ここでは、影見池 について紹介します。

在所:津田元町四丁目14向い 

【ポイント】

①.惟喬親王が見失った愛鷹の影を池面に写る姿で発見。

・・・常に清水を湛えていたとのこと。

【関連写真】

  影見池2012_10_11 金只  案内板2012_10_11 金只

【補足説明】

①.現地案内板より

 惟喬親王(844年~897年)は文徳天皇の第1皇子であったが、藤原良房の孫で第4皇子の惟仁親王が皇太子に立てられた。のちの清和天皇である。失意の惟喬親王はたびたび交野の別荘渚院を訪れ、藤原業平らと歌を詠み遊猟して心を慰めた。

 ここの影見池は、いつも清水を湛えていたので、惟喬親王遊猟のとき、見失った愛鷹が池面に写る姿から発見されたという伝説を残している。

 田を養ってきたこの池も宅地化の波にのまれその役割を終えたが、枯れることなく湧く水が惟喬親王の秘話を今に伝えている。

平成10年3月 津田財産管理委員会

【参考情報】

Localwiki :惟喬親王伝説