ここでは、方丈(一休寺) について紹介します。
在所:京田辺市一休寺内
【ポイント】
①.住職の接客や仏事を行うところ。
➁.慶安3年(1650)に加賀3代目藩主前田利常公の寄進で再建。
同公は、大阪夏の陣に向かう際当寺に立ち寄りその荒廃を嘆き再興に乗り出した。
③.方丈中心の内陣(昭堂)に一休禅師の木造を安置。
➃.襖絵は狩野探幽斎守信の49歳の時の筆によるものである。ショウショウ八景、林和靖、陶淵明が描かれている。
※ 現場のものは複製品で、本物は宝物殿に収蔵。
【関連写真】
本堂(法堂)・方丈への道へ2024_06_19 金只
方丈への入口2024_06_19 金只
0.庫裡全景2024_06_19 金只
0.方丈建屋入口2024_09_28 金只
庫裡内の案内所2024_06_19 金只
方丈南廊下2024_06_19 金只
控室室と輿2024_06_19 金只
仏事の間の仏具2024_06_19 金只
仏事の間の襖絵2024_06_19 金只
内陣の一休禅師木像2024_09_28 金只
画家狩野探幽斎守信による襖絵2024_06_19 金只
控えの間の襖絵2024_09_28 金只
【補足説明】
①.案内板(一休禅師御使用の輿)
81歳の時大徳寺住職となられた時もこの輿で京都紫野の大徳寺に通われたものです。
➁.案内板(一休禅師木造)
禅師88歳の時高弟墨済禅師に命じて彫刻せしめ頭髪やひげに自身のものを植えさせたものです。
※ 案内板には「重要文化財」とありますが、文化財データーベースには見当たりませんでした。
③.案内板(方丈)
慶安3年(1650)加賀藩主前田利常公の寄進により庫裡、鐘楼、浴室、東司、唐門と共に再建されたものです。
内部襖絵(複製)は江戸時代初期画家狩野探学信の筆よるもんpで京都府指定文化財です。
【参考情報】
ホームページ:酬恩庵一休寺