ここでは、せせらぎ水路 について紹介します。
在所:万年寺山北坂登り口~府道20号線
【ポイント】
①.下水道処理水の再利用を目指した事業で、平成7年より整備された。
・渚処理場から枚方市駅下埋設管(径1.8m)で処理水を導き寝屋川に放流
・せせらぎ水路 ;1.5トン/日
・枚方市駅トイレ;0.3トン/日
・枚方市役所緑道;2.3トン/日
・ラポール枚方 ;4.0トン/日
②.旧宿場町の保存と次世代の街づくりを同時に実感できるポイント。
【関連写真】
【補足説明】
①.現地説明板より
この道路は(都市計画道路京阪2号線)は、都市計画事業京阪本線・交野線(枚方市駅周辺)連続立体交差事業の関連側道として整備されたものです。
この水路には、家庭等から出された汚水を淀川左岸流域下水道渚処理場で高度に処理された水を流しています。また、構造物の一部には、処理場で発生する汚泥を高温で焼いたものを利用しています。 平成7年3月 枚方市
②.処理水活用状況
枚方市では、大阪府淀川左岸流域下水道渚水みらいセンターで処理された高度処理水を寝屋川へ放流しています。その放流用の管(管径1,800mm)が、市の中心部である枚方市駅下に埋設されていることから、駅舎下の人孔(マンホール)にポンプを設置し、駅周辺で平成7年より「せせらぎ水路」や「水洗トイレ」に処理水を利用した事業を進めてきています。
-1.京阪南2号線(高架側道)内せせらぎ水路
利用形態;修景用水、散水用水
利用水量;1,500m3/日
供用開始;平成7年4月
歩道部分の余裕のある部分に、緑に囲まれたせせらぎ水路を設置。せせらぎ水路の水及び植栽の灌水用水として処理水を再利用し、憩いと潤いの場を創出しています。また、歩道舗装材、河床、水鏡に、下水汚泥の溶融スラグを利用した磁器質タイルを使用しています。