ここでは、蔵の谷古民家群 について紹介します。
在所:枚方元町
【ポイント】
①.廃順興寺の寺内町として栄えていました。
※ 大隆寺敷地から油屋跡が出土
②.織田信長の焼き討ちによって順興寺共々に焼失。
③.大隆寺・願生坊の建立で復活。
④.問屋場後背地として集積物資の保管蔵が建設。
【補足説明】
この周辺は、廃順興寺の寺内町として栄えていましたが、1570年の織田信長の焼き討ちで順興寺共々全焼してしまいました。
江戸時代に入り、枚方宿の問屋場の後背地として集積物資の一時保管のための蔵が立ち並び、蔵の谷と呼ばれるようになりました。
従って現存する古民家は宿場町の影響を受けたもの、町民の住宅・妾宅・隠居所・豪農造りなど様々なものが入り混じったのが特徴です。