参考
2019年7月5日町内小学校のあり方に関する保護者懇談会(下地区)
2019年7月16日小学校のあり方に関する地域住民懇談会(鶉地区)
経緯(個人としてのまとめ)
いつ | 何を | 誰が | どこで | どうした | 備考 |
1月25日(金) | 統合についての考え | 議員 | 議会報告会(下地区会場) | 賛成:高田・山崎・下川部 各議員、反対:鈴木・中山・浜塚 各議員 | 左欄の順番は議会だより(議会報告会特集号)のA議員~F議員に対応。 |
2019年2月~ | 署名とアンケート | 鶉小保護者Aさん | 鶉地区 | 小学校の統合について | 「これまでの経緯とこれから」の文章。記名式で賛成・反対に〇。理由記述欄あり |
3月6日(水) | 第1回議会定例会 | 山崎議員の一般質問 | 議会 | 教育環境の再構築について | 「義務教育学校等、小中一貫教育をもしっかりと視野に入れ、全力かつ迅速に協議検討する必要がある」(教育長の答弁) |
4月16日(火) | 当選後の4期目の抱負 | 町長 | 選挙事務所にて | 小中一貫教育の導入を目指す方針を明らかにした | 4期目の重点政策の一つとして道新の取材に対し(4/17の記事) |
5月17日(金) | 要望書提出 | Aさんと鶉小保護者有志 | 教育委員会 | 教育長に要望書を手渡す | |
5月18日(土) | 函館新聞 記事 | 教育長 | ― | 「要望を真摯に受け止める」 | 「41名分の署名も合わせて手渡した」(記事本文より) |
5月22日(水) | 北海道新聞 朝刊記事 | 教育長 | ― | 「義務教育学校も視野に入れた小中一貫教育を検討」 | 「署名は1~5月に43人分を集めた」(記事本文より) |
同日夜 | 「厚沢部町の義務教育の未来を検討する会」(仮称) | 各地域および中学校のPTA会長 | 教育委員会 | 要望書受理の経緯を説明するための会 | 鶉地区保護者懇談会での説明より |
6月17日(月) | 保護者向けアンケート | 教育長 | 各小学校・こども園 | 小学校統合に関するアンケート調査について | 締切日6月25日(火)。無記名だが通園・通学状況を記入、自由意見欄あり |
6月18日(火) | 第2回議会定例会 | 香川議員・山崎議員の一般質問 | 議会 | 3小学校の統合、小中一貫教育について | 「結果ありきの運営でなく、慎重にさまざまな保護者町民の意見を受けながら、より良い方向性はこちらで提案提示していく」(教育長の答弁) |
同上 | 町長の町政執行方針 | 議会 | 教育について | 「教委とともに学校や社会での教育活動が望ましい環境の中で展開されるよう、計画的かつ積極的に教育文化活動の充実に努める」(町長の町政執行方針) | |
6月23日(木) | 住民向け回覧 | 教育長 | 回覧 | 3地区での住民向け懇談会の案内 | 町HP「長からの配布物」に掲載なし。 |
6月24日(金) | 保護者向け案内 | 教育長 | 各小学校・こども園 | 町内小学校のあり方に関する保護者懇談会の開催について(ご案内) | 各地区個別の案内。他地区についての記載はなし。 |
7月3日(水) | 鶉地区保護者懇談会 | 教育委員会 | 鶉町研修センター |
アンケート結果説明・質疑応答・意見収集 |
18時30分〜20時00分、出席者数12名(学校関係者3名、保護者9名)、概要は以下に記載 |
7月4日(木) | 館地区保護者懇談会 | 教育委員会 | 館振興センター | ||
7月5日(金) | 下地区保護者懇談会 | 教育委員会 | 山村開発センター |
アンケート結果説明・質疑応答・意見収集 |
18時30分〜19時15分、出席者5名(学校関係者2名、保護者3名)概要は2019年7月5日町内小学校のあり方に関する保護者懇談会(下地区)のページに記載 |
7月16日(火) | 鶉地区住民向け懇談会 | 教育委員会 | 鶉町研修センター | 小学校の現状についての資料・質疑応答・意見収集 |
18時30分〜19時50分、出席者数約20名(地域住民13名、議員4名、学校関係者3名)、概要は2019年7月16日小学校のあり方に関する地域住民懇談会(鶉地区)のページに記載。 |
7月17日(水) | 館地区住民向け懇談会 | 教育委員会 | 館振興センター | ||
7月18日(木) | 下地区住民向け説明会 | 教育委員会 | 山村開発センター | ||
鶉地区保護者懇談会
- 期日 2019年7月3日(水)18時30分〜20時00分
- 場所 鶉町研修センター
- 教育委員会出席者 教育長、学校教育係主幹、社会教育係主幹、学校教育係長、社会教育係長、学校教育係
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出席者数 12名(学校関係者3名、鶉地区保護者9名)
アンケート結果説明
6月17日に配布した「小学校統合に関するアンケート調査」の結果報告
質問
Q 道新の記事が出た日の3小学校PTA会長・厚中PTA会長との話し合いの内容は。
教育長 PTA会長に要望書受理の経緯を説明する共通理解のための会。
Q 要望書を受けてからアンケート配布までの間に館地区や下地区から具体的に意見は届かなかったのか。
教育長 個人的には様々な意見あったが、地域の代表者からといったまとまった形ではなかった。
Q 統合について子どもたちにアンケート取ることは考えているか。
教育長 幼児児童にたいしては聞き方によっては誘導になる。やはり保護者の意見を聞く。
Q 中学校統合やこども園への統合を進めたときの評価や反省点をまとめたものはあるか。
学校教育主幹 こども園では大勢になったことで言葉とかの発達は促されているようだと聞いているが正式なものではない。
