ここでは、治郎兵衛宮 について紹介します。

在所:津田南町2丁目

【ポイント】

①.地蔵池の西、畠のなかにある小さな祠。

②.八大竜王を祀った雨乞いの宮

③.明治5年の社寺整理統合で津田春日神社に合祀

  その後、神主の谷岡氏が以前の場所に再興

【関連写真】

​ 地蔵池から望む2013_04_22 金只​   畠の中の祠2013_04_22 金只​   

【補足説明】

①.津田史によれば、

 「昔、旧畠田村の氏神で春日大明神と八大竜王を祀る末社があった。

 明治5年の社寺整理統合のとき津田・春日神宮に合祀され、跡地は畠となっていたが、その後、神主の谷岡氏が以前の土地に宮を再興して奉納した。この宮が「現在の治郎兵衛宮である」とある。ここでは津田の春日神社に合祀とあるが、春日の春日神社に合祀されていたとの資料もあり、はっきりしない。

 八大竜王を祀っていたといえば、雨乞いの宮である。

 この辺りは、地蔵池沿いの道から一段高くなっていて昔の宮山の面影を残している。当祠は畠の奥にあって参道などもなく、祭祀がおこなわれている気配もない。知らない人は気がつかないであろう。

【参考情報】

インターネット:枚方の神社ー4