光金山 法林寺

甲斐武田信玄の流れ「亀山城主湯川直光公」創建の寺                                 紀州日高平野のシンボル亀山城主十一代湯川直光公が、永禄五年(1562)日高平野に最初の浄土宗寺院を創建する。城主三男民之進が出家し初代住職に就任する。その弟子満誉上人は、のち知恩院二十九世門主となり徳川家康の尽力にて大伽藍を極め、中興上人となられています。法林寺初代住職遷化の際には直筆位牌を贈り明治頃まで毎年香典を備えられ、知恩院直属寺院とされる。                                     また、高野山系寺院が、江戸時代に一斉に五十六ケ寺が浄土宗に転宗した際には浄土宗の念仏信仰興隆に大きな功績を残されました。                                             ここ日高平野は、戦国時代より熊野古道の宿場町(日高川の渡し場付近に本陣・旅籠を備える)として栄え、亀山城の城下町の形態をなして後は、熊野古道の商業交通の要衝をなす。                       寺院位置は、熊野古道紀州路コースに面しています。                             平成本堂大修復工事(H14年)完成の際に、地域に開かれた寺院とすべく『多目的ホール(信徒会館)』を新設。寺院空間を活用した非営利活事業組織を設立して、市民と共同した様々な活動の場として企画運営が行われています。庫裡の「いろり庵」を設けて囲炉裏での相談コーナーも設けられています。

ーー寺院ホームページよりーー