ここでは、大洪水後の仮堤防跡 について紹介します。

在所:桜町5~9

【ポイント】

①.明治18年(1885)6月18日の伊加賀堤防決壊で大洪水。

②.明治42年(1909年)5月に仮堤防跡地に盛り土をして貸座敷業者が移転し桜を植えた。

 桜新地と名付けたのが始まり。

③.道路両側には、今も廓造りの家屋が数軒残存。

④.道路北側の淀川堤防との間の住居は一段低い位置にあり、当時の堤防・盛り土の面影を残す。

【関連写真】

 仮堤防跡北側の一段低い家屋2020_01_06 金只   

【補足説明】

①.明治18年の洪水後、流れが速くて元の場所に堤防が築けず、仮堤防を築堤。

 本堤防は明治21年に旧堤防の跡に再築。

 明治42年(1909)5月に仮堤防跡地に盛り土をして貸座敷業者が移転し桜を植えたので桜新地と名づけられ現在の桜町ができた。