ここでは、興聖寺(コウショウジ) について紹介します。
【ポイント】
①.天福元年(1233)、宗洞宗の開祖の道元が建仁寺から移り住んだ道場に始まる。
創建時は伏見深草にあったが延暦寺と対立して衰退。
慶安元年(1648)に淀城主 永井尚政が菩提寺として再興。
後水尾天皇や東福門院の支援を受け禅道場として栄えた。
現在の寺域はかっての宇治七名園の朝日茶園の跡地。
②.本堂は、伏見城の遺構を移築したもの。
③.本尊釈迦如来像は摂津国に安置されていたもので、道元本人の彫刻とも伝わる。
④.祠堂の手習観音は、「宇治十帖」に登場する手習の社にあったものと伝わる。
⑤.参道は「琴坂」と呼ばれ、新緑やモミジの名所である。
⑥.毎月第一、第三日曜の9時から予約不要の坐禅会を実施。参加費も無料。
【関連写真】
【補足説明】
【参考情報】
インターネット:京都のいろは(興聖寺)