ここでは、史跡(上の論場) について紹介します。

在所:惣喜池と井手口池の中間

【ポイント】

①.穂谷川の引水について藤坂村と津田村が話し合った場所。

【関連写真】

 穂谷川自然巡回道路休憩所

 井手口池の堤防

 

 

【補足説明】

①.田中史生氏資料より編集

 旧山根街道の「とみつ橋」から穂谷川自然巡回道路を遡り、杉中学校の近く、惣喜池と井手口池の境の付近に論場はあった。

 津田と藤坂の穂谷川の引水で争ったところで、大嶺の論場に対して上流に位置するところからこのように呼ばれた。

 生活の水を巡る争いは、村々の激しい対立を招き、村役人の調停では決着がつかず、代官。大阪町奉行への訴訟となったこともありました。この場所は、穂谷川からの引水争いの論場であったが、津田山中には「山の論場」もあったとのこと。