教育長 各委員会でこうすべきだったなと言う事は記録中にあると思うが、改善を視野に入れた検証にまでは至っていないと理解している。
Q 仮に統合となる場合には小中一緒でもいいが校舎を建て替えしてほしい。
教育長 まずご意見をしっかり受け取ります。
Q 統合したほうがいいのかなという思いもあるし大人数になることへの不安もある。
教育長 いただいた意見は我々もしっかり視野に入れて提示していきたい。
Q 義務教育学校や小中一貫校とはどんなものか。
教育長 9年間を1人の校長がリーダーシップとマネジメントの中でやる。教頭は2人、主幹教員も2人。メリットは中一ギャップなどが改善されるとデータが出ている。校長をそれぞれに置いた小中一貫教育という仕組みもある。どちらもカリキュラムは比較的自由に決められる。
Q 義務教育学校になる場合には新しい一つの校舎ができると言う捉え方はあっているか。
教育長 新築のほか改築増設などいろんなパターンがある。お金をどれだけかけられるかにもよる。
Q ここで出た意見や館地区、下地区の保護者から出る意見を我々が知る機会がほしい。
教育長 発信の方法は何かしら考えてまいります。
その他の意見
- 地域が寂しいとの意見あるが子供の教育を考えるためのアンケートのはずが主体に子供がいない
- 統合に賛成。現状3校区制だがそこに向うのであれば来年卒園の子供たちから段階的に選択制を導入したほうが子供ためになるのでは
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複式で学年で同性が少ない。やはり向上心とかライバル争いが足りないのかなと思うことがある
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統合に賛成したいところもあるしちょっと微妙なところもある
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統合した時に親同士の付き合いの色々な面で温度差があるのかなと心配なこともある
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全体でのいかだ下りなど鶉小の良いところは参考にしてほしい
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地域で反対だという人は地域の行事に参加してくれなくなるんじゃないかという部分が多い
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鶉の地域行事あれば早めに返して協力して参加させる、夏まつりで出し物やったりと言った形で対応してもいいのでは
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学校なくなる事は寂しいが子供たちの事を考えたらそれも仕方ないかなと思って受け止めている
- 地域の大人が考えて解決して行かなければいけない問題を子供に背負わせるべきではない
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陸上の記録会で鶉小や館小の雰囲気とはずいぶんと違うんだなと感じた。アットホームさは当たり前だと思っていたけれど小さいがゆえなんだなと
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寂しいから反対だって言う人たちは今の学校の現状を知らない人が多い
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一般町民向けの懇談会の資料には現状と今後の児童数の推移の資料も添えてほしい
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ただ漠然と統合に向かうのでなく現状を地域の人に知ってもらって判断してもらうのが大事
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反対意見をしっかり真剣に皆で議論して解決して良い方向で動かないことにはどこかでくすぶって後々問題になる
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鶉は人数が減っていくけど館はこれから人数まだ減らないからまだ、というのは聞いた
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こども園の保護者にとっては統合問題は小学校保護者以上に切実
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鶉小学校にあと何年通うのかなという漠然とした不安ある。親として悩むところも正直ある
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全ての人が賛成して統合すると言う話は絶対にならない
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一般町民向けの懇談会では3地区保護者懇談会での意見をまとめたものあると良いと思う
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校区制をなくして来年卒園から自由選択制にしてもいいのでは。最初に卒園する子供たちがバラバラになって悲し涙を流すことになる
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反対意見に対してその意見をケアしてその人たちが納得できるような環境でなければ統合は無理。
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以上。
(2019年7月8日 記録者:藤岡俊吾)