電話(でんわ、1901年 - )
沿革
1901年(明治34)8月に、宮ノ下郵便局と湯本郵便局に電話所が設置され、京浜地区の相手を呼び出して、通話が出来るようになった(1)。
箱根の旅館主たちが、個別に電話が引けるよう当局に要求した結果、翌1902年(明治35)9月に、湯本・塔ノ沢・宮ノ下(2)あるいは湯本・塔ノ沢・宮ノ下・底倉・小涌谷・芦ノ湯(2)の旅館に日本初の特設電話が引かれた(1)(2)。
参考資料
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播摩晃一「初の電信、電話、電灯」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、30-31頁
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「年表」同書148-151頁