• 期 日 2018年4月28日(土)10時00分〜15時30分
  • 目 的 F2〜F4の塹壕測量調査
  • 参加者 野村祐一、石井淳平、石井遼平

旧道から南側の低い尾根上に分布する塹壕の調査を行いました。この付近には函館市の毛利さんによってF1〜F4の4つの塹壕が確認されていました。すでに測量が終わっているF-1をのぞいたF-2〜F-4の測量調査に着手しました。赤い四角で表示された箇所が今回実測を行った塹壕です。

F-2塹壕を発見できず、F-4の南側で未発見と思われる新たな塹壕を確認し実測を行いました。

 

 

F-3塹壕の測量調査

F-3塹壕の全景です。

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メジャーを基線にして実測作業を進めます。

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F-3塹壕は長軸約10mで二股川方向の西側に土塁があります。

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F-4塹壕の測量調査

F-4塹壕はF2塹壕から約100m南の尾根上にあります。調査時点ではF3塹壕かF4塹壕が分からなかったのですが、GPS記録から考えてこの塹壕がF-4塹壕で間違いなさそうです。今回の調査ではF-2塹壕は確認できませんでした。

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F4塹壕にはクマの巣穴があります。

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F-4塹壕は中ほどで約60度の角度で屈曲しています。

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新発見塹壕(仮称F-18塹壕)

問題の新発見塹壕です。切土と盛土で広い平坦面を作り出していることが特徴です。GPS記録から見る限り、毛利剛さんが発見していない新発見の塹壕と思われます。F-4塹壕から南側は急斜面になっており、斜面中腹に塹壕が設けられていました。

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平坦面が広いので測量作業も楽でした。他の塹壕が人がすれ違えないほどの狭いものであるのに対して、この塹壕は大きなスペースが確保されています。

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