円。若干300円上がっているが三町センター時代はご飯は各家庭からだったが当町の給食センターはご飯も提供している。
浜塚
300円上がってるのはご飯の分ということですね。近隣市町については。
教委事務局長
手元にある資料のみですが乙部町で小学生4,000円、中学生4,870円。七飯町で小学生3,600円、中学生4,530円。北斗市は七飯町と同じ。函館市は小学生3,800円、中学生は1・2年生4,800円、3年生4,600円となっております。
浜塚
P192。太鼓山スキー場の委託費はこれで十分か。
教委主幹
今シーズンは積雪に恵まれ1月21日からオープンできた。特段運営に問題があったとの報告はない。
下川部
P167。備品購入費のうち学力向上教育用備品購入費 964千円。どういったものか。
教委事務局長
タブレットを購入した。平成30年度厚小に6台導入済み。平成31年度は13台を導入の予定。内訳は鶉小3台、館小4台、厚中6台。
下川部
それで十分間に合うのか。
教委事務局長
基本的に各教室に1台程度。プログラミング教育も始まる。さらなる要望あれば予算措置を講ずる。
下川部
P165、需用費のうち修繕料(教職員住宅)2,085千円についての説明をお願いします。
教委事務局長
新町1戸、赤沼2戸、鶉町1戸、館町2戸の住宅の外壁コーキング、和室の床・天井の修繕、屋根塗装など。
下川部
教職員住宅の数はたくさんあるが今現在にどのくらいの割合で入居者がいるか。
教委事務局長
すこしお待ちください。
下川部
前にある方から言われたことがある。校長教頭住宅はいいがそれ以外の住宅はとてもじゃないが住めたもんじゃないと。学校には言わないのかと聞いたら言いにくいと。だから第三者の私がここで伝える訳ですがどう思われますか。
教育長
前年度実績をもとに要望あれば直しています。家屋そのものといった大規模なものはむずかしい。管理職の住宅だけがということはない。教員の側にも住む住まないの選択権はある。学校のあり方、住宅も含めて総合的にやっていかねばならない。
教委事務局長
先程の入居者の件。教職員住宅61戸のうち教員入居者18戸、一般入居者31戸、空き11戸。入居率は80.3%。
下川部
要望があればすべて直すというわけではないのか。
教委事務局長
基本的に学校からの要望があれば全部直しています。
下川部
教員は古い住宅に住まない住みたくないと言っている。町外から通っている教員は何名ぐらいいるか。
教委事務局長
少しデータが古いかもしれないが町外から通っている教員24名。うち持ち家以外の借家住まいが11名、職員住宅(? 記録者註:書きとれず)1名。
下川部
本当は子供いる先生は大きな声で言いづらいけど厚沢部に住みたいんです。厚沢部町の教育ははずば抜けて良いですから。でも住みたいと思っても教職員住宅は古いし民間アパートも少ない。そういった人を1人でも多く迎え入れることができるよう取り組んで下さい。答弁はいりません。
資料4ページ、子ども読書活動の課題は見つかったんでしょうか。
教委事務局長
中山議員にも答弁しましたが図書館を利用してもらう子どもたちがどこでも~~(記録者註:書きとれず)
下川部
どの位のペースで協議していくのか。
教委主幹
年2回ほど学校の図書担当と社会教育の一部の人に集まってもらって協議する。
下川部
P175、備品購入日 949千円の内訳について教えてください。
教委事務局長
合唱台やトランシーバー、レーザープリンターなど。
下川部
非公式の場でも言ったが厚沢部小学校のフェンスの土台が腐っていていつ倒れてもおかしくない。5月には運動会もある。その前に早急に対処していただきたい。
教委事務局長
ご助言ありがとうございます。すぐにでも確認し業者に改修させます。ありがとうございます。
下川部
P179、各種学級講師等報償費 160千円とあるがこれについての説明を。
教委主幹
キッズ食育であったり高齢者学級の講師への報酬の合計です。
山崎
P164、教育委員年額報酬(4人) 1,024千円。教育委員の役割がよくわからない。教育長は兼務ですよね。それと一般質問でも出しましたが教育委員会は小学校統合について委員の中でどのように話し合われているか。
教育長
統合についてこちらからの提案はしていない。一貫教育の有効性、いろんな仕組みの違い、小4ビハインド、アプローチプログラム、スタートカリキュラム、 高1クライシス、小1プロブレムなど様々な義務教育の在り方を考えていかねばならない(記録者註:概略このような内容。早口のため正確には書きとれず)。町民の中の意見をとらまえながらきちんと寄り添う形で作っていかねばならない。
