ここでは、枚方八景(山田池の月) について紹介します。

在所:山田公園北エリア

【ポイント】

1.山田池は、およそ1200年前(平安時代)の築造と云われている。

2.はじめは、灌漑用の池でした。

3.近年公園として改修され現在に至った。

【関連写真】

 観月堤の休憩所2020_03_12 金只   案内板(枚方八景;山田池の月)2020_03_12 金只   

 【補足説明】

①.現地案内板より

 山田池は大阪府営山田池公園の中に在って、公園の中核をなす古い池で、灌漑用のため池としてつくられました。

 戦前は万を超える鴨の大群が降りたものですが、数少なくなったものの、今も各種の水鳥がみられます。

 水面の広さは、およそ10ヘクタールで、府下でも有数の大池です。

 池のすぐそばでは、弥生時代から古墳時代の住居跡や土器などが発見され、古い土地柄を物語っています。池の周囲には深い木立があり、竹林があり、花しょうぶが咲き、草原あり、あるいは緑樹の枝が池に浸っている所もあるというように変化にとんでいます。その上複雑な地勢の起伏が手伝って、まわりの喧騒をさえぎり、静寂を保っています。

 満々と水をたたえる水面に映る月は、また格別の趣があります。

 1年を通じて花が咲き、市民の憩いの場所であり、風景と自然を楽しむ場でもあります。

 ※ 山田池公園一帯に広がる出屋敷遺跡の説明版は展望広場にあります。

【参考情報】

枚方市ホームページ:山田池の月