シオン幼稚園 - 船橋

シオン幼稚園について知っていることをぜひ教えてください

よく「いい幼稚園とそうでない幼稚園の見分け方」ということを言われますが、最近は“給食がある”とか“教育的な要素、習い事みたいなこともある”というものが人気のようです。

娘がこちらの幼稚園に通い、もう２年半も経ちますが、そう言う点では、とても人気がある幼稚園ではないと思います。

キリスト教系の幼稚園のため、わりとボランティアの精神を大事にして、保護者の負担は大きく、バザーなどイベントごとでは保護者のお手伝いが多かったり、手作り品を作らなければならなかったり、お弁当も週４回です。

また、私が昨年度の１月にお手伝いで参加したお餅つき大会で、一緒に参加したお父さんと「シオンは本当に子どもたちを自由に遊ばせているんですね」という話をしていました。

９時半までに登園して、餅つきの準備10時半くらいまでの間、ある子どもたちは園庭のブランコなどの遊具で遊び、別の子どもたちは先生のピアノに合わせて歌い、また別の子どもたちは好きなように工作をしていたりと、各自が好きなことをやっていて、それを“ほったらかし”と呼ぶか“自由に遊ばせている”と呼ぶかは、それぞれあるとは思いますが、もちろん時間内ですが、この時期にその子が好きなことを好きなだけできるということは、何かを教え込ませることよりも大事なことのように、僕は思います。

また、10月の運動会では、保護者はカメラ・ビデオの撮影は禁止。そうすると、場所取りをすることなく、撮影することに気が取られないので、自分の子どもも、その他の子どもも、みんなで落ち着いて、和気あいあいと応援することができます。

そんなところが、一つの特徴であり、子どもたちを大人が見守るという、この幼稚園のスタンスが表れています。

我が家は、特にキリスト教の宗教とは関係ないのですが、毎日のお祈りや礼拝など、神様を通じて、見えないものに守られていること、感謝する気持ちなども育まれていくのだと思います。

年少、年中、年長を縦割りで、３クラスで、約６０名の園児。

「子どもの個性を大事にする」「それぞれの成長が違う、今を大切にする」確かに、そんな幼稚園だなと思わされます。