ここでは、清泰寺木造菩薩坐像2体 について紹介します。
在所 | |
種別 | 国重要文化財 有形文化財 彫刻 |
指定 | 平成28年8月17日 |
所有 | 清泰寺(京都国立博物館に寄託) |
【ポイント】
①.平安時代前期の9世紀前半から半ば頃の彫刻。
②.対象は伝文殊菩薩坐像と伝普賢菩薩坐像の2体。
③.仏像の大きさは、文殊菩薩坐像301cm、伝普賢菩薩坐像314cm
【関連写真】
枚方市ホームペジより
【補足説明】
①.枚方市ホームページより
像高は伝文殊菩薩坐像(写真右)30.1センチメートル、伝普賢菩薩坐像(写真左)31.4センチメートル。三尊像の脇侍として造られたとみられる一対の菩薩坐像で、平安時代前期の彫刻の特色が顕著にみられる優品です。平安時代前期の9世紀前半から半ば頃に製作されたとみられ、奈良国立博物館所蔵の国宝・薬師如来像に通じる作風から、同系の仏師の手になる作品と推定されます。
平成28年8月17日、重要文化財に指定。現在は、京都国立博物館に寄託されています。