春日神社(野村) について紹介します。

在所:枚方市野村南町1-1

【ポイント】

①.元和3年(1617)に五社明神新造

②.寛永21年(1723)再興

③.正月というのにしめ縄もなく、神官も不在で子供達のサッカー場となっていた。

【関連写真】

  道路から見た全景2014_01_04 金只  神社入口2014_01_04 金只

  鳥居2014_01_04 金只  拝殿2014_01_04 金只

【補足説明】

①.インターネット情報・・・枚方の神社ー4より抜粋

 祭神--アメノコヤネ命

 由緒など何もなく詳細不明だが、津田史によれば

 元和3年(1617(江戸初期)に五社明神新造、寛永21年(1723)再興、社内も裏へ三間広く相成候。右の歴代棟札御座候に付写し置候もの成

と記した古い棟札の写しが残っているという。

 江戸初期に社殿を建て中期に建て替えたという記録らしいが、“五社明神”というのがわからない。

 今の祭神はアメノコヤネ一柱となっているが、春日社といえば4柱を祀るのが普通。浜松市にある五社神社ではフトタマ命・タケミカヅチ命・斎王命・アメノコヤネ命・ヒメ大神を祀っている。これらの神々と関係するのかもしれない。

 境内の一画に古い石積基壇があり、真ん中に樹木が茂っている。居あわせた古老に聞くと「古い社の跡と聞いている」とのこと。社殿造営以前の祭事場・磐境(イワサカ)の跡かもしれない。

※末社--山田神社--祭神:トヨウケヒメ命

 神域内・本殿左に鎮座しているが詳細不明。因みにトヨウケヒメとは伊勢外宮の祭神で穀神・食物神。

【参考情報】

大阪府神社庁第3支部:春日神社(野村)

インターネット:枚方の神社ー4・・・春日神社(野村)の項