ここでは、遺構(合同樋門) について紹介します。
在所:桜町4・・・ 水と歴史のふれあい広場内
【ポイント】
①.淀川用水樋普通水利組合が昭和5年春、淀川左岸に点在していた8つの樋管を統合して完成。
北河内一帯を洪水から守り、かつ利水をはかるため
②.枚方市は、平成8年この農業用水路を出口雨水幹線として整備し、樋門使用停止。
寝屋川市境まで2.8km
【関連写真】
合同碑門2012_04_09 金只
説明板2012_04_09 金只
【補足説明】
①.合同樋門説明板より・・・水と歴史のふれあい広場の樋門前にあり
合同樋門は、北河内一帯を洪水から守り、かつ利水をはかるため淀川用水樋普通推理組合が淀川左岸に点在していた8つの樋管を統合して、昭和5年春に大規模な工事により完成させたものです。
ここから淀川の恵みを取り入れ、大阪市の毛馬閘門(けまこうもん)まで約16kmの用水運河をとおして、この地域約5,000ヘクタールの田畑に、潤いと実りをもたらしていました。その後、淀川改修による河床の低下
のため取水が困難になり、その役割を木屋ポンプ場に譲りました。