ここでは、東門の現状 について紹介します。
【ポイント】
①.入園口は、現在整備工事中
➁.左右の築地塀は再建完了
③.入って右に枚方八景(百済寺跡の松風)
【関連写真】
新設の公園入口2024_07_03 金只
入口標柱(特別史跡百済寺跡)と復元の築地塀2024_07_03 金只
案内板(枚方八景)2024_07_03 金只
北東部に残された緑陰2024_07_03 金只
エントランス広場の舗装工事2024_07_03 金只
公園整備工事看板2024_07_03 金只
【補足説明】
①.案内板(百済寺跡の松風)
中宮にある特別史跡百済寺跡は、8世紀後半百済王族の末裔である百済王氏(クダラノコニシキ)が難波からこの地に移り、一族の氏寺として寺跡と考えられ、昭和16年に国の史跡に指定され、昭和27年3月に特別史跡となりました。
整備前は、府下で大阪城とならぶ特別史跡でありながら、老松が天を覆い雑木が繁って立ち入る人もなく、熊笹のあいまに礎石が見られる荒廃ぶりでしたが、昭和40年から全国でも初めての史跡公園として、2年かけて市民憩いの広場に整備されました。
寺の遺構が修復された公園は、礎石などがよく残り、双塔式の美しい伽藍配置をうきたたせ、金堂にとりつく管廊跡には灌木が植えられ、四季折々の風情があり、尋ねる人に憩いを与えてくれます。
自然の老松や捕植された黒松・赤松が濃い緑の遺構をつつんでおり、松の梢をわたる風は訪れる人々に在りし日の七堂伽藍の面影を語りかける。
平成17年度から史跡再整備のための発掘調査が行われ、宮寺的施設を備えた格式高い寺であることがわかってきました。