和歌山県御坊市に堀河屋野村という醤油の老舗がある。
塩味の冴える素晴らしい醤油だ。
近所の魚屋から刺身を届けてもらって、自分で作ったという味噌と堀河屋の醤油で、平野さんがもてなしてくれた。
味噌・醤油の歴史

紀州日高郡由良町にある興国寺。鎌倉時代から禅宗の寺として名高いこの寺に径山寺味噌の製法が伝わり、現在の醤油が生まれたとされる。

堀河屋の歴史

堀河屋は元禄元年(1688年)に、御坊と言う寺内町に産まれた。

熊野水軍の末裔と言われ、紀州藩の品物を江戸運ぶ廻船問屋であった。

1700年前後には十数隻の廻船を有していた。

その後、1756年に蝦夷に漂流したのを転機として徑山寺味噌、醤油製造業に転向、現在に至る。

ー以上、堀河屋HPより転載ー