ここでは、浴室(一休寺) について紹介します。

在所:京田辺市一休寺内

【ポイント】

①.浴室は、重要文化財である。

 慶安3年(1650)に加賀藩主前田利常が新築したもの。

【関連写真】

 浴室2024_06_19 金只     

【補足説明】

①.現地案内板(浴室)

 桁行5間、梁間3間、切妻造、妻入、本瓦葺の建物。

 禅宗の七堂伽藍の一つであり。本尊は入浴時に悟りを開いた跋陀婆羅菩薩である。

 内部は蒸し風呂となっており、東司、禅堂、食堂などの3黙堂の一つとして静寂さを大切にする厳粛な修行の場である。

 この建物は大阪の冬の陣に薪村に布陣した加賀の前だ利常が慶安3年(1650)に寺観を整えた際に新築されたものである。