ここでは、鍵屋について紹介します。

在所 枚方市堤町10番27号
種別 市指定文化財 記念物 史跡
指定 平成10年(1998)4月1日
所有 枚方市

【ポイント】
①.船宿兼旅籠として天正年間・信長・秀吉の時代にわたって営業。

  創業当時は、文禄堤は無く、三矢or蔵谷あった?

  淀川30石船唄に「鍵屋浦には 碇はいらぬ 三味や太鼓で 船止める」と謡われ、淀川筋ではよく知られた名所。

②.主屋は、文化8年(1811)の建築。・・・枚方市の解体修理で棟札発見

③.別棟2階建は、料亭として昭和3年(1928)建築

  平成9年(1997)までは枚方きっての料亭として利用された。

④.平成10年((1998)に表屋建物・別棟2階建建物・敷地を枚方市の指定文化財に指定。

⑤.平成17年より枚方市資料館として再利用開始。

⑥.正面の建物が資料館となっていて内部に入ると学芸員が説明します。

⑦.左側の建物は主屋で当時の船宿を解体修復したもので入場は無料です。

⑧.営業内容

 電話  :072-843-5128・・・学芸員の説明不要の場合は電話不要。

 営業時間:9;30~17;00

 休館日 :毎週火曜日

 入場料 :大人200円、小中学生100円

【関連写真】

 鍵屋資料館の外観2015_03_04 金只​   資料館正面入口)2012_07_08 金只​   

 鍵屋のイメージ模型   中井吟香の枚方宿の図切出し2013_02_24 金只   

 入って右側の説明板2016_10_09 金只   資料館の裏側2016_06_09 金只   

 船乗り場2012_07_08 金只​   水と歴史のふれあい広場展示のくらわんか船2013_01_23 金只     

【補足説明】
①.入口案内板より
 鍵屋は天正年間(1573年~1592年)創業と伝えられ、江戸時代に大阪伏見間を就航する客船「30石船」の船宿として栄えました。
 現在の鍵屋主屋は、19世紀初頭の建築とされ、枚方宿で街道と淀川が最も接近する堤町にあります。表玄関を街道に開き、裏口は淀川に接しており、船の乗降に最適な構造となっていました。
 鍵屋主屋は枚方宿の面影を留める貴重な建物として、屋敷地は枚方宿と淀川との密接な関わりを示す史跡として枚方市指定文化財に指定されました。
                                                         2001年3月枚方市教育委員会

②.鍵屋主屋は、平成9年に市指定文化財建造物に指定される。

【参考情報】

鍵屋資料館ホームページ:鍵屋資料館 

Localwiki:くらわんか舟発祥地の碑