ここでは、国宝毘沙門天王(北山本山寺)石碑 について紹介します。
在所:白梅町4-1先
【ポイント】
①.沿革
・大正06年(1917) 旧国鉄高槻駅前に建立。
・昭和49年(1974) 駅前再開発に伴い西部高槻店南西部に移設。
・平成23年(2011) JR高槻駅北東土地区画整理事業に伴い、この地に再移設。
【関連写真】
【補足説明】
①.現地案内板より
この石碑は、大正6年(1917)に旧国鉄高槻駅前に建立いたしましたが、昭和49年(1974)駅前再開発に伴い西部高槻店南西部に移設し、平成23年(2011)JR高槻駅北東土地区画整理事業に伴い、この地に再移設いたしました。
本山本山寺はこの地より北西約10kmにあり、「霊雲院(レイウンイン)」とも云い毘沙門天(重要文化財)を本尊とする天台宗の寺院です。
696年に役の行者の神変大菩薩が堂を構え、770年頃、光仁天皇の第一皇子開成阿闍梨が諸堂宇を建立し、その後、1582年山崎合戦の兵火を被りが、1603年豊臣秀頼公により再建されました。
本堂内には、智証大師作の不動明王、(伝)弘法大師作の宇賀神王(弁財天女)聖観音立像(重要文化財)と御本尊の毘沙門天像を安置しています。また、皇室や将軍の崇敬が厚いことから多くの奉納品が残されており、三好長慶や高山右近の書状も現存しています。
2011年1月 高槻市大字原3298
天台宗 北山 本山寺
【参考情報】
Local Wiki:本山寺(高槻)