ここでは、光善寺地内町古民家群 について紹介します。
【ポイント】
①.江戸末期の街道と町なみが保存されている。
②.街道に面した家々の多くは、現代生活に合わせたリホームされている。
③.表からは直接見ることの出来ない裏側の蔵の殆どがきれいに白壁を見せている。
④.南側から住宅開発が忍び寄っている。
【補足説明】
①.街道北端の古民家・・・広い屋敷、総二階、起屋根、蔵、長屋門、塀で構成された農家?
②.光善寺門前の古民家・・・広い屋敷、厨子二階、起屋根、虫籠窓、長屋門、塀、段蔵で構成された寺院の有力檀家?
③.街道筋の煙出屋根を備えた古民家・・・全体的な様式から庄屋か町の有力者の住居か?
④.街道筋の厨子二階の古民家・・・厨子二階、起屋根、虫籠窓、出格子、格子窓を備えた古民家で商家か?
⑤.南端の突出玄関を備えた古民家・・・この辺りから松ケ鼻にかけて街道に向かって玄関を突き出した民家が続く
④.古民家の特徴
1).建物全体の特徴
・厨子二階造 ・総二階造
・起屋根 ・煙出屋根
・虫籠窓
・出格子
・格子窓
・突出玄関
2).蔵の特徴
・高床蔵 ・段蔵
3).門構の特徴
。長屋門 ・棟門