ここでは、楠葉中学校遺跡 について紹介します。

在所:楠葉丘二丁目12-1・・・楠葉中学校内

【ポイント】

①.遺跡情報・・・インターネット(枚方市教育委員会)

 ・遺跡の時代:奈良・平安中期

 ・遺跡の種類:集落跡

 ・遺構   :溝

 ・遺物   :土師器、瓦器、瓦質土器、瓦

 ・ジャンル :史跡(遺跡関係) 

【関連写真】

 鏡伝道沿いの案内板2015_04_29 金只   鏡伝道沿いの案内板2015_04_29 金只   

 

【補足説明

①.遺跡情報・・・インターネット(枚方市教育委員会)

 男山丘陵の西側斜面に広がる遺跡で、1973年度に市立楠葉中学校が建設されるときに発掘調査されました。

 溝からは土師器(はじき)の高杯(たかつき)なども出土し、奈良~平安時代の遺構であると考えられます。付近を平城京よ大宰府を結んだ奈良時代(8世紀)の山陽道が通過していたという説もあり、これと関係するかもしれません。

②.現地案内板より

 この遺跡は、1973年楠葉中学校建設に先立って発掘調査が実施され、奈良時代から平安時代にかけての高杯・土師皿など数多くの遺物が出土しました。

 遺物の内容から、交野天神社の祭祀に関係する遺跡と考えられます。

 この周辺には、継体天皇樟葉宮跡伝承地、西山廃寺(足立寺(ソクリュウジ)跡)和気(ワケ)神社、飛鳥時代に創建された四天王寺の瓦窯(ガヨウ)跡、鏡伝池(キョウデンイケ)などがあり、歴史的・文学的に重要な地域です。

                   2004年12月  枚方市教育委員会

【参考情報】

Wikipedia:枚方市立楠葉中学校