ここでは、道標(高槻城入口;枚方街道) について紹介します。
在所:八幡町11-10
【ポイント】
①.明治22年以後に建立。
②.枚方街道の高槻側始点
③.道標の示す方向
北方向;当時の国道3号線(西国街道)
東方向;枚方方面
西方向;芥川方面
【関連写真】
街道筋の辻地蔵2016_10_24 金只
道標(高槻城入口;枚方街道)2016_10_24 金只
案内板2021_10_28金只
地蔵堂建て替え中2021_10_28金只
【補足説明】
①.現地案内板より
大阪府が各地に建てた道標の一つで、正面左の枚方方面の地名に命じ22年(1889)の合併で成立した「大冠(村)」の名があることから、それ以降の設置とわかります。
枚方と西国街道の芥川を結ぶ道は、明治時代に『枚方街道』と呼ばれ、ここは枚方街道と富田・大阪方面の分岐にあたります。
正面右の芥川方面に刻まれた『停車場』は、東海道線高槻停車場(現JR高槻駅)を指します。その下の「国道3号」は、当時は東京・日本橋ー神戸港の道ですが、ここでは特に西国海津を指しています。
平成31年3月 高槻市教育委員会