ここでは、宇治上神社 について紹介します。

在所:宇治市宇治山田59

【ポイント】

①.文化財

  ・宇治上神社本殿;国宝・重要文化財(建造物)

  ・宇治上神社拝殿;国宝・重要文化財(建造物)

  ・宇治上神社摂社春日神社本殿;重要文化財(建造物)

  ・本殿扉絵(板絵著色);4面重要文化財(絵画)

  ・童子象(第一殿);重要文化財(絵画)2面

  ・随身像(第三殿);重要文化財(絵画)2面

  ・宇治上神社末社厳島社;京都府有形文化財(建造物)

  ・宇治上神社末社香椎宮;京都府有形文化財(建造物)

  ・宇治上神社末社武本稲荷社;京都府有形文化財(建造物)

  ・宇治上神社文書;京都府有形文化財(古文書)

②.創建は年代不詳

  ・延長5年(927)の「延喜式」に宇治神社二座の記載

  ・菟道稚郎子の離宮「桐原日桁宮」の旧跡であると伝え

  ・平等院ができた後、両社はその鎮守社とされた

  ・奈良文化財研究所の年代測定で本殿は1060年代頃とされ1052年創建の平等院との関連が深かった?

③.1994年古都京都(京都市・宇治市・大津市)として世界遺産として登録

【関連写真】

 標識(全域重要文化財)2020_09_15 金只   

 入口鳥居2020_09_15 金只   標石(宇治上神社)2020_09_15 金只   

 説明版(宇治上神社)2020_09_15 金只   山門2020_09_15 金只   

 桐原水2020_09_15 金只   説明(桐原水)2020_09_15 金只   

 

【補足説明】

①.現地説明板より

 宇治上神社は、明治維新までは隣接する宇治神社と二社一体で、それそれ、離宮上社、離宮下社と呼ばれていました。祭神は宇治神社の祭神でもある悲運の皇子菟道稚郎子のほか、父の応神天皇と兄の仁徳天皇を祀っています。本殿は平安時代後期の神社建築としては最古のものに属する建物で、一間社流造の内殿三棟を左右一列に並べ、後世これらに共通の覆屋をかけたものです。また、その身舎の扉には、建立当時の絵画が遺されています。なお、境内に沸き出ている桐原水は、宇治七名水の一つとされています。

【参考情報】

Wikipedia:宇治上神社