ここでは、交野天神社末社貴船神社本殿 について紹介します。
在所 | 枚方市楠葉丘二丁目19-1 |
種別 | 市指定文化財 建造物 |
指定 | 平成16年04月01日 |
所有 | 交野天神社 |
【ポイント】
①.本殿は、一間社流造(桃山時代)の遺構
②.古くから楠葉の氏神様として祀られてきた。創建時期は不明
※社の特徴から桃山時代に遡る。
面取角柱、木鼻の絵様繰型、連三斗、曲線の高欄、猪目縣魚など
③.交野神社創建に伴いこの場所に移築。
④.祭神は、高竉神と継体天皇。
【関連写真】
貴船神社正面2012_10_29 金只
貴船神社左側面2012_10_29 金只
貴船神社本殿2013_07_21 金只
祭神の表示2013_04_28 金只
【補足説明】
①.現地案内板より抜粋
村の産土神で穂掛神社とも呼ばれた貴船神社は、現交野天神社社殿のあたりにあったものを樟葉宮跡とせられていた丘に移したものと伝承されている。
交野天神社の境内東北の丘に建つ、桁行1メートル余の小さな一間社流造です。建立年代は明らかでありませんが、面取角柱の面の大きさ、木鼻の絵様繰形、連三斗、優雅な曲線の高欄、猪目懸魚等から桃山時代に遡る遺構とみられます。規模の割に柱が太く、和様による水平感の強い社殿です。平成16年4月1日、有形文化財に指定。