ここでは、薪神社 について紹介します。

在所:薪里ノ内1

【ポイント】

①.沿革

 ・前身は、星の天神社、住吉社、武氏社で棟札から大成年間(1573~1592)頃の再興とされ、それ以前からの存在と考えられる。

 ・明治40年(1907)、此の地に祀られていた天神社と八幡社が合祀され、それぞれの祭神天津彦根と応神天皇をお祀りすることになった。

 ・現在の本殿は一間社流造に銅板葺きの屋根である。

➁.撫で牛

 薪大神に手を合わせて名前、住所、願い事を伝えた後、撫で牛の頭をさすり、その手で自分の体の悪いところにふれると不調がなおると伝わる。

③.その他

 ・影向石;境内に甘南備山頂にあったであろう石で、月読神が影向したと伝わる石。大住の月読神社の元社であったか?

 ・標石(能楽発祥の地):「能楽は薪能(金春流)に始まり、次に室生能観世能は大住に、金剛能は大和に発祥した」とある。

 ・境内の一部は、整備され、西薪公園となり、神社背面の林は保存林として憩いの時が過ごせる。

【関連写真】

 薪神社入口2024_09_19 金只   薪神社鳥居2024_09_19 金只   

 薪神社拝殿2024_09_19 金只   薪神社本殿2024_09_19 金只   

 お撫で牛2024_09_19 金只   明治神宮遥拝所2024_09_19 金只   

 猿田彦神社2024_09_19 金只   金毘羅神社2024_09_19 金只   

 標石(能楽発祥の碑)2024_09_19 金只   標石(薪能の由緒)2024_09_19 金只   

 西薪公園2024_09_19 金只   神社裏の森2024_09_19 金只   

 

【参考情報】

インターネット:薪神社