ここでは、古民家群(仮堤防上) について紹介します。

在所:桜町西部

【ポイント】

①.明治18年の大洪水時、この地点に応急処置として仮堤防が造られた。

②.本堤防完成後、堤防跡地を埋め立て貸し座敷業者が移転し、新桜町となった。

③.淀川側の1列後の家屋が1段低い風景がこの地の成り立ちを表す。

④.貸し座敷業者(廓造)の面影を残す廓造の建物が数件残存する。

  ・総二階、格子窓、二階の窓の高さ、二階の窓の手摺などが特徴

【関連写真】

 町並み西端からの風景2015_05_17 金只   廓造り(格子窓・高い二階の窓など)の古民家2017_03_29 金只   

 厨子二階を模した新築家屋2017_03_29 金只   洪水の難を逃れ段蔵を残した家屋2017_03_29 金只2019年解体後集合住宅建設