遊行寺橋

「東海道 藤沢」二代広重   現在の遊行寺橋

 

国道467号線から遊行寺の正門方面に向かうと、境川を跨ぐ赤い小さな橋があります。

「遊行寺橋(ゆぎょうじばし)」と名付けられたこの橋は、その昔「大鋸橋(だいぎりばし)」と呼ばれていました。

大鋸橋のすぐそばには江ノ島一ノ鳥居が置かれていて、江戸時代に描かれた浮世絵にはこの場所がよく登場します。

 

上の浮世絵は、大鋸橋付近を描いた14代将軍家茂の上洛にちなむ作品。行列がシルエットで描かれています。

作者:二代 歌川 広重(重宣)

タイトル:「東海道 藤沢」

製作:1863年

(藤沢市教育委員会所蔵)

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