ここでは、枚方八景(淀川の四季)について紹介します。

在所:枚方公園駅・枚方市駅・御殿山駅・牧野駅・樟葉駅の淀川左岸

【ポイント】

①.昭和59年10月制定

②.淀川の四季の風景が見所

【関連写真】

   案内板2015_04_28撮影 金只 夕日2013_09_22撮影 金只

【補足説明】

①.現地案内板より

 古来から淀川は「母なる川」として沿岸の歴史や文化を育んできました。悠久の流れと豊富な水量は、生物にとって恵みのすみかを提供し、淀川には数多くの動植物が棲みついています。

 まだ、人の手が入っていなかったころの淀川の美しさは、江戸時代に船でさかのぼったシーボルトが、「祖国マインの渓谷を思い出させる」と賞賛したほどでした。

 江戸時代には、三十石船などが伏見ー大阪間を頻繁に上下し、枚方は舟運中継の川港として大いににぎわいましたが、今では渡し舟さえ姿を消してしまいました。

 今は河川敷が公園として整備され、子供たちが遊ぶにぎやかな声が聞こえます。

 春にはカラシ菜が堤防を黄色に染め、夏には蒲(ガマ)の穂が立ち並びます。秋には曼珠沙華(マンジュシャゲ)がいろどり添え、冬には大小の水鳥が群れて飛びかい天王山と男山の間に遠く冠雪の比叡山が光り、四季折々に私たちの目を楽しませてくれます。

【参考情報】

枚方市ホームページ:淀川の四季

インターネット:嘉永6年(1853):安藤広重:画『六十余州名所図会 河内 枚方男山』