ここでは、安居橋 について紹介します。
【ポイント】
①.橋長;21m 幅員;4mの太鼓橋
②.現在の橋は、昭和50年(1975)に改修したもの。
【関連写真】
【補足説明】
①.現地説明板より
安居橋(あんごばし)
安居(アンゴ)の名の由来には、諸説があります。
一説では、鎌倉時代より八幡の町ぐるみで行われていた安居神事から名付けられたと言われています。
また、かってすぐ川下にあった「五位橋」に相対する仮の橋として造られたため「相五位橋(アイゴイバシ)」と呼ばれ、これが変化して安居橋と呼ばれるようになったとの説もあります。
江戸時代はじめには、この場所に橋が架けられていたことが古絵図で確認できますが、構造は反り橋でなく、平橋で描かれています。
元禄7年(1694)には、「安居橋の月」が八幡八景のひとつとして選ばれ、数々の歌が詠まれています。
慶応4年(1868)1月、鳥羽伏見の戦いで焼失しましたが古くからの「高橋」という反り橋(太鼓橋)が約150m川下にあったことから、この高橋を偲ばせる形で再興されました。
現在は石清水八幡宮の神事である石清水祭(方生会)の舞台として親しまれています。
八幡市
【参考情報】
Wikipedia:安居橋