ここでは、西雲寺(穂谷) について紹介します。

在所:穂谷3丁目 19-11

【ポイント】

①.浄土宗寺院

②.文化財級の仏像が多数あり。但し、由来が不明。

【関連写真】

 北東角の石垣2014_09_27 金只​   南東の参道2014_09_27 金只​   

 山門2014_09_27 金只​   

 案内板(山門横)2014_09_27 金只​   案内板(内容)2014_09_27 金只​   

 本堂2014_09_27 金只​   

 北西裏参道の紅葉2014_11_21 金只​   

【補足説明】

①.現地案内板より

 西雲寺(サイウンジ)は、穂谷山九品院と号し、現在は浄土宗の寺院である。開基は不明であるが、享保5年(1720)の記録によると、当時は融通念仏宗であった。

 本尊の阿弥陀如来立像は、寄木造りで像高75.7cmを測る。善導大師坐像と法然上人坐像は、寄木造りで彩色が施され、胎内には文書等が収められており、内部背面には墨書も認められる。

 ほかにも多くの仏像を所蔵するが、そのうち阿弥陀如来立像は、寄木造りで像高97.4cmを測り、本尊よりも時代を遡ると思われる。由来・伝来等は明らかでないが、西雲寺が所蔵する仏像のなかで最も古い仏像の可能性がある。               1982年 枚方市教育委員会