山崎
鶉町内会では平成29年度に小学校統合についての要望を出している。適正配置計画にのっとってとの回答だった。町民からは中学校とこども園が一つになって小学校だけ3地区に分かれているのはどうかという声も出ている。もうちょっと関心を持ってほしいとお願いします。
教育長
いろんな動きをとらまえて教育委員として取り組んでいきたい。より良いあり方にむけたありがたい意見。今後ともよろしくお願いします。
山崎
ニュースにもなっているが家庭での子どもの虐待あった場合の学校内の態勢はどのようになっていますか。
教育長
ニュースには心を痛めています。事務局内でも対応次第ではその子の命が失われるかもというところまで針をふりきって常に100%を目指すように話をしています。
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委員長(松村)
各委員にお伝えします。予算審議特別委員会では審議内容は平成31年度予算に関連あるもののみとしそれ以外のものは委員長権限で却下します。
山崎
P194、保健体育費、多目的交流広場の芝刈・清掃等管理委託料1,049千円と、町民総合グラウンドの芝刈・施設管理委託料1,335千円について。多目的交流広場の芝刈とはどの場所ですか。
教委主幹
パークゴルフ場の芝刈りです。
山崎
委託料はパークゴルフ場の芝刈り機械を稼働させるためだけの委託費か。
教委主幹
コース整備とトイレ棟管理などを含めた全体の委託費です。
山崎
パークゴルフ場の芝刈り機械の関係で議会に要請が来ています。現在の機械はどのくらい年数経つのか。
教委主幹
平成17年に取得した機械。維持修繕を繰り返しながら使っている。年次計画を立てながら刷新していきたい。
高田
総合グラウンドと多目的交流広場の委託料の差は。
教委主幹
総合グラウンドでは造園業者さんへの委託で追肥や除草剤散布も含む一方、多目的交流広場は事業団だけ(? 記録者註:書きとれず)。
山崎
答弁の中で修理しながらと言うことだがかなりうまく刈り取れない聞く。きちっと管理できないと芝は痛む。できれば機械を新しくしてほしい。6月の議会までには考えていただきたい。
町長
4年前から毎年要望が上がっているが毎年きれいに草刈りはされています。疑問視する声もある。日程で年間で200何十日も刈っている。こんな状態までやらなきゃいけないのか。毎日高齢者事業団に金払いしている。日数から言って雨の日以外毎刈っている状態。計画的な進め方を機械の件含めこちらから指導することを考えている。
山崎
機械を買って刷新してから指導してくださいよ。毎日刈らなければいけないのは機械が古いせいもあるのかも知れない。
町長
状態よくしながらやっている。機械センター出身の方がオペレーターをして自分で直している。
下川部
機械が古いのは予算を通してもらえばいいと思う。運転手の方がかわる事情も聞いている。利用者の方に刈り方が悪いと毎度のように言われると。直しながらやっているが限界もある。均等に刈ったつもりでも機械によって差が出る。きれいな草刈りを利用者が使うにあたって求めるのであれば利用料を取るべきだと個人的には思う。
町長
町民であってでも有料なんです。条例の中でもそうなっている。当分の間無料としているだけで。きちっと指導すると言ったのはそういうことも含めてということ。機械を買うとなったら有料にします。そういう考え方が妥当だと思っている。
下川部
条例ではちなみに利用料はいくらとうたっているんですか。
教委主幹
町内の方は一日200円、シーズン3000円。町外の方は一日200円、シーズン5000円です。
下川部
という事は一日あたりは町内も町外も一緒ですか。
教委主幹
今は町内の方は無料です。
町長
条例では町内在住者は100円、町外では200円。
教委主幹
すみません。
下川部
参考までに利用者数が何人でもし徴収したら年額ぐらいになるのか簡単でいいので教えてください。
教委主幹
年間利用者6,000人ですので100円だとして60万円となります。概算ですが。
下川部
草刈り機械がいくらかは調べていますよね。
教委主幹
だいたい130数万円です。
下川部
ということは2年で機械代が出てくる。利用者がそれだけ求めるのであれば要望書を起こした方々にきちんと説明して利用料を取るべきですよ。厚沢部の一等地にあるのだから。町内100円と言わず200円でもいいと思う。条例も変えてその分コース管理をきちっとやると。
