名称
旧 桔梗屋
所在地
神奈川県藤沢市藤沢1丁目1-9
ウェブサイト
(ここにリンクを追加します。)

桔梗屋洋紙

創業は江戸時代の1800年頃だろうか、2代目清右衛門が継いだ嘉永6年(1853年)頃までは遡ることができる。藤沢宿で銘茶・紙問屋を営んでいた旧家。本社は横浜に移転してしまったが、藤沢に現存する唯一の店蔵で現在も藤沢支店として営業を続けている。

明治44年(1911年)建築の店蔵。海鼠壁は平成元年(1989年)に付けられた。

藤沢地域の店蔵は明治13年(1880年)大川屋火事の被害から川上広文堂の店蔵が免れたので、その後、防火機能を備えた建築として普及したが、関東大震災及び街道の拡幅工事等によって減少していったとされている。

桔梗屋の店蔵は明治44年(1911年)の建設だが、これは4代目清右衛門が13歳で家督を継いだ為、信用を得るためだったのだと伝えられている。

左端の黒い柱。

関東大震災の傷があります。

関東大震災にも耐えた桔梗屋さん。

その大黒柱です。

藤沢宿のパワースポット。

右端は壁が崩れています。

3.11の爪痕です。

国登録有形文化財(建造物)

答申年月日:平成25年(2013年)7月19日

  • 店蔵 明治44年(1911年)
  • 主屋 明治44年頃、昭和初期増築
  • 文庫蔵 文久元年(1861年)、大正14年(1925年)改修

その他

明治13年(1880年)に建設された川上広文堂の店蔵は平成7年(1995年)解体保存されている。

関連リンク

外部リンク