ここでは、枚方市に伝わる惟喬親王伝説 について紹介します。
中宮地区を中心とした禁野の周辺に、惟喬親王伝説が伝わっています。
惟喬親王は、天皇に即位できなかったことから禁野での遊猟に明け暮れた生活をしていました。
その箇所は、以下の場所です。
1.渚院跡 :遊蕩の拠点とした天皇家の別荘跡
2.日置天神社:夕日よ堕ちないでくれと祈願して、お蔭で鷹の居場所がわかったという。
3.圓通寺 :雪娘伝説
4.影見池 :池の面に映った見失った鷹の姿によって発見できた美しい池であった。
5.茄子作 :鷹の足につける名鈴(ナスズ)を作るよう村人に命じたことに由来。
6.鷹塚山遺跡:惟喬親王の愛鷹を葬ったとの伝承地。
7.萬年寺旧跡:惟喬親王の鷹が巣を作ったという老松にちなんで長松山と名付けられた。
8.和田寺 :禁野村に三本足の雉が住み着き、農作物を荒らしたので、退治した話。
9.霊跡所領(村野神社):弘安2年(1279)、惟喬親王(844~897)霊跡所領の荘園に