ここでは、拝伏碑(八幡宮) について紹介します。

在所:枚方市津田2丁目

【ポイント】

①.在所から八幡宮を遥拝する場所。

②.昌津(マサヅ)の辻(道標2月堂付近)からこの場所に移した。

【関連写真】

 全景2013_04_22 金只​   燈籠道標2014_08_13 金只  

 八幡宮拝伏地の碑2013_04_22 金只  八幡宮拝伏地の表示2013_04_22 金只

【補足説明】

①.菅原生涯学習市民センター 田中史生氏資料より

 伏拝とは、信仰の対象を、在所から遥拝する所のことで、灯明を上げ、供物を供えて祈り、病や難事の解決を託したところで、「祈ることで治る」と固く信じられた信仰の場です。

 灯籠だけでなく、石碑や檀を設けることがあります。

 この自然灯篭は、石清水八幡宮の遥拝所として建立されたものを、昌津(まさづ)の辻からこの場所に移したものです。

 慶応4年正月2日にこの灯籠の下で遊んでいた子どもらが、京に上がる幕府軍の将兵に道を聞かれた話が伝わっています。