ここでは、北山中央公園 について紹介します。

在所:北山町一丁目26

【ポイント】

①.住居都市整備公団が昭和61年から造成したニュータウン「ポエムノールひらかたきたやま」の中心に整備された公園。

【関連写真】

 公園入口2021_02_25 金只   標識(北山中央公園)2021_02_25 金只   

 公園全景2021_02_25 金只   休憩所と広場2021_02_25 金只   

 

 【補足説明】

①.現地説明文より

 南正面

 北山の西沿いを走るのが東高野街道で南海道を引き継ぐ歴史街道です。

 京都から洞ヶ峠を超え、生駒山地の西麓を南下して紀州の高野山に通じています。

 平安時代以降、高野詣での道として賑わい、戦乱期には軍馬が行き交いました。街道の一部は昭和41年の枚方バイパス開通によって物流の重要なルートとして現代に蘇りました。

 右側面

 北山は河内国北端に位置し、東高野街道の要衝である洞ヶ峠を隔てて山城国に接しています。

 江戸時代には、このあたりを知行した長尾村の入会地となっていました。村人たちに薪を提供する貴重な山で、子供たちは兎狩りをして遊びました。また、長尾村瑠璃光寺の東方には久貝家知行支配の中心として陣屋が置かれていました。

 左側面

 北山には、住居都市整備公団が昭和61年から造成したニュータウンが「ポエムノールひらかたきたやま」です。

 その一角に大阪府下では珍しいテンダイウヤカ(天台烏薬)が残されています。クスノキ科の常緑低木で、塊状でのある根は健胃剤に用いられていました。秦の始皇帝は不老長寿の霊薬として徐福に命じてこれを探索させたと伝わりますが、元来は中国原産で江戸時代に日本に伝来したといいます。

 ※ 公園内では「テンダイウヤカ」は見つかりませんでした。

   テンダイウヤカ」は、菅原天満宮(長尾)の社殿裏で自生してるものを見ることができます。