ここでは、廃久須々美神社 について紹介します。

在所:牧野阪2丁目 2-15

【ポイント】

①.延喜式神名帳久須々美神社 鍬 河内国 交野郡鎮座 

②.祭神久須々美大神 『河内国國式神私考』王仁之霊神

③.鎮座地:明治42年3月片埜神社に合祀

④.継体天皇は九頭竜川の出身であったことから、九頭神を招聘したのか?

【関連写真】

 片埜神社の標柱場所2013_05_31 金只​   標柱裏面(明治42年3月)2013_12_29 金只​   

【補足説明】

①.合祀前の式内・久須須美神社は、旧坂村字九頭神の氏神であった。鎮座地は当社の南東の現在の牧野本町1丁目7番地のあたりだが、住宅地となっており場所の特定は難しくなっている。祭は神社名のままの「久須須美大神」としていた。神社本庁『平成祭礼データ』では、久須須美神は櫛御気野神・家津御子神・熊野櫛御毛奴神・熊野加武呂乃神などと異名同神としている。式内・久須須美神社の社号標が片埜神社境内の林の中に建てられている。

 なお、大和国城下郡にも同名の式内社(現 村屋坐弥富津比売神社境内摂社)があるが、関連は不詳である。

②.参考情報では、その場所を牧野本町7番地と言っているが、その地図と祠の写真、その周辺の地形から牧野本町36番地の辺りと思われる。

【参考情報】

インターネット:神奈備久須々美神社・・・場所を示す地図

インターネット:エナガ先生講義メモ ・・・関連すると思われる祠の写真

Localwiki:久須々美神社跡地