町長
私も常々そう考えておりました。上里温泉で話したご老人からここで100円とっているのにあそこのパークゴルフが無料とはどういうことだと言われた。一日パークしながら健康増進してもらいたいということで当分の間無料とした。新年度から有料化します。草刈り機械が必要なら他で使っている手押しのものもある。
下川部
特殊なものなんです。ゴルフ場のグリーン周りやフェアウェイを刈る機会は6百万とかする。使用者は競技に出ることも想定してきちっと整備してくれと言うのだから要望出してくださった方々と話して前向きに解決いただけたらと思います。
委員長(松村)
答弁は要りませんか。
下川部
はい。
山崎
パークゴルフは健康増進に役立っている。有料にしなくてもいいのではないか。できればそのままにしていただきたい。
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佐々木
P161、工事請負費 公営住宅改修工事費 22,320千円 、4棟16戸の屋根とのことだが入居者はどのようになっているか。
建設水道課長
15戸入居、1つだけ空き。昭和50年代に建てられ過去にも屋根塗装などをしてきたがもう直しきれないため雨漏り、煙突、軒天の改修費として計上。
佐々木
最近の公営住宅の状況は。
建設水道課長
築年数の立った古い住宅はじめ全体で333戸ある。政策空き家はそのうち約1割の32戸。当町の適正管理戸数までもっていくため、入居者が退出したら一棟ずつ壊していきたい。内部で入れ替えも。
佐々木
古い住宅で手入れや適正な管理、環境整備があまり進んでいない。とくに雨の時や春先は快適になっていない。
建設水道課長
内部の確認は退去時に確認して床の補修やユニットバス入れ替えをしたりしている。古い住宅はどうしょうもない。今は中を見ていただいてこれでよければと言うことで家賃も納得の上で入居していただいている。周辺整備は雨水排水などの工事はできないので砂利を入れるなどで対処する。
佐々木
高見団地のトイレの水洗化については。
建設水道課長
平成13年に補助半額で52戸はすべて水洗化している。赤沼の下の方だけ水洗化していないがそこは15戸のうち8戸しか入居していない。
佐々木
ほんとに老朽化している。大規模改修や下水道整備をして行く必要あるのでは。条件悪い家にはだれも住みたくない。
建設水道課長
それで今回雨漏りなどの補修に1戸当たり100万円ほどかけて改修しました。そのための予算計上であります。
委員長(松村)
ほかにありませんか。
最後に一般会計全般について質疑ありませんか。
それでは、質疑を終結します。
<討論なし原案通り可決>
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議案第2号 国民健康保険事業特別会計予算
【参考】国民健康保険事業特別会計(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
山崎
P23、最大高額医療費はどれくらいですか。
保険福祉課長
平成29年度で一番多い方が1,596万円かかった。全体で200万円超えが28名いました。年々上がっている。背景には高度な医療を求める傾向があって今後年々増えていく傾向にあります。
<討論なし原案通り可決>
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議案第3号 後期高齢者事業特別会計予算
【参考】後期高齢者医療特別会計(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
只野
P14、徴収費 1,197千円から348千円と大幅減額の理由は。
保健福祉口課長
平成27年にはシステム改修費用が委託料に入っていたため。
<討論なし原案通り可決>
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議案第4号 介護保険事業特別会計予算
【参考】介護保険事業特別会計(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
只野
P26、趣旨普及費 159千円について教えてください。
保健福祉課長
福祉用具や住宅改修用具の貸し出しについて。パンフレットにかかるものです。
只野
人数は増えているのか減っているのか。貸与の人数は。住宅改修用具の貸し出しは。
