富士屋ホテル(ふじやホテル、1878年 - )は、宮ノ下にあるホテル。
沿革
1877年(明治10)、山口仙之助は、宮ノ下の藤屋(ふじや、安藤勘右衛門)を買収し、温泉の使用権も獲得した(2)。
1878年(明治11)7月に名称を富士屋ホテルと改称し、外国人宿泊客向けのホテルとして開業(1)(2)(3)。
事業は山口仙之助から、入婿の山口正造に引き継がれた(2)。
1891年(明治24)春、ホテルが新築された際に、箱根で初めて全館に電灯が点された(4)。
1973年(昭和48)、湯本富士屋ホテル開業(1)。
リンク
- 富士屋ホテル ウェブサイト
参考資料
- 富士屋ホテル 仙石ゴルフコース ウェブサイト>歴史、2023年1月20日最終更新
- 鳥居泰一郎「海外まで有名な富士屋ホテル」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、44-45頁
- 「年表」同書148-151頁
- 播摩晃一「初の電信、電話、電灯」同書30-31頁