ここでは、樟葉駅前モニュメント について紹介します。

在所:樟葉駅前広場

【ポイント】

①.楠葉の牧と土器作りのモニュメント。

【関連写真】

 樟葉駅前モニュメント2012_06_06 金只​   

 モニュメント東面2012_06_06 金只​   モニュメント南面2012_06_06 金只​   モニュメント北面2012_06_06 金只​   

【補足説明】

①.駅前モニュメントより

東面

 平安時代に楠葉郷に置かれた摂関家楠葉牧は、馬の飼育やまぐさの提供を本務としながら、やがて多くの田畑をかかえる広大な荘園に成長し、碗や鍋などの土器造りもしていました。

 「梁塵秘抄」の歌謡は、土器造りの娘が泥を洗い落としたら、きれいな娘に変わったよ、ああ美しいーという意味で素朴な味わいがあります。

南面・・・平安時代の歌謡集「梁塵秘抄」より

 楠葉の御牧(みまき)の土器造り

  土器は造れど女(むすめ)の貌(かほ)ぞよき あな美しやな

北面

 楠葉は早くから交通の要衝として開けた地域で「古事記」「日本書記」には地名由来をはじめ、楠葉渡し、継体天皇樟葉宮などの記述があります。

 奈良時代には、楠葉駅、楠葉布施屋久修園院が知られ、平安・鎌倉時代になると、諸国から物と人が集まり、小都市を形成するほどの賑わいをみせたといわれています。

【参考情報】

Wikipedia:楠葉牧