保健福祉課長
正確な人数は後ほど。さほど人数の動きはないのでほぼ同数で推移するとみている。
<討論なし原案通り可決>
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議案第5号 簡易水道事業特別会計予算
【参考】簡易水道事業特別会計(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
<討論なし原案通り可決>
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議案第6号 農業集落排水事業特別会計予算
【参考】集落排水事業特別会計(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
高田
P9、道補助金のうち 排水施設機能強化対策事業費補助金 21,650千円 とは。また機能診断及び最適整備構想策定事業費補助金 6,000千円 とは。
建設水道課長
機能強化対策事業はポンプの~~(記録者註:疲れてきたため書きとれず)。策定事業は平成30年度に機能診断、平成31年度基本~~(記録者註:疲れてきたため書きとれず)みたいな形で最適整備構想を練っていく。そこについて600万円の補助をもらって行うというもの。
<討論なし原案通り可決>
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議案第7号 国民健康保険病院事業特別会計予算
【参考】国保病院事業特別会計(厚沢部町公式ホームページへのリンク)
山崎
病院院長が転院すると言う話を聞いた。危惧しているので確認したい。
町長
院長については本人からではなく鹿児島県のある町長から話があった。本人からは何時何時と聞いていないし退職願いも出ていない。最低でも半年前には退職願いを上げるように言っている。向こうの町長の言う通りなるかわからない。先日の鶉の敬老会でも来年もまた来ますと本人も言っていたので当面はやめることはないと思うし許可するつもりもありません。
<討論なし原案通り可決>
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委員長(松村)
以上で、各会計予算の審議全て終了しました。予算審議特別委員会に付託されました平成31年度厚沢部町各会計歳入歳出予算7件について審議しましたが、特別委員会の審議結果については7会計ともいずれも可決をするものであります。これをもって予算審議特別委員会を閉会します。ご苦労さまでした。
<予算審議特別委員会 閉会>
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議長(鈴木)
本日3月11日は東日本大震災の発生した日でありますので犠牲者者への哀悼の意を込めて黙祷を捧げたいと思います。
<庁舎内放送が流れ 14時46分 黙祷>
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議長(鈴木)
予算審議特別委員会に付託した平成31年度厚沢部町各会計予算の審議結果について委員長から報告書の提出がありましたので委員長の報告を求めます。
松村
それでは、報告させていただきます。議会予算審議特別委員会に付託されました平成31年度厚沢部町各会計予算7件について審議いたしましたが特別委員会の審議結果については7会計全て原案どおり可決するものであります。
平成31年度予算執行に当たっては委員会審議の中における各委員の発言を十分認識され町民のための町政推進に一層の努力をされることを望むものであります。以上委員長報告といたします。
議長(鈴木)
ただいまの予算審議に対する特別委員会の委員長報告はいずれも可決であります。したがって議案第1号から議案第7号までの7件については質疑、討論を省略して委員長報告どおりに決することに御異議ありませんか。
異議なしと認めます。したがって議案第1号から議案第7号までの平成31年度厚沢部町各会計歳入歳出予算7件については委員長報告どおり可決されました。
以上で本定例会に提出された案件の審議は全部終了しました。会議規則第7条の規定によりこれをもって会議を閉じたいと思います。平成31年第1回厚沢部町議会定例会 閉会します。ご苦労さまでした。
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おわり