ここでは、村野高札場 について紹介します。

在所 枚方市村野本町10-62先 
種別 市指定文化財 建造物
指定 平成8年4月1日
所有 枚方市

【ポイント】

①.地域住民に対する支配者の告知板・・・今の官報である。

②.石組みの上に1間四方の建物を作りその中に墨書きした木板を掲示した。

【関連写真】

 高札場登り口2013_03_12 金只​   高札場(正面)2013_03_12 金只​   
  高札(説明文)2013_03_12 金只​   高札(定)2013_03_12 金只2​   

  【補足説明】

①.文化財概要・・・インターネット(枚方市教育委員会)

 高札場(コウサツバ)は、現在の掲示板(ケイジバン)のようなもので、法令や禁令を墨書きした高札(コウサツ)を人目につきやすいように掲示する場所のことをいいます。古くは室町時代末期からあり、江戸時代には村の中心や街道の分岐点(ブンキテン)に設けられました。高札場は明治時代に廃止されたため、現在まで残っているものは極めて少ない貴重なもので、特に村野村高札場は枚方市内で唯一残っているものです。切石(キリイシ)の布積み(ヌノヅミ)の石垣の上に一間四方(イッケンシホウ)の建物が建てられ、建物は四本柱切妻(シホンバシラキリヅマ)で、屋根は瓦葺(カワラブキ)、背面は板張りとなっています。平成8年(1995)、市の有形文化財に指定されました。

【参考情報】

Localwiki:高札場跡・・・枚方宿