ここでは、樟葉駅前モニュメント について紹介します。
在所:樟葉駅前広場
【ポイント】
①.楠葉の牧と土器作りのモニュメント。
【関連写真】
【補足説明】
①.駅前モニュメントより
東面
平安時代に楠葉郷に置かれた摂関家楠葉牧は、馬の飼育やまぐさの提供を本務としながら、やがて多くの田畑をかかえる広大な荘園に成長し、碗や鍋などの土器造りもしていました。
「梁塵秘抄」の歌謡は、土器造りの娘が泥を洗い落としたら、きれいな娘に変わったよ、ああ美しいーという意味で素朴な味わいがあります。
南面・・・平安時代の歌謡集「梁塵秘抄」より
楠葉の御牧(みまき)の土器造り
土器は造れど女(むすめ)の貌(かほ)ぞよき あな美しやな
北面
楠葉は早くから交通の要衝として開けた地域で「古事記」「日本書記」には地名由来をはじめ、楠葉渡し、継体天皇樟葉宮などの記述があります。
奈良時代には、楠葉駅、楠葉布施屋久修園院が知られ、平安・鎌倉時代になると、諸国から物と人が集まり、小都市を形成するほどの賑わいをみせたといわれています。
【参考情報】
Wikipedia:楠葉牧