ここでは、宇治川の鵜飼 について紹介します。
在所:京都府宇治市塔川4-5
【ポイント】
①.宇治川の鵜飼いは、平安時代に既に行われていた。
※ 藤原の道綱の母の「蜻蛉日記」に記述あり。
②.弘安7年(1284)、真言律宗の宗の僧「叡尊」が朝廷に働きかけ、宇治川の網代撤廃、殺生禁断の太政官符を公布させ宇治川の鵜飼いは廃絶。
※ 十三重石塔を建て全ての漁具を納めて宇治橋の再興をした。
③.現在行われている鵜飼いは、大正15年「宇治川観光ライン」の観光船運航で復活。
【関連写真】
【補足説明】
①.飼育員の話による
飼育中の鵜は20羽。
1日1回の演技で6羽を使用。演技船は1双であとは見物船。
鵜は3日に1回のわりでローテーション稼働。
毎日、中島橋付近でトレーニング。
②.日本語の「鵜呑みにする」の語源
鵜が魚を噛まず丸呑みすることにちなんだと云われる。
【参考情報】
宇治市観光協会ホームページ:宇治観光協会
Wikipedia:鵜飼い