ここでは、京阪本線橋本駅について紹介します。
【ポイント】
①.枚方市から京都府八幡市に入った初めての駅になります。
②.一日平均乗車数は約6,438人(2015年度)
③.主要観光資源は、橋本宿の町並み、西遊寺、樟葉台場史跡公園、久修園院、平野瓦窯群跡
【関連写真】
京阪本線橋本駅東口2018_03_27 金只
駅東口前の西遊寺2018_03_27 金只
東口前八幡市観光案内図2018_01_04 金只
橋本駅西口2018_01_04 金只
【補足説明】
①.橋本の由来:行基(668-749)が架けた「山崎の橋」の橋の本にあることからと伝わる。
※紀貫之(868-945)の土佐日記にも登場する。
②.「山崎の橋」は何度も流され、西国街道との往来のために橋本の渡しが造られた。
※橋本の渡しは、1962年まで運行。
③.「橋本」は、石清水八幡宮に参拝する人達の宿泊場所であった。
※渡し場を降りると目の前に男山(石清水八幡宮)右手に樟葉の関所の立地。
※平清盛時代にすでに遊里があった。
④.豊臣秀吉の時代に入り、京街道の一部に組み込まれ、更に徳川家康によって東海道に組み込まれたことによって遊郭として繁栄した。
※最盛期には、街道沿いに75の妓楼が並び、娼妓は400名以上だったとのこと。
⑤.昭和33年(1958)の公娼制度廃止後は、遊郭の灯は消え閑静な街になっている。
⑥.街道沿いに残る二階建ての廓造りの建物は、遊郭の華やかな面影を今に残す。
※この町なみは宮尾登美子原作、1982年の映画『鬼龍院花子の生涯』にも登場している。
⑦.近年、男山の南斜面の住宅開発が進んでいる。
【交通アクセス】
バス:13B系統(京阪くずは行);(全日)
78A系統(男山車庫行) ;(全日)
【参考情報】
WikiPedia:京阪本線橋本駅