ここでは、薪神社 について紹介します。
在所:薪里ノ内1
【ポイント】
①.沿革
・前身は、星の天神社、住吉社、武氏社で棟札から大成年間(1573~1592)頃の再興とされ、それ以前からの存在と考えられる。
・明治40年(1907)、此の地に祀られていた天神社と八幡社が合祀され、それぞれの祭神天津彦根と応神天皇をお祀りすることになった。
・現在の本殿は一間社流造に銅板葺きの屋根である。
➁.撫で牛
薪大神に手を合わせて名前、住所、願い事を伝えた後、撫で牛の頭をさすり、その手で自分の体の悪いところにふれると不調がなおると伝わる。
③.その他
・影向石;境内に甘南備山頂にあったであろう石で、月読神が影向したと伝わる石。大住の月読神社の元社であったか?
・標石(能楽発祥の地):「能楽は薪能(金春流)に始まり、次に室生能観世能は大住に、金剛能は大和に発祥した」とある。
・境内の一部は、整備され、西薪公園となり、神社背面の林は保存林として憩いの時が過ごせる。
【関連写真】
【参考情報】
インターネット:薪神社