ここでは、道標(柳谷渡し跡) について紹介します。
【ポイント】
①.西国街道の水瀬への渡し場
②.谷崎潤一郎の『蘆刈』のイントロに出てくる渡し場
③.古代から山崎の渡し/きつね渡し/広瀬の渡しの3カ所あった最後に残ったのがここの渡し場。
【関連写真】
【補足説明】
・道標(柳谷わたし)の表示
「柳谷わたし」「山ざき あた古わたし場」「大坂下り舟のり場」「明治二年建立」とある。
「治」が読みにくいが「己巳」の年なので明和ではなく明治で間違いない。
・大谷川からの眺め
妓楼の裏側が上流・下流に見え、大正小説の世界に引き込まれそうな風景である。
【参考情報】
インターネット:谷崎潤一郎の蘆刈のあらすじを
インターネット:山崎の渡し/きつね渡し/広瀬